懐中電灯おすすめ12選!災害時にもアウトドアにも必需品!
アウトドアや災害時の必須アイテムとも言える懐中電灯は、現在多くの種類が発売されています。特に最近では広範囲を明るく照らしてくれるLEDが主流になっています。たくさんありすぎる懐中電灯を選ぶには何を基準にすればよいのでしょうか。また、人気メーカーや使いやすいものはどれなのか、懐中電灯選びに迷ったらこちらの記事を参考にしてみてください。
懐中電灯の選び方は?
懐中電灯は使う場所や用途に合わせて選びのはもちろん、電池の種類や明るさ、光が届く範囲など、多方面から選別することができます。さらに光源としての役目だけでなく、プラスアルファの機能にも注目すると良いでしょう。使用目的や機能性、使いやすさなどを考慮して、懐中電灯の選び方をチェックしてみましょう。
選び方①電池の種類
電池式の懐中電灯は種類によって対応している電池が異なります。一般的に手軽に使うことができる懐中電灯はアルカリ電池がメインになっていますが、リチウム電池電池を使うタイプもあります。
それぞれに特徴が異なり、所持している懐中電灯に合わせて電池を使い分ける、または電池に合った懐中電灯を購入しましょう。電池は買い置きすることで非常時にすぐに使えるメリットがあります。
しかし使用期限が決まっているので備蓄しているものは、使うときに期限切れしていないか気をつけてください。では、アルカリ電池とリチウム電池の違いを見てみましょう。
【アルカリ電池】もっとも多く使われている電池のため、安くて購入しやすく、買い置きにも便利です。しかし使用本数によっては明るさが限られてしまうこともあります。
【リチウム電池】ハイパワーで長持ちするリチウム電池は、高い出力の懐中電灯に良く使われています。アルカリ電池よりも保存期間が長いですが、若干価格が高めで、懐中電灯によっては使えない場合もあります。
選び方②照射の性能
周囲や手元を照らしてくれる照射性能にも注目です。現在メインとなる懐中電灯の多くはLEDライトであり、明るさはルーメンで表示されています。このルーメンの値が大きければ大きいほど明るくなりますが、用途によってはあまり明るすぎると逆に使いにくい場合もあるので注意してください。
照射性能を見抜くには明るさの値であるルメーンとともに、光の強さを表すカンデラとルクスにも注目です。カンデラ値は一定方向を照らす光の強さで、カンデラ値が大きいものは近い場所よりも遠くを照らすことに優れています。ルクスは光が届く場所の明るさのようなものです。
しかしカンデラやルクスを把握していなくても、ルーメンだけをチェックすればある程度の明るさの参考になります。足元を照らす程度であれば10~50ルーメン、50~100ルーメンは広範囲を照らすので、普段使いにおすすめです。
200ルーメンになれば50m先も照らしてくれます。使うシーンが決まっているのであれば、それに合わせた照射性能の懐中電灯を選ぶと良いでしょう。
選び方③大きさ
懐中電灯本体の大きさも選び方に関わってきます。アウトドアではコンパクトなタイプが持ち運びに便利で使いやすく、防災用の場合は多少大きくても大丈夫ですが、あまりにも大きいものは保管しておくのもかさばってしまいます。
性能を考慮しつつ使いやすさを重視するのであれば、片手で扱えるものを選んでください。犬の散歩や夜道を歩くときに使う場合はペンタイプで持ちやすい形状がおすすめです。また、防災用であればコンパクトなタイプの懐中電灯を複数用意すると、家族ひとりひとりが利用できるので便利です。
選び方④防災の役立機能
防災用の懐中電灯なら光源としてだけでなく、さまざまな役立ち機能搭載が良いでしょう。災害時には情報を得ることが重要になるので、ラジオ機能が搭載されたものがおすすめです。被害状況や復興支援などをラジオで聞くこともできます。
スマホで確認しても良いですが、回線が混み合ったり充電切れになることもあります。さらに安否確認などの連絡手段としても重宝するので、スマホの充電はできるだけ残しておくようにしましょう。また、雨や水に濡れても大丈夫な防水機能や点滅機能もあると便利です。
点滅機能は自分のいる場所を知らせることができるようになっています。防災用の懐中電灯なら電池式以外に電池要らずのソーラーパネル式のもの、手回しタイプもあります。手回しタイプは主に防災用の懐中電灯に多く、充電器や電池がなくても使うことができますが、あまり明るくならないものもあるので、電池式と併用して準備しておくと良いでしょう。
懐中電灯の人気メーカー
懐中電灯を購入するなら、いざというときに使えないということがないように、信頼できるメーカーのものを選ぶようにしましょう。特に人気のあるメーカーは、大手メーカーであるパナソニックや数多くのライトを扱うLEDライトメーカーのジェントスがおすすめです。
