エアブラシコンプレッサーおすすめ5選|人気のタミヤやGSIクレオスから紹介!
プラモデルや小さな工芸品などの塗装を行う際、筆を使って塗ることも多いですが、全体を綺麗に均一に塗るには高い技術が必要となります。そんな時に大活躍してくれるのが「エアブラシ」ですが、エアブラシ単体では塗装を行うことが出来ず、必ずコンプレッサーが必要となります。最近は手の平に収まるような小型コンプレッサーも数多くリリースされています。今回は「エアブラシコンプレッサー」の人気5選をご紹介します。
目次
エアテックス エアーブラシ ワークセット メテオ
定格電圧: DC:12V
消費電力: 20W-1.6A
最高圧力: 0.2Mpa/28psl(参考値)
大阪市に本社を構えるエアテックス社は、エアーブラシ関連器具の製造、販売を行っている専門メーカーで、各種エアーブラシやコンプレッサーを数多くリリースしています。
ご紹介する「エアーブラシ ワークセット メテオ」は、エアーブラシを初めて使う方に最適なワークセットで、エアーブラシと小型コンプレッサーがセットで販売されているモデルとなります。
プラモデルをはじめとした、模型の塗装を前提に設計されており、使い方も簡単で電源ボタン一つでコンプレッサーメテオが起動しますので、後は使用用途によって、風量を3段階に調整をして塗装を始めるだけとなっています。
最高圧力は約2.0Mpa、空気の吐出し量は1分間に9リットルもあり、塗装をするのに十分な性能を備えています。また通常は100V電源で可動しますが、別売りのバッテリーパックを購入するとコードレスに早変わりしますので、場所を選ばず作業を行うことが出来るのも特徴の一つです。
最高圧力 | 0.2Mpa/28psl(参考値) |
---|---|
空気吐出量 | 9.0ℓ/min(参考値) |
Divent HD-130 コンプレッサーセット
定格電圧:DC12V.50/60Hz
消費電力:1.6A
定格時間:約30分
最大圧力:0.17MPa/25psi(参考値 )
Divent(ディヴェント)からリリースされている「HD-130 コンプレッサーセット」には、エアーブラシとコンプレッサーがセットになっていますので、購入後直ぐに使用することが出来ます。
コンプレッサーの使い方も簡単で、電源スイッチを入れて本体側面に設置されたダイヤルで、用途にあった圧力に調整するだけで、プラモデルなどの塗装に使うことが出来ます。
またコンプレッサー本体には、自動停止機能が標準装備されており、エアーを吐出している塗装中のみ稼働し、エアーの吐出しが無い状態では稼働しませんので、電源スイッチのオンオフをする必要が無く非常に便利で、夜間に作業を行う場合でも周りに迷惑を掛けません。
最大圧力は0.17Mpa、空気吐出し量は1分間に13リットルとなり、広い範囲への吹付塗装などにも十分に対応が可能でおすすめです。ただし定格時間が30分となっていますので、長時間の作業を行う時には注意が必要です。
最高圧力 | 0.17Mpa/25psl(参考値) |
---|---|
空気吐出量 | 13.0ℓ/min |
タミヤ ベーシックコンプレッサーセット 74520
最高空気圧:約0.11MPa (約1.1kgf/)
最大連続使用圧力:約0.05MPa (約0.5kgf/)
プラモデルを製造、販売している「タミヤ模型」からもエアーブラシシステムが数多くリリースされています。
ご紹介する「ベーシックコンプレッサーセット 74520」は1988年にリリースされたロングセラーモデルで、エアーブラシ塗装の入門用コンプレッサーセットとして、ノズル径0.3mmのエアーブラシが標準で付属しており、購入後、直ぐに使用することが出来るようになっています。
ロングセラーモデルらしく改良を重ねており、コンプレッサーの本体形状を変更することで、空気圧縮時の動作音が従来モデルと比較して約1/2も低減されていますので、夜間の作業でも周囲に迷惑を掛けず安心です。
電源は別売りのタミヤ7.2Vバッテリーパックを採用しており、コードレスタイプとなりますので、広範囲に渡る塗装など、十分な換気が必要な場合に屋外で使用することも可能です。また別売りの専用ACアダプターを購入すれば、100V電源での使用も可能なマルチタイプとなっています。
最大圧力は約0.11MPa、空気吐出し量は1分間に20リットルとなり、模型製作には十分な性能を備えています。
最高圧力 | 0.11Mpa/1.1kgf/(参考値) |
---|---|
空気吐出量 | 20.0ℓ/min |
タミヤ コンパクトコンプレッサー 74533
ご紹介する「コンパクトコンプレッサー 74533」は、本体サイズが長さ100×幅105×高さ55mmしかなく、タミヤ模型からリリースされているコンプレッサーの中で、最も小さなモデルとなります。
本体上部に設置された電源ボタンを押すだけの簡単設計で、エアーブラシを初めて使う方やお子さんでも気軽に使用することが出来ます。またタミヤ模型のHGエアーブラシ各種であれば、付属している1.5mのエアーホースに、アダプターなどを経由せず直接繋げて使用出来ますので、合わせて購入されることをおすすめします。
連続空気圧力は約0.07Mpa、空気吐出し量は1分間に3リットルとなり、広範囲に渡っての塗装ではなく局部的な仕上げ塗装などに最適で、プラモデルや工芸品など、細かな作業用として人気があります。
連続空気圧力 | 約0.07Mpa |
---|---|
空気吐出量 | 3.0ℓ/min |
GSIクレオス Mr.リニアコンプレッサーL7
最高圧力:0.15MPa
吐出空気量:7.0リットル/min.0.05MPa
定格時間:連続
GSIクレオス社は、繊維事業や各種工業製品事業を主に行っている東証一部上場企業ですが、ホビー生活関連部門で、自社ブランドを含むプラモデル関連商材を幅広くリリースしています。
ご紹介する「Mr.リニアコンプレッサーL7」は、従来のコンプレッサーのようにモーターやクランクシャフトなどで圧縮ピストンを駆動させるタイプではなく、電磁力を使って直接、圧縮ピストンを駆動させる「リニア駆動フリーピストン方式」を採用しており、最新式のコンプレッサーとなります。
モーターなどの伝導機構を搭載していないことで、作動音が無負荷時で55dbと静かで、夜間の作業も安心して使用出来ます。
最高圧力は0.15Mpa、空気吐出し量は1分間に7リットルの性能を備え、さらに定格時間が無いため1日中でも連続で作業を行うことが可能で、高い作業効率を誇ります。また吸入エアフィルターを標準装備しており、オイルレス機構との組み合わせにより、常にクリーンな吐出しエアーを確保出来ます。
最高圧力 | 0.15Mpa |
---|---|
空気吐出量 | 7.0ℓ/min |
エアブラシ用コンプレッサーの人気5選はいかがでした?
エアーブラシ用のコンプレッサーの人気5選をご紹介しました。ロングセラー商品から最新技術を搭載したモデルまで、各メーカーごとに特徴がありますが、どのコンプレッサーも「簡単で手軽にエアーブラシ塗装を楽しめる」ことを前提に作られており、シンプルな操作性で使い易いものが多いのが特徴です。一度、エアーブラシでの塗装にチャレンジしてみては如何でしょうか。
エアコンプレッサーについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
エアブラシ単品だったらこちらの記事をどうぞ!
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。