学習机の処分方法とは?正しい処分方法を詳しく紹介!
子どもが就学すると学習机を購入する家庭が多いと思いますが、子どもが成長した後にどうやってその学習机を処分しようかと悩むこともあります。そこで今回は、学習机が処分しにくい理由と、正しい処分方法などについて詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい。
学習机が処分しにくい理由とは
使わなくなった大型家具はリサイクル業者に引き取ってもらうことも可能ですが、学習机の場合、それは難しいかもしれません。通常、家具はよほど過酷な環境で使わない限り多く傷むこともなく、キズや汚れも少ないはずです。
しかし子どもが使った学習机は、キズや汚れがひどいことも多く、自宅でどれだけきれいにしてもなかなかもとの状態には戻りません。長年使ったことにより経年劣化で学習机の表面や脚、引き出しなどの状態が悪くなっていることもあるでしょう。
リサイクル業者に持って行っても値段を付けてもらえない、もしくは引き取ってすらもらえないというケースがほとんどです。これから学習机の購入を検討しており、将来的にリサイクル業者に引き取ってもらうこと望んでいるのであれば、机の表面にカバーをするなど対策をとりながら使わなければなりません。
もしくは2つ離して並べたカラーボックスの上に天板を一枚、橋のようにして乗せ、学習机代わりにすれば、後に処分する時も簡単です。今から学習机を買うのであれば、後のことを考えて対策を立ててみましょう。
学習机を処分するタイミングは?
学習机を処分するタイミングは、机のサイズにもよります。大人になっても使えるようなサイズであれば、子どもが大学生になっても愛用できるかもしれません。しかし一般的な子ども用の学習机の場合、高校生ぐらいになると高さが合わなくなり使いづらいと感じることでしょう。
子どもが進学した時や一人暮らしを始めた時、家のリフォームや引っ越しをした時など、学習机の処分について検討する方が多いです。学習机を使っていたお子様が成長し、家を出た後に思い出の品だからといって取っておくのではなく、潔く処分した方が部屋を無駄なくすっきりと使えます。学習机の思い出は写真にしてデータで保存するのも一案です。
学習机の処分方法や捨て方7選
学習机を処分したいと思っても、大きな家具だけにどうやって処分したらよいのか悩む方も少なくないはずです。ここでは学習机の処分方法やその捨て方7選についてご紹介します。処分する時の参考にしてみて下さい。
学習机の処分方法①解体して燃えるゴミとして出す
学習机が木材でできているのであれば、解体し、燃えるごみとして出すのも名案です。ただ、大掛かりな解体作業が必要になるので、DIYが苦手な方には大変な作業になることでしょう。さらに燃えるごみとして出せるもののサイズが、各自治体によって決められています。
一般的には45㎝四方以内に収まる物であれば燃えるごみとしてゴミ袋に入れて出せますが、それ以上になると粗大ごみ扱いとなります。引き出しなどのパーツはこの燃えるごみとして出せても、大きな天板はそのままの状態で燃えるゴミとして出すのは難しいでしょう。
のこぎりでいくつかに分解すのるか、粗大ごみとして出すか、よく検討しましょう。まずはお住まいの地区の自治体のサイトなどをチェックして、どの大きさまで燃えるごみとして出せるのか確認しておくと安心です。
学習机の処分方法②粗大ゴミとして出す
学習机を分解するのが大変、もしくは分解できないようなつくりになっている場合は、そのまま粗大ごみとして出した方が無難です。費用は1000~2000円程度かかってしまいますが、一番簡単に処分できる方法かもしれません。
クリーンセンターへ自分で持ち込むと、費用が安く抑えられる可能性もあります。粗大ごみとして出す費用については、やはりお住まいの地区の自治体でよく確認するようにしましょう。
学習机の処分方法③不用品回収業者に引き取ってもらう
不用品回収業者に引き取ってもらうのも名案です。特に子どもが独立して、子ども部屋にある本棚やほかの大型家具も処分したいという場合には、一括で処分できるので便利です。自分で運搬する必要がなく、自宅まで取りに来てくれるので、女性でも安心です。
業者によってはパック料金などを設定していることもあるので、ネットで調べてみましょう。24時間受け付けている業者であれば、思い立った時にすぐに処分できるので便利です。業者によってはLINEやメールなどで見積もり、問い合わせが可能なので気になる業者があったら相談してみましょう。
学習机の処分方法④業者に買い取ってもらう