パナソニックは長持ちする乾電池・エボルタを始め、スポットライトやハンディライトなど数多くの懐中電灯を取り扱っています。ジェントスではアウトドアや災害時にも対応できる強固なものから、日常使いに便利なコンパクトタイプなど豊富に取り揃え、手持ち以外に両手を塞がないヘッドライトやランタンなど幅広い用途に対応できるライトがあります。
性能重視で選ぶならアメリカのシュアファイアもおすすめです。メインはフラッシュライトですが、耐久性に優れ、高出力のものが多く、警察や軍隊などで使われる懐中電灯もあります。
おすすめの懐中電灯12選
ここからはおすめの懐中電灯を紹介します。上記に挙げた人気メーカーはもちろん、他にもアウトドアメーカーや他の電気機器メーカーのものを性能や特徴、どんな用途に適しているのかなどを紹介していきます。
おすすめ①ジェントス LED 懐中電灯 閃シリーズ
ジェントスでも人気が高い閃(せん)シリーズは、総合的に機能バランスとコスパの良い懐中電灯です。明るさは200~480ルーメンで、スポットとワイドビームの切り替えが可能、用途に合わせて使い分けできます。
防塵・防滴加工と2mの落下耐性があるため、防災用やアウトドア、自転車に乗るときなどにおすすめです。スイッチは手袋をしたままでも押しやすく、USB充電式や電池式があります。
おすすめ②パナソニック LED懐中電灯 F-KJWBS01-W
パナソニック・エボルタ付きのLED懐中電灯で、つかみやすい持ち手と操作しやすい大きめのスライドスイッチになっています。LEDライトが4つあるため、明るいだけでなく広範囲を照らしてくれます。サイズのわりに本体は軽めで、玄関先に置いておけば防災用として非常時にすぐに使うことができます。
おすすめ③パナソニック 電池がどれでもライト BF-BM10-W
懐中電灯人気メーカーのパナソニックの『電池がどれでもライト』はその名の通り、どの電池でも使えるタイプです。単1から単4電池のうち1本あれば利用可能、対応した電池がない、と慌てることもありません。
電池を入れる箇所には全種類の電池を入れておくこともでき、どの電池を使うかはスイッチでの切り替えが必要です。スイッチはフード部を回すだけで順番にオン・オフと切り替わります。使用時間は電池ごとに異なり、もっとも長いのは単1電池で約50時間、単4電池であれば約2時間30分使うことができます。
単1から単4電池すべてを入れた状態で、順番に使用すれば約85時間の連続使用もできます。縦置きすればランタンにもなり、アウトドアや防災用に便利です。
おすすめ④SUKWII 懐中電灯 LEDフラッシュライト
軽くて小さい携帯用の懐中電灯として使いやすいLEDフラッシュライトは、防水と耐衝撃仕様になっています。本体全長は155mmで片手操作も楽にでき、ハイ・ミドル・ロー・フラッシュ・点滅の5段階点灯モードがあります。
スイッチを半押しすることで切り替わり、強く押せばどの点灯モードでも消灯します。最大の明るさが1600ルーメンあり、一点集中と広範囲のフォーカス調整機能も搭載されています。
最大照射距離は500m、夜釣りやキャンプなどのアウトドアはもちろん、散歩など夜間に出歩くときや自転車のライト、防災用にも使えます。
おすすめ⑤レッドレンザー P7 LEDフラッシュライト
ドイツのポータブルライトを専門に扱うメーカー・レッドレンザーのLEDフラッシュライトは、シンプル機能とコンパクトサイズで誰にでも使いやすい仕様になっています。
本体には航空機にも使われているアルミ合金素材を採用、耐久面でも優れ、オンライン登録することで5年保証が7年保証になるので安心感があります。本体と持ち運びに便利なベルトポーチが付属されているので、アウトドアで重宝します。
おすすめ⑥東芝 LED常備灯 KFL-321
玄関先や階段付近、駐輪場やガレージなど、自宅の明りが届かない場所の常備灯におすすめなのが、東芝のLED常備灯です。アルカリ電池なら連続使用約30時間、マンガン電池でも約8時間は使うことができます。
壁などに設置してライトを外せば点灯し、元に戻すことで消灯します。本体には暗い場所でも分かりやすい蓄光リング付き、常備灯だけでなく停電など非常時のライトにもおすすめです。
スリムで軽いので、お子様や高齢の方にも扱いやすく、設置場所も省スペースで済みます。非常用として設置するのであれば、近くにストックの電池を置いておくと良いでしょう。
おすすめ⑦ジェントス LEDヘッドライト GDシリーズ
両手を塞ぎたくないようなシーンで役立つのがヘッドライトです。ジェントスのLEDヘッドライトは単3電池1本で使用可能、ハイモードであれば最大8時間使うことができます。
1mの落下耐性や防塵・防滴仕様、夜釣りやサイクリングにもおすすめで、ヘッド部分は50度の可動式で、好みの角度に設定できます。災害や非常時にも両手が空くので、小さなお子様の手を引くときなどにも便利です。
