ぬいぐるみを洗濯してふわふわ清潔に!準備から正しい洗い方までご紹介!
小さいお子様に限らずお気に入りのぬいぐるみがあるという方も多いのではないでしょうか。しかし、さまざまな観点からぬいぐるみをマメに洗濯している方は意外と少ないようです。今回は、ぬいぐるみを洗濯してふわふわ清潔に保つ方法をご紹介していくのでぜひ参考にしてください。
目次
ぬいぐるみの汚れはアレルギーの原因になるので要注意!
ぬいぐるみとは、動物や人気のキャラクターなどに似せて成型したのもで、片手に収まる小さいサイズから抱きつくことができる大きなサイズまでさまざまな種類があります。触り心地良く見た目も可愛らしいものが多いことから、癒し効果があるとされ老若男女問わず多くの方に愛されています。
しかし、型崩れが心配などさまざまな観点からマメに洗濯している方は意外と少ないのが現状です。見た目はきれいに見えていても長年使用していると、汚れだけでなくアレルギーの原因となるダニやノミ、その死骸や糞などが付着していることがあります。
人間のフケや垢、食べかすなどをえさに成長するダニやノミとってぬいぐるみは生息しやすい環境が整っています。特に小さいお子様が使用している場合は口に入れてしまうこともあるため注意が必要です。
この記事では、お気に入りのぬいぐるみを清潔に保つための洗濯方法をご紹介するとともにふわふわに仕上げるコツや上手な干し方をご紹介しています。また、おすすめの洗剤や柔軟剤をご紹介していくのでどうぞご覧ください。
ぬいぐるみを洗濯する前に確認すること
お気に入りのぬいぐるみはできるだけ清潔に保ちたいものです。しかし、洗濯をするにはいくつかの注意点があります。まずは、ぬいぐるみを洗濯する前に確認すべきことをみていきましょう。
洗濯できるぬいぐるみか確認する
ぬいぐるみを洗濯する前に、それが洗濯できるものかをチェックします。素材によって「自宅で洗濯できるもの」や「クリーニングに出した方が良いもの」など違ってくるので、タグを見て必ず確認してください。
洗濯できないぬいぐるみ
ぬいぐるみの中には「洗濯ができないもの」がいくつかあります。中に機械が入っているものや電池を使っているもの・パーツに接着剤が使用されているものがそれにあたります。また、抱きつけるくらい大きなサイズのものも自分で洗濯するのが困難だと言われています。
洗濯の表示がない場合の判断
では洗濯の表示がない場合には、どのように判断すれば良いのでしょうか。ここでは、洗濯表示がない時の判断基準をご紹介していきます。まずは大きさです。先程もご紹介したように大きなサイズのものは洗濯するのが困難です。5号サイズ(10L)のバケツに収まらない大きさのものは自宅での洗濯は諦めたほうが良さそうです。
次にアンティークのものや素材にレザー・リアルファーが使われていたり、パーツに接着剤やポリウレタンが使われたりしているものも自宅での洗濯には適していません。
また、色落ちしやすい素材も洗濯には不向きです。色落ちが心配な場合は濡らした白い布を使ってこすったり軽く押しつけたりして色落ちの程度を確認してみましょう。白い布に色が移るようなら、洗濯は避けた方が無難です。洗濯表示がない場合には、色落ち具合や素材・大きさなどをよく確認してから洗濯するようにしてください。
ぬいぐるみを洗濯する方法【洗濯機】
洗濯機では洗えないイメージのあるぬいぐるみですが、素材よっては洗うことができます。ここからは、洗濯機でぬいぐるみを洗濯する方法を解説していきます。
- 最初に洗濯が可能なものかを確認します。
- リボンや洋服など外せるパーツがあれば外しておきます。
- ブラシなどを使ってホコリを落とします。
- できるだけぬいぐるみのサイズにあった洗濯ネットを用意し、そこに入れてから洗濯をします。
- 洗濯モードは「手洗いコース」「ドライコース」「おしゃれ着コース」などから選びます。
- ぬいぐるみをタオルで包み洗濯ネットに入れてから脱水をします。脱水時間は「30秒」程で終了させてください。脱水時間が多くなると型崩れや傷みの原因となります。
ぬいぐるみを洗濯する方法【手洗い】
刺激の強い洗濯機では洗えないものでも手洗いなら洗える場合があります。ここでは、手洗いで洗濯する方法を解説していくので一緒にみていきましょう。
手洗い①準備するもの・洗い方
タオル2枚(脱水用の大きめサイズと色落ち確認のための小さめサイズ)・洗剤(おしゃれ着用の中性洗剤か無添加洗剤がおすすめです)・洗面器や桶などの容器・ブラシを準備します。
- リボンや洋服など外せるパーツを外します。
- 小さいタオルを水で濡らし、色の濃い部分に軽く叩きつけ色落ちがないかを確認してください。
- 色落ちしないことが確認できたら、洗面器や洗い桶などの容器またはシンクに水かぬるま湯を張り、中性洗剤を入れてよく混ぜます。
- そこにぬいぐるみを入れたら、軽く押し洗いをします。強くこすってしまうと傷みや型崩れの原因となるので強くこすらないようにしてください。
