ヤマトが荷物管理する宅配トランクルームサービス「宅トラ」とは?徹底解説!
一般的なトランクルームとは違い、自分で荷物を出し入れする必要がない「宅トラ」は今注目されているサービスです。今回は、クロネコヤマトが荷物管理する宅配トランクルームサービスの特徴やメリット・デメリットを徹底解説していくので、興味のある方はどうぞご覧ください。
宅トラの特徴
「宅トラ」とは、クロネコヤマトが荷物管理する宅配トランクルームで、インターネットで指示するだけで預けた荷物を配送してくれる便利なサービスです。
ダンボール箱1つからベットやソファといった大型家具まで保管可能です。また、ゴルフ用品をゴルフ場に直接配送、ゴルフ場から倉庫へ預け入れが可能な「外出先お届けサービス」や「梱包サービス」なども行っており、自身での運搬が困難な方や家の中をすっきりさせたいという方・書類や備品を預けておきたいという企業の間で、注目を集めています。
荷物を預ける際に倉庫の見学はできませんが、公式サイト内には「料金シュミレーション」が用意されているので、ある程度の予測が可能となっています。
クロネコヤマトが荷物管理するトランクルーム
このサービスは、株式会社クオリティライフ・コンシェルジュという会社が運営していますが、荷物の保管や管理・運搬までの業務すべてはクロネコヤマトが行っています。
一部離島を除き、47都道府県の全国各地に対応しているのも、魅力のひとつです。今回は、宅トラで失敗しないための情報を詳しくご紹介していくので、興味のある方はぜひ参考にしてください。
大型荷物も対応可能
ダンボール1箱から衣装ケース・家電製品からベッドなどの大型家具まで、さまざまな荷物に対応しています。現金や宝石・精密機器・楽器類・動物・一梱包が30万円を超える物品・1BOXあたりが60万を超える物品など1部預けられないものもありますが、家に置いてあるほとんどのものを預けることが可能です。
ウェブ上で荷物の出し入れと管理が可能
宅トラではお申し込みはもちろん、さまざまな手続きがインターネット上で簡単に指示できます。預けた荷物は写真で管理されており、WEB上で確認ができるので、何を預けたか分からなくなることもありません。
三辺合計が160cm以内のものは、営業日の午前中に発送の指示をすると、当日に配達してもらえます。また、引き取り日やお届けに変更がある場合は、営業日の2日前までであれば、電話で変更が可能です。
電話での受け付けは9:00~17:00まで、インターネットでは24時間受け付け可能ですが、土曜日・日曜日・祝日・夏季休暇や年末年始など、休業日があるので注意してください。
宅トラの利用にかかる費用
ここからは、費用についてチェックしていきます。初回は、引き取料と利用初月の日割りの保管料に加え、2ヶ月分の保管料が請求されます。引き取料は、プランにより異なるのできちんと確認しておきましょう。
宅トラのプランは3種類
宅トラには、段ボール箱で預ける「ちびトラプラン」キャリーボックスで預ける「ボックスプラン」その他ベッドやソファなどの家具や家電を預ける「大型荷物」の3種類のプランがあります。ここからは、3種類のプランの料金を詳しく解説していきます。
ちびトラプランの料金
「ちびトラ」プランは、小物類や少量の荷物を預けたい方に適したプランです。高さ40cm✕横幅60cm✕奥行き40cmのサイズの段ボール箱に収まり、総重量が20kg以内であれば何点でもアイテムを入れることが可能です。
このプランは、預ける段ボールの数によって2つに分かれます。段ボール3つまでが「ちびトラ3」で段ボール5つまでが「ちびトラ5」です。
プラン | ちびトラ3 | ちびトラ5 |
---|---|---|
月額保管料 | 1,480(税抜) | 1,980円(税抜) |
段ボール大 | 900円(1箱300円✕3箱) | 1,500円(1箱✕5箱) |
初回引取料 | 4,500円(税抜) | 7,500円(税抜) |
倉庫からの配送料 (関東全域・山梨にて利用の場合) |
1,500円(税抜)/個 | 1,500円(税抜)/個 |
倉庫への配送料 (関東全域・山梨にて利用の場合) |
1,500円(税抜)/個 | 1,500円(税抜)/個 |
ボックスタイプの料金
段ボールでは足りないという方におすすめなのが「ボックスプラン」です。こちらのプランは指定のカーゴで荷物を保管します。カーゴは「ミニボックス」と「レギュラーボックス」の2種類に分かれているので、預ける量に応じて自分にあったサイズを選んでください。
ボックスタイプの初回引取料や配送料は、お住まいの地域によって異なります。今回は、東京都から引取りした場合の料金をご紹介しています。
カーゴ種類 | ミニボックス | レギュラーボックス |
---|---|---|
月額保管料 | 4,980円(税抜) | 6,000円(税抜) |
初回引取料 | 19,000円(税抜) | 22,000円(税抜) |
荷物の3辺の合計の長さ | 預けた荷物の配送料金(税込) |
---|---|
60cmまで | 1,818円 |
80cmまで | 2,037円 |
100cmまで | 2,297円 |