学習机の状態が良いようであれば、リサイクル業者に買い取ってもらいましょう。買った時の価格と比べるとショックを受けるかもしれませんが、有料で粗大ごみや不用品回収業者に出すよりはましです。
また、値段はつかなくても状態がよければそのまま無料で引き取ってくれるケースもあります。リサイクル業者に持っていく時は、新生活が始まる前の時期に持っていくと買い取ってもらえる可能性が高くなります。また、突然現物を持って行ってもリサイクル業者によっては学習机を取り扱っていないこともあるので、無駄足になりかねません。
事前に電話で学習机の買取を行っているかどうか確認すると安心です。業者に持っていく前に学習机はきれいに汚れなどを拭きとって掃除しておきましょう。査定額が上がるかもしれません。
学習机の処分方法⑤知り合いにあげる
子どもが長く愛用した机を捨てるのは抵抗があるけれど、そのまま置いておくのは邪魔といった場合には知り合いにあげるという手もあります。知り合いがその後大切に使ってくれると思えば、罪悪感も少なくて済みます。
もし身の周りに学習机を使うような年齢の子どもがいないのであれば、地域の掲示板に「無料で差し上げます」という張り紙をしてみるのもよいでしょう。いつもいくドラッグストアやスーパーの壁などに地域住民が交流できるお知らせ掲示板があることが多いので、探してみて下さい。
もしくはネットの掲示板などで地域住民同士、不要品の無料受け渡しができるサイトもあります。チェックしてみるのも一案です。
学習机の処分方法⑥オークションで売却する
ネットオークションをしたことがあるのであれば、学習机をオークションで売却するのも一つの手段です。最初の値段設定が高すぎると、オークションの値段が付きにくくなるので注意しましょう。低価格でも、ほかの子どもが大切に使ってくれるのであれば学習机が無駄になりません。
相手にどのような方法で運送するのか、もしくは直接引き渡すのか、考えておきましょう。その際の運送費はどちらが買い手と売り手のどちらがもつのかについても最初にはっきりさせておく必要があります。また、最悪の場合売れ残ってしまうこともあるので要注意です。
学習机の処分方法⑦買い替え時の引き取りサービス
子どもの成長と共に学習机のサイズが小さくなり、買い替えを検討することもあるでしょう。買い替える時に新しい机を購入する店で古いものを引き取るサービスを実施していることがあります。店によって条件は違いますが、3000円程度で引き取ってくれるケースが多いようです。
新しい学習机を買う時に店にそういったサービスがないか確認してみて下さい。新しい学習机の搬入時に古いものを引き取ってもらえたら一石二鳥です。
学習机を処分する際の業者の選び方
学習机を処分する際は、きちんと業者についても事前に調べましょう。ここではどんなポイントに気を付けて業者を選んだらよいのかについてお話しします。
選び方①料金
まずはっきりと料金プランを提示している業者であれば安心してお願いできるでしょう。サイトを見ると、引き取るものの種類や大きさなどによる料金表が載っているのでチェックしてみてください。業者スタッフの顔写真などがのっていると、さらに安心度が高まります。
昔からある老舗業者や新しく立ち上がったばかりの業者の場合、料金プランがはっきりと書かれていないということもあります。この場合は電話で相談してみるのも一案です。電話できちんと説明してくれるようであれば信用できます。
選び方②口コミ
どの業者にしようか悩んだら、実際に利用した方々の口コミを参考にしてみるのも一案です。不用品回収業者の口コミ専用サイトなどもあるので、探してチェックしてみましょう。悪徳業者と関わらないよう、できるだけ評判や口コミはまめにチェックすることをお勧めします。
気になっている業者の口コミが見つからない場合は、ネット上のフォーラムなどで質問してみるのもよいでしょう。もしかすると実際に利用した人がコメントをくれるかもしれません。近所の人におすすめの業者がないか直接聞いてみるのも一案です。
不要になった学習机を賢く処分しよう
今回は、不要になった学習机を賢く処分する方法についてお話ししましたがいかがでしたか。子どもの進学や独立を機に、古い学習机を何とかしたいと思うこともあるでしょう。今回の記事を参考にして、上手に処分してみて下さい。使わない学習机を処分することにより、生活空間にゆとりができ、より心地よい暮らしを目指すことができるはずです。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。