- 汚れが落ちたら、水を取り替ながら泡がなくなるまで数回すすぎます。すすぐときも強くこすらないように注意してください。シンクなど使っている場合はシャワーを使い洗い流しても良いでしょう。
- すすぎ終わったら、軽く絞って水気をとります。その後バスタオルに包んでからネットに入れ、30秒程脱水すれば終了です。
手洗い②部分洗い
全体に汚れているわけではなく部分的に汚れてしまった場合には、部分洗いをするのがおすすめです。部分的に汚れてしまった時のために部分洗いの仕方を解説していきます。
- コップや洗面器などの容器を用意し、ぬるま湯を入れ中性洗剤を溶かします。
- スポンジに洗剤を染み込ませ、汚れている部分に優しく叩きつけます。ハブラシを使って優しく擦っても汚れを落とすことができます。
- 汚れが落とせたら、濡らしたタオルで洗剤が残らないようにしっかり拭き取ってください。洗剤が残っているとシミの原因となります。
ぬいぐるみを洗濯してふわふわに仕上げるコツ
「お気に入りのぬいぐるみを洗濯したら、手触りが変わってしまった。」ということにならないために、ぬいぐるみを洗濯してふわふわに仕上げるコツを解説していきましょう。
- ぬいぐるみが浸かるくらいの容器を準備します。
- 容器にぬるま湯を入れ、柔軟剤をとかします。
- 柔軟剤を溶かした容器に20分~30分程漬けておくと、柔軟剤が繊維をなめらかにしてくれます。
- その後タオルに包んでからネットに入れて、30秒ほど脱水にかけます。脱水のかけ過ぎには注意してください。
- 脱水後、風通しの良い場所に干せば完了です。
洗い上がったぬいぐるみの乾かし方
洗濯したぬいぐるみは沢山の水分を含み想像以上に重たくなっています。干し方を間違えてしまうと型崩れや傷みの原因となるので正しく干せるように、洗い上がったぬいぐるみの正しい乾かし方を解説していきます。
- 脱水が終わったら、まずはブラッシングをします。毛並みと逆方向にブラッシングすることで、毛が立ちふわふわに仕上げることができます。
- ブラッシングが済んだら、直射日光の当たらない風通しの良い場所に干すようにします。ぬいぐるみが完全に乾くには長い時間がかかります。直射日光に長時間当てていると色あせを起こす可能性があるので注意してください。
- 乾かすときは平干しするのが鉄則です。セーターなどを干す専用ネットを利用しても良いですが、ネットに入れたままつまんで干すこともできます。また、物干しハンガーの上などを使っても良いでしょう。
ぬいぐるみ洗濯におすすめの洗剤・柔軟剤
ぬいぐるみを洗濯する方法やふわふわに仕上げるコツと乾かし方について解説した後は、洗濯におすすめの洗剤・柔軟剤をチェックしていきましょう。
おすすめ①arau. アラウベビー
おすすめの洗剤・柔軟剤1つ目にご紹介するのは「arau. アラウベビー」です。無添加で天然ハーブを使用した柔軟剤で、ふんわり感を保ちながら、なめらかさと吸水性をアップしてくれます。また、長期保管による黄ばみや変色・臭いを防いでくれるのもポイントです。
arau. アラウベビーには洗濯せっけんもあり一緒に使うとさらに効果的ですが、このせっけんは弱アルカリ性で作られているため水洗いできないものやアルカリに弱い素材には使えないので注意してください。
おすすめ②ボールド 液体洗剤 柔軟剤入り
おすすめの洗剤・柔軟剤2つ目にご紹介するのは「ボールド 液体洗剤 柔軟剤入り」です。柔軟剤入りの洗濯洗剤なので、繊維の奥から汚れを落としてくれるほか、ふんわり仕上げてくれるのが魅力です。柔軟剤と合わせて使えばさらに柔らかく仕上がるほか、香りの効果もアップします。
おすすめ③アクロン おしゃれぎ用洗剤 ナチュラルソープの香り
おすすめの洗剤・柔軟剤3つ目にご紹介するのは「アクロン おしゃれぎ用洗剤 ナチュラルソープの香り」です。中性タイプの洗剤なので、ウールやシルクなどさまざまな素材に使えます。洗浄力に優れているのでおしゃれ着コースなどの弱水流でも汚れや臭いをしっかり落としてくれます。また、「型崩れ」や「縮み」「毛玉」「色あせ」「シワ」などさまざまなダメージを防いでくれるのもポイントです。
おすすめ④レノア 柔軟剤 ダニよけプラス
おすすめの洗剤・柔軟剤4つ目にご紹介するのは「レノア 柔軟剤 ダニよけプラス」です。ダニが嫌がる「ダニ除け成分」を配合した柔軟剤で、綿素材や寝具だけでなくぬいぐるみにも使用可能です。自然でさわやかな香りなので強い香りが苦手な方でも使用できます。
ぬいぐるみを洗濯していつも清潔に保とう
大切なぬいぐるみを清潔に保つための洗濯方法やふわふわに仕上げるコツから上手な乾かし方ついてご紹介しました。また今回は、おすすめの洗剤や柔軟剤についても触れています。ぬいぐるみは汚れているとアレルギーを引き起こす原因にもなるので、マメに洗濯して清潔に保つようにしましょう。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。