PS4コントローラーの修理依頼方法と注意点を徹底ガイド!自分でできる対処法は?
2020年11月にPS5が発売されたとはいえ未だ多くのユーザーを抱えているPS4ですが、近年PS4の純正コントローラーが品薄状態に陥っているようです。
そんなときにコントローラーが故障したらどうすれば良いでしょうか。そこでこちらの記事ではPS4コントローラーを修理するための方法や、修理依頼するときの注意点などを紹介していきます。
目次
PS4コントローラーを修理に出す前の対処法
「最近PS4コントローラーの調子が悪い」と感じて買い換えを検討する方も少なくありません。しかし近年メーカー純正のコントローラーが品薄状態、かといってサードパーティ製ではいまいち不安が残ります。
それならコントローラーを修理に出すのがおすすめですが、まず修理依頼する前に自分でできる対処法があることを理解しておきましょう。もしかすると修理しなくてもコントローラーが復活する可能性もあります。
対処法①ペアリングの確認
PS4のコントローラーはワイヤレスなので、まずはペアリングが正しく設定されているか確認しましょう。手順はPS4本体を起動、すでに起動している場合は再起動してください。次にコントローラーと本体を純正USBケーブルで接続し、コントローラー側の『PSボタン』を押しましょう。
背面にあるライトバーが点灯すればペアリングができたことを意味します。注意点として、本体とコントローラーを接続するUSBケーブルは必ず本体に付属していた純正ケーブルを利用してください。
もし純正ケーブルを紛失、または破損によって使えない状態なのであれば、データ転送が可能なケーブルを接続しましょう。充電のみのケーブルではペアリングに利用できません。
対処法②リセットボタンを押してみる
コントローラーに不具合が行った場合には、コントローラー背面の右上にある小さな穴にあるリセットボタンを押してみましょう。
リセットボタンは穴の中にあるので、先端が尖ったもの、つまようじなどで軽く押してください。リセットする場合には本体の電源をオフにしてからリセットしてください。
その後再度ペアリング設定などを行い、不具合が解消されてるかチェックすると良いでしょう。
対処法③修理に出す
ペアリングの確認や再設定、リセットボタンでもコントローラーの不具合が直らないのであれば、修理に出すことをおすすめします。純正コントローラーはメーカー修理対象、保証期間であれば例外を除き無償で、保証期間が過ぎていても有償で修理依頼することが可能です。
修理依頼する前には上記対処法を試し、さらにコントローラーが充電切れではないか、ペアリング数の確認、電波状況などもチェックしておきましょう。
ちなみにPS4がペアリングできるコントローラー数は4台なので、それ以上のペアリングはできないので注意してください。それら考えられる対処法をすべて行い、それでもコントローラーがおかしいようであれば修理依頼することをおすすめします。
PS4コントローラーの修理依頼方法
PS4コントローラーを修理依頼する場合、その方法はひとつではありません。それぞれの方法をまとめているので自分に合った、もしくはやりやすい方法を選んで修理依頼するようにしてください。
修理依頼方法は2通り
PS4コントローラーを修理依頼する一般的な方法は2通りあり、『電話サポート』と『オンライン修理受付』になります。
また、近くにソニーサービスステーションやソニー修理認定店がある場合に限り、持ち込み修理サービスを利用することも可能ですが、こちらの記事では誰もができる修理依頼方法である電話とオンラインに絞ってまとめています。
電話での修理依頼方法
『電話サポート』を利用して修理依頼する場合は、PS4コントローラーがどのような不具合を起こしているのかを伝えることで修理内容を教えてくれます。
やり取りを滞りなく行うためには、電話する前にPS4本体型名・シリアル番号・購入日・症状・保証書の有無などを確認しておきましょう。電話ではまず自動音声ガイダンスが流れるので、音声に従い番号を選択していきます。
最初にオペーレーターに繋ぐ場合は『2』を選択、その後製品トラブルについての『6』、PS4についての『1』の順に番号を選択するとオペレーターに繋がり、通話料が発生します。
電話番号 | 0570-783-929(ナビダイヤル・有料) |
---|---|
受付時間 | 10時~18時 |
受付日 | 年中無休 |
オンラインでの修理依頼方法
電話サポートの受付時間に電話できない場合には『オンライン修理受付』を利用すると良いでしょう。オンラインでは修理依頼する本体や本体背面にあるシリアルラベルを選択、発生している症状を選ぶと仮見積もりと診断を行います。
そこから修理依頼する場合には利用上の注意点を確認し、修理申し込みのためのメルアドを入力、登録ページを作成します。登録ページが作成できたらコントローラーを発送するか、配送会社から引き取りに来てもらうかを選択して修理品を着払いで送ります。
受付完了メールが届けば修理開始、修理完了後もメールで連絡がきます。修理費用の見積もりが1万500円を超える場合には先にメールかSMSでの連絡がくるため、修理を希望するかキャンセルを選択することが可能です。費用がそれ以下の場合には連絡なしで修理される仕組みになっています。
PS4コントローラー修理依頼時の梱包方法
