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トイレの黒ずみの落とし方!簡単に綺麗するコツを徹底解説!

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トイレの黒ずみを落とそうと色々試したものの、なかなか落ちずに悩んでいる方もいるでしょう。トイレが黒ずんでいると、来客があったときに不潔な印象を与えかねません。そこで今回は、トイレの黒ずみの原因とその落とし方、予防するコツや黒ずみにおすすめのアイテムなどについてご紹介します。

トイレの便器の黒ずみの原因とは?

トイレの掃除をしてもすぐに黒ずんできてしまい、どうしたらよいのか困ることもあります。ここではトイレの便器内に発生する黒ずみの原因について探っていきましょう。原因をよく知ることにより、対策も立てやすくなります。

原因①水垢

トイレの便器内の黒ずみの原因として真っ先に考えられるのは「水垢」です。水垢とは、主に水道水に含まれるケイ酸塩などが、時間を経て徐々に蓄積していったもので、そのまま放置しておくとカビや微生物などと混ざり合い、さらに落ちにくい汚れに変わってしまいます。

一度こびりついてしまうと、洗剤や漂白剤だけでは落としにくくなり、研磨剤などを使ってしっかりとこすり落とす必要があります。

原因②黒カビ

黒ずみの2番目の原因として考えられるのが「黒カビ」です。カビは一度生えると2~10日間ぐらいで一気に増えていくので、こまめに掃除することが大切です。「黒カビかな?」と思ったら、できるだけ速やかに対策をとるようにしましょう。そのまま放置しておくとどんどん黒ずみが広がってしまいます。カビは健康にも悪影響を及ぼすので、できるだけ早く退治することが重要です。

原因③尿石

3番目の原因として考えられるのが「尿石」です。尿石は尿に含まれるリン酸カルシウムという有機成分が、尿素やたんぱく質といった無機成分と結合して蓄積したもので、「石化」してしまっているので、ほかの汚れと比べこびりつきやすく取り除きにくいという特徴があります。

トイレは毎日こまめに掃除をしても、トイレを使う度に便器内に尿成分が溜まってしまうので、一番厄介な汚れでもあります。

トイレの黒ずみの簡単な落とし方

ここでトイレの黒ずみの簡単な落とし方についてご紹介します。厄介に感じるトイレ掃除ですが、必要な道具を揃え、コツさえつかんでしまえば比較的簡単に済ませることができます。できるだけこまめに掃除をし、自宅のトイレが黒ずまないよう心がけましょう。

トイレの黒ずみに効果的な洗剤

トイレの黒ずみを取り除くには効果的な洗剤を選ぶことがポイントです。一般的に、トイレの黒ずみには「塩素系アルカリ性洗剤」が有効です。塩素系アルカリ性洗剤には、黒ずみの原因となる黒カビや菌を分解し、カビに含まれるタンパク質を分解する効果があるとされています。

また、除菌効果も高く、即効性もあるので、黒ずみに悩む方は塩素系アルカリ性洗剤を使うようにしましょう。一つ注意点があります。「塩素」タイプの洗剤と「酸性」タイプ洗剤を混ぜると有毒ガスが発生することがあるので、両方使う時は混ざらないよう便器内をしっかりと水で流し、時間を空けてから使うと安心です。

洗剤を使った黒ずみの落とし方

ここで洗剤を使った黒ずみの落とし方についてみてみましょう。塩素系漂白剤を黒ずみの上からかけるだけです。除菌効果のある塩素系漂白剤の液が効いて、数日掃除をしなかったことが原因で、できてしまった汚れ程度であればすぐに落とせます。

「すぐにトイレ掃除をしたいけれどあいにくトイレ用の洗剤が手元にない」といった場合は、お風呂で使う塩素系のスプレー洗剤でも代用できます。

この場合、黒ずみをおおうくらいにかけて2~3分ほど放置してから水を流せば、黒ずみをきれいに落とすことができます。さらに気になる部分はトイレ用ブラシでこすれば、大抵の汚れは落とせるはずです。気になる黒ずみはまず洗剤を使って落としてみましょう。

頑固な黒ずみの落とし方

洗剤を使ってもなかなか落ちない頑固な黒ずみはどうしたらよいのか、悩むかもしれません。上記の方法でも落とせないようなしつこい頑固な汚れには、研磨剤が入っているクレンザーを試してみましょう。

クレンザーであれば、こすり落とせるかもしれません。しかしクレンザーに含まれる研磨剤は便器を傷つけてしまう可能性があり、各トイレメーカーは研磨剤が入っているクレンザーの使用を避けるように注意喚起していることも多いので、場合によっては、ハウスクリーニング専門の業者などに依頼することも視野に入れておきましょう。

トイレ掃除だ毛の部分的なハウスクリーニングを依頼すれば、時間も労力も節約できます。

トイレの黒ずみを予防するコツ

一度トイレの黒ずみがつくと、取り除くのに苦労してしまいます。黒ずみがつかないよう、普段から予防対策を立ててみましょう。ここで三つの予防策についてご紹介するので、早速今日から試してみましょう。