120cmまで | 2,516円 |
140cmまで | 2,781円 |
160cmまで | 3,000円 |
200cmまで | 6,946円 |
250cmまで | 10,591円 |
300cmまで | 14,510円 |
350cmまで | 20,629円 |
全量(ミニ) | 20,900円 |
全量(レギュラー) | 24,200円 |
新たに荷物を追加する場合は、通常のヤマトの配送料金と同じになります。
大型荷物の料金
ベッドやソファなどカーゴに収まらないものは、大型荷物に分類されます。こちらのタイプもお住まいの地域によって初回引取料や配送料が異なるので、今回は東京都から引取りした場合の料金をご紹介します。
荷物の3辺の合計の長さ (税抜) |
月額保管料 (税抜) |
初回引取料 (税抜) |
預けた荷物の配送料金 (税込) |
---|---|---|---|
250cmまで | 2,250円 | 6,850円 | 10,591円 |
300cmまで | 3,600円 | 9,950円 | 14,510円 |
350cmまで | 5,850円 | 20,629円 | 20,629円 |
400cmまで | 8,550円 | 21,250円 | 27,449円 |
450cmまで | 12,300円 | 27,450円 | 34,269円 |
宅トラのメリット
宅トラを利用する際にかかる費用ついてご紹介したあとは、メリットについてチェックしていていきます。
簡単に収納できる
メリットの1つ目にあげられるのは「簡単に収納ができる」ところです。一般的なトランクルームとは違い、荷物の保管や管理・運搬までの作業を自分で行う必要がないため、手間がかかりません。
荷物の管理や出し入れの指示は、インターネット上で24時間いつでも簡単に操作できます。
手厚い保証がついている
メリットの2つ目にあげられるのは「手厚い保証がついている」ところです。万が一預けている荷物が破損した場合にも、一梱包あたり上限300,000円または1BOXあたり600,000円までの補償サービスついています。
安心の管理体制
メリットの3つ目にあげられるのは「安心の管理体制」です。茨城県古河市にある倉庫内は、24時間365日温度は20~25℃・湿度は55~65%としっかりと空調管理がされているのでとても安心です。
宅トラのデメリット
手厚い保証や安心の管理体制などメリットについてチェックしたあとは、デメリットについてもチェックしておきましょう。
短期間利用ができない
デメリットの1つ目にあげられるのは「短期利用ができない」ところです。利用期間が最低6ヶ月と定められいるため、半年以上の中期から数年と長い期間、荷物の出し入れをしないという方にはおすすめですが、頻繁に出し入れしたい方には適していません。
6か月以内に解約した場合には、初回引取料・6か月分の保管料・全量出庫料の合計が発生するので注意してください。
6ヶ月目以降、利用をやめたい場合はWEBで連絡をし、すべての荷物が出された時点で解約となります。連絡がない場合は、1ヶ月単位での自動更新となりますが、更新料はかかりません。
クレジットカードでの支払いのみ
デメリットの1つ目にあげられるのは「クレジットカードでの支払いしかできない」ところです。今の時代、「クレジットカードを持っていない」という方は少ないかもしれませんが、利用するにはクレジットカードが必要になることを覚えておきましょう。
VISAやJCB・MasterCard・merican Express・Diners Clubなどが利用できます。また、請求されるタイミングは、カード会社によってことなるのでご利用のカード会社に確認してください。
宅トラの評判
ここまでは、メリットやデメリットについて解説してきました。続いては、良い口コミや悪い口コミなど宅トラの評判をチェックしていきます。
良い口コミ
宅トラだとWebと写真で管理ができるから、そこが良いですね。引用:みん評
クルマ無しで使えるところが好きです。それから車があっても、なんでも積み込めるとは限らないですよね。引用:みん評
車を持っていない方だけでなく、持っている方からも便利との声がありました。また、預けた荷物をWEBで写真管理できるところも便利と好評です。
悪い口コミ
どんなに小さな荷物でも自分で取りに行けないのには閉口した。引用:レンタマン
値段が高い!!引用:レンタマン
大きな荷物も運んでくれるのが利点ですが、自分では荷物を取りに行けないところが不便との声が聞かれました。また、一般のトランクルームと比べて高いと感じる方もいるようです。
宅トラを上手に活用して家の中を整理しよう!
ここでは今話題のサービス、宅トラの特徴や利用にかかる費用、メリット・デメリットについて詳しく解説しました。
宅トラは、長期的に荷物を預けるの適したトランクルームで、車を持っていない方や自分で管理をするのが面倒という方に支持されています。
家の中がなかなか片付かないという方は、このサービスを上手に利用してきれいに整理してみてはいかかでしょうか?
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。