PS4コントローラーを修理依頼に出すときは梱包方法にも注意してください。梱包方法する前に同封しなければならない必要なものや、梱包方法についてもチェックしておきましょう。
PS4コントローラーと一緒に送るもの
故障したPS4コントローラーだけでなく、修理依頼には様々なものが必要になります。同封されていない場合には追加送付を求められ、修理に時間がかかってしまいます。同封するアイテムは以下を参考に準備してください。
【症状が発生したときに使っていたもの】
- ケーブルなどの周辺機器
【必要事項記載メモ】
- 名前
- 住所
- 電話番号
- オンライン修理受付番号(受付完了メールに記載されている8桁)
- 宅配ボックス希望の有無(料金発生の場合は利用不可)
【メーカー保証適応の場合(いずれかひとつ)】
- 購入日と店舗印記入の保証書
- 購入日や店名、製品名がある購入証明書(レシートなど原本)
修理品の梱包方法
修理品を梱包するときは、輸送時に破損しないようにする必要があります。輸送時の破損があると修理受付不可となる場合もあるので注意してください。
梱包するときはコントローラーを購入したときの箱があればベストですが、なければコントローラーが入る大きさの箱でOKです。直接箱に入れるのではなく、100均などでも購入できる緩衝材で包むと良いでしょう。
箱が大きい場合には緩衝材で包んだコントローラーを、両面テープなどで箱の底に貼り付けるか、隙間に丸めた新聞紙などを詰めて動かないようにしてください。購入時の箱がある場合でも外箱を別に用意して、緩衝材と一緒に同封しましょう。
ケーブルなどの付属品を同封する場合は、コントローラーと一緒に緩衝材で包むようにしなければ緩衝材の隙間に入り込む場合があります。
PS4コントローラーの修理を依頼する時の注意点
修理依頼するときは保証期間内であるか、送り先など色々な部分で注意が必要です。送ったあとで修正がきかない場合もあるので、発送前にはしっかりとチェックしてから送るようにしましょう。
保証期間を確認する
ゲーム機やその付属品の多くには保証期間が設定されていますが、本体付属の純正コントローラーであれば保証期間があるので、まずはそれを確認してください。
同封されたコントローラーの保証期間は購入日より1年間、延長保証サービスに加入していれば保証期間は2年間の延長が追加されるため、通常保証期間と合わせて3年の保証期間になります。しかしワイヤレスコントローラー単品やシューティングコントローラーなど延長保証サービス対象外の商品もあるので注意しましょう。
また、修理を2回、本体交換を行った時点でサービス適応の上限となります。普通にコントローラーを使って故障した場合、保証期間内であればほとんどが無償修理や交換の対象です。
保証期間を過ぎてしまった場合には有償修理となり、コントローラーの修理参考料金は4950円となっています。症状によって料金が変更になる、ということも理解しておきましょう。
送り先を間違えないようにする
修理依頼する際に修理品を自らが直接送る場合には送り先に気をつけてください。修理品の送り先はPS5やPS4、その他PS関連など修理して欲しい商品によって送り先が異なります。
PS4コントローラーの場合は以下の住所になります。送料は着払いで、発送伝票控えはコントローラーが戻るまで大切に保管しておきましょう。また、発送伝票には電話番号を記入する欄がありますが、不要となっています。
住所 | 〒283-0013 千葉県東金市農田17-9 |
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宛名 | プレイステーションクリニック アクセサリー係 |
修理には時間を要する
修理依頼で集荷を選択した場合には申込みから集荷まで3日ほどかかり、自分で送る場合でも到着から診断、修理、返却まである程度の時間を要します。
コントローラーを修理に出している間でも代替品がなく、コントローラーを1つしか持っていない方は返却されるまでゲームができないので注意しましょう。また、修理依頼の集中や悪天候による影響などで修理遅延や配送遅延が起こる場合もあります。
PS4コントローラーは自分で修理できる?
修理にはある程度の費用と時間がかかってしまい、「それならば自分で」とコントローラーを分解、修理する方もいます。ネット上ではPS4コントローラーを自分で修理する方法などもありますが、これらすべて自己責任となるので注意してください。
一度分解されたコントローラーは期間内であっても保証対象外になるだけでなく、修理依頼できなくなります。仮に自分で修理しても短期間で再度故障する可能性もあり、そうなれば買い換えることになってしまいます。
保証期間内であっても期間外であってもコントローラーの故障は正規修理依頼するようが良いでしょう。
壊れたPS4コントローラーは修理に出して直そう
後継機種であるPS5が発売された現在でもPS4を愛用しているユーザーは少なくありません。しかしコントローラーが故障してしまうと思うようなプレイができなくなります。
「コントローラーの調子が悪い」と感じたら、まずはペアリングの確認やリセットするなどの対処法を試し、それでもだめなら潔く修理依頼を出しましょう。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。