予防①重曹でつけ置き

トイレ掃除というと便器の中ばかり意識してしまいますが、水を流すタンクの中の汚れにも注意しましょう。タンクの中にある水が便器内にたまるので、タンクの中を掃除して内部にある水をきれいに保つようにすれば、自然と便器内の水もきれいになります。

特にタンクの中は湿度が高くカビや雑菌が繁殖しやすい環境にあります。カビや雑菌による汚れを溜めないためにも、一カ月に一度はタンク内を重曹でつけ置きするようにしましょう。

重曹を使ったタンク内の掃除は、カップ1杯程度の重曹の粉をそのままタンクに入れ、6時間以上そのまま放置した後、水を流すだけでとても簡単です。さらに重曹には消臭効果もあるので一石二鳥です。

じっくりとタンク内のカビや汚れの成分を分解するために、寝る前や朝仕事へ行く前などにつけ置きすれば時間の無駄にならず、つけ置き中にトイレを使うこともありません。

予防②こまめに掃除する

仕事でほぼ一日中自宅を留守にしているという場合、自宅のトイレを使う回数が少ない方もいるかもしれません。しかしその割には汚れが気になるということもあります。

トイレを使わない、つまりトイレの水を流す回数が少ないと、ホコリや雑菌がたまりやすく、それをエサにする水あかや黒カビが繁殖しやすくなります。

最後にトイレを使用してから数時間空いているといった場合には、使っていなくてもなるべく水を流すように心がけて下さい。また、毎日は無理かもしれませんが2~3日に1回はトイレ掃除をするようにしましょう。どうしても無理な場合でも最低1週間に1回は掃除が必要です。

予防③汚れ予防グッズを使う

トイレの汚れ予防グッズを使うと、トイレの黒ずみができるのを多少防ぐことができます。タンクの手洗い部分に置くタイプの商品や、便器内に直接ジェル状のスタンプをするタイプ、直接汚れにスプレーして泡で汚れを包み込むタイプなどがあります。

こういった予防グッズを使えば、水を流すたびに自然と汚れを洗浄することができ、黒ずみの予防にもなります。積極的に取り入れて、清潔なトイレを保ってみましょう。

トイレの黒ずみに効果的なアイテム3選

ここで具体的にトイレの黒ずみに効果的なアイテム3選についてご紹介します。必要なアイテムを揃えて、トイレの黒ずみを除去してみましょう。効果的なアイテムを常備していれば、いつでも思い立った時に掃除ができます。トイレ内に収納しておけば、こまめに掃除しやすいのでおすすめです。

おすすめ①花王 トイレハイター 業務用

花王 トイレハイター 業務用
花王 トイレハイター 業務用

商品サイズ (幅×奥行×高さ) :290×430×250mm
塩素系トイレ用洗剤

塩素系トイレ用洗剤のトイレハイターは、とろりとした液が便器内のふち裏にも密着して、黄ばみ汚れや黒ずみをにしっかりと働きかけます。一度使うと汚れがつきにくくなるので、黒ずみ防止効果も期待できます。ふち裏にも液体がかけやすいノズル設計なので、片手で簡単に掃除ができるでしょう。

おすすめ②花王 トイレマジックリン 強力クレンザー

花王 トイレマジックリン 強力クレンザー
花王 トイレマジックリン 強力クレンザー

500g

強力クレンザーなので、便器内にこびりついた汚れもがっつり落とせます。除菌成分が配合されているので、除菌しつつすっきりと洗浄してくれるので、これ一本でがんこなトイレの黒ずみも安心です。

万が一手や肌についても安心の中性タイプなので、肌を傷める洗剤を使いたくない方にもぴったりです。ユーカリの葉の香りなので、掃除をするたびにすっきりした香りも楽しめます。

おすすめ③小林製薬 液体ブルーレットおくだけ除菌EX

小林製薬 液体ブルーレットおくだけ除菌EX
小林製薬 液体ブルーレットおくだけ除菌EX

内容量 : 70mL
商品サイズ (幅X奥行X高さ) : 105mm×56mm×198mm

タンクの手洗い部分に置くタイプの洗浄剤は、ポンと置くだけなので使いやすいことでしょう。タンク内の水から洗浄し、便器内の水をきれいに保ちます。水を流すたびに洗浄されるので、黒ずみがたまりにくくなり、掃除の回数も減ることでしょう。

トイレの黒ずみをきれいに掃除しよう

今回はトイレの黒ずみの掃除方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?一度こびりつくとなかなかとりにくい黒ずみですが、日頃からこまめに掃除をしたり予防対策をたてたりすることにより、便器内をきれいに保つことができます。

クレンザーを使っても落ちないような汚れは、掃除によってトイレを傷つける前にハウスクリーニングを依頼するのも一案です。ぜひ今回の記事を参考にして、トイレをきれいにしてみてください。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。

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マツダ
これまで25カ国以上を歴訪した経験があり、日仏英語が堪能なフリーライター。現在は、整理収納アドバイザーとして活躍するかたわら、育児やDIY、芸能関係など幅広い分野で執筆活動を行っている。趣味は読書とDIY。