おすすめ⑧ヤザワ 充電式LEDセンサーナイトライト
電池要らずの充電式LEDセンサーナイトライトは、普段はコンセントに差し込み、使いたいときに外すだけですぐに利用できます。停電時には自動で点灯するので、暗いなかで懐中電灯を探さなくてもOKです。
コンセントに差した状態では周囲が暗くなれば明暗センサーが反応して本体がほんのりと黄色く点灯するため、防災用や停電などの非常時だけでなく、常備灯として使うこともできます。取り外して懐中電灯として使うときのライトはホワイトです。
おすすめ⑨LUMINTOP ミニライト キーライト EDC01
ウサギのデザインでお馴染みのルミントップのミニライトは、本体サイズ6.6cmの超コンパクトサイズで重さ12g、キーホルダータイプになっているので、カバンなどに付けて常時携帯できます。
小さいですが、明るさはハイ120ルーメン、ミドル32ルーメン、ロー5ルーメンの3段階切り替えがあります。単4電池1本で最短30分、最長36時間使うことができます。1.5mの耐衝撃とIPX-8の完全防水で水没してもOK、丸洗いしても破損しません。シリコン素材のディフューザー付きなので、寝室の常備灯にも便利です。
おすすめ⑩Spriak ハンディライト
ヘッド部分にLEDライトを、サイドにCODライトがあるこちらのハンディライトは、LEDのハイ・ロー・点滅の3モードと、COBの白色と赤色ライト、警告灯の3モードに加え、紫外線ライトの計7つのモードが搭載されたライトです。
後ろはマグネットになっているので、金属部に付けて作業することもできます。本体は特殊アルミ合金素材のため、一般的な机や階段の高さであれば破損しにくくなっています。
IP65防水仕様で雨や雪の中でも使うことができ、電源はUSB充電と電池の両方に対応しています。紫外線ライトはトイレ掃除での汚れを確認したり、釣りに使う蓄光系のルアーにも便利です。
おすすめ⑪パナソニック LEDネックライト
ランニングやジョギング、サイクリングなどでヘッドライトは目立ちすぎる、という方はパナソニックのLEDネックライトも良いでしょう。防滴仕様で急な小雨なら対応可能、明るさは13ルーメンで足元の明かり確保や前方からの視認性もバッチリです。
首にかける部分、ネックホルダーはラバー素材で柔らかく、手首に巻いて使うこともできます。お子様が夜道を帰宅するときや、日が落ちてからのウォーキングやジョギング、散歩などの普段使いから、キャンプや釣りなどのアウトドアまで幅広い用途におすすめです。
両手が空くためいろいろなシーンで利用できます。ブルー・ピンク・ブラック・イエローの4色から選択できるので、子ども用に色分けするのも良いでしょう。
おすすめ⑫Karrong 懐中電灯
12.4cmとハンディサイズはコンパクトで携帯しやすく、さまざまなシーンで役立ちます。防水と耐衝撃性能に優れ、普段使いやアウトドア、作業用としてもおすすめです。
スポットとワイドビームの切り替えが可能、明るさはハイ・ロー・点滅・SOSの4モードになります。USB充電式でパソコンやシガーソケット、モバイルバッテリーがあればすぐに充電できる手軽さもおすすめです。
後ろはマグネットになっているため、金属部に貼り付けることで両手を塞ぐことなく作業を進めることもできます。
電池の保管方法に気を付けよう!
懐中電灯には電池式と充電式、手回し式がありますが、そのなかでも電池式は保管方法に気をつける必要があります。普段から良く使うのであればあまり問題ではありませんが、防災用や非常時のために懐中電灯を準備しておく場合、電池を入れっぱなしにしておくことは避けましょう。
電池を入れたままにしておくと、スイッチがオフの場合でも少しずつ電流が流れているため、いざというときに電池が切れて使えなくなってしまいます。電池が切れたことに気付かずそのままにしておくと、今度は電池が液漏れして懐中電灯自体が使用不可になります。
もし液漏れしていたら素手で触らずそのまま破棄しましょう。防災用に電池式の懐中電灯を準備するのであれば、必要な電池は懐中電灯に入れずに別で保管するようにしてください。また、懐中電灯本体が壊れていないか、電池の使用期限が切れていないか定期的にチェックすることもおすすめします。
アウトドアにも災害時にも役立つ懐中電灯を用意しよう
懐中電灯は手軽に持ち運びできる便利な光源であり、普段使いから非常時、アウトドアなどさまざまなシーンで役に立ちます。用途に合ったサイズや照射性能、電源の種類を選んで効果的に使いましょう。特に近年では急な自然災害に見舞われることが多いので、これを気に防災用の懐中電灯を準備してみてはいかがでしょうか。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。