引用:不動産リフォームの企画情報館

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白カビの掃除方法とは?カビ予防におすすめのアイテムもご紹介!

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食品や木・畳などいろいろな場所に発生する白カビは、ふわふわした見た目が特徴です。そのまま放置していると、素材を傷めたり・アレルギーを引き起こしたりと悪影響を与える可能性があります。この記事では、白カビが発生しやすい場所や正しい掃除方法・白カビ予防におすすめのアイテムをご紹介していくので、興味のある方はぜひご覧ください。

白カビが発生する原因とは?

カビは菌糸と呼ばれる糸状の細胞から成り立っており、胞子によって増殖します。見た目や性質も様々で、今現在約8万種類以上が確認されています。そのカビのひとつに「白カビ」があります。ではなぜ白カビは発生するのでしょうか?ここでは、白カビが発生する原因をみていきましょう。

白カビに限ったことではありませんが、カビが発生するには「湿気」「温度」「栄養」が大きく関係してきます。カビは湿度が60%以上になると活発に増殖し始めます。そして、湿度が70~80%になるとさらに増殖のスピードが速くなります。

次に温度ですが、カビの生育可能温度は0~40度で25~28度がカビが最も好む温度だと言われています。これらの条件にほこりやダニ・アカ・食べカスなどの栄養素と酸素が加わると、カビが発生しやすくなります。そのため、カビを防ぐには湿気や温度に気を使うのはもちろん、ほこりやダニ・アカ・食べカスなどをためないことが大切なのです。

白カビが発生しやすい場所

白カビが発生するには、「湿気」「温度」「栄養」が関係していることが分かりました。ここからは、ふわふわした見た目が特徴の「白カビ」が発生しやすい場所をチェックしていきましょう。

白カビの発生場所①押し入れやクローゼット

白カビが発生しやすい場所1つ目にあげられるのは「押入れやクローゼット」です。押入れやクローゼットの多くは、白カビが発生しやすいと言わる木材でできていて、衣類や寝具など水分を吸収しやすい布製品が収納されています。

開け閉めする回数が少ない押入れやクローゼット内は密封状態に近く、高温多湿になっています。また、ほかの部屋に比べ掃除をする機会が少ないことから、ほこりやダニ・アカなどがたまりやすく、白カビが発生しやすい条件が揃っていると言えます。

衣類や寝具にカビを移さないためにも、カビ臭いと感じたら掃除や換気をするなど早目に対処することが大切なのです。

白カビの発生場所②畳

白カビが発生しやすい場所2つ目にあげられるのは「畳」です。比較的風通しの良い環境にあるように感じる畳ですが、なぜカビが発生するのでしょうか。畳に発生する白カビのほとんどが、畳表(天然イ草)に発生しています。

天然イ草の畳表には、空気を吸収して放出する性能が自然に備わっています。特に新しい状態の畳は、その性能が強く働く傾向にあります。そのため、梅雨など雨が続く季節に多くの湿気を吸収すると白カビが発生してしまうのです。

また、昼間も和室を閉め切っている・和室の風通しや日当たりが悪い・新品の畳の上に絨毯などを敷いている・といった場合も白カビが発生しやすい状態なので注意してください。

もし白カビが発生した場合は、軽度なら「天気の良い日に窓を開け、畳目に沿って掃除機をかけてから乾拭きをする」をこれを数回繰り返すと除去できます。

カビが全面に繁殖してまった場合は、天気の良い日に畳を外に出して掃除してからしっかり乾燥させると良いでしょう。畳の外干しできないなど、自分で対処するのが難しい時は、畳店に相談するのがおすすめです。

白カビの発生場所③下駄箱

白カビが発生しやすい場所3つ目にあげられるのは「下駄箱」です。汗で湿った靴や雨で濡れた靴を収納する下駄箱も、白カビが発生しやすい環境にあります。

靴に白ホコリのようなもが付いていたら、それは白カビのサインです。放置せずに、乾いた布ですぐに拭き取るようにしましょう。その後、除菌スプレーで除菌したらしっかりと乾燥させてください。

カビを発生させたないためにも、収納前にはアルコールティッシュや布で汚れを落とし、日陰できちんと乾かしてから収納するようにしましょう。

白カビの発生場所④観葉植物

白カビが発生しやすい場所4つ目にあげられるのは「観葉植物」です。観葉植物は初心者でも育てやすい植物のひとつですが、白カビが発生してしまうことがあります。その原因としてあげられのが、観葉植物の設置場所です。

窓のない部屋や日光の当たらない風通しの悪い場所に観葉植物を置いている場合は注意が必要です。鉢の中に湿気が溜まってしまう可能性があります。また、水を受け皿にためている場合も注意してください。観葉植物は、陽の光を好まない品種も少なくないので直射日光の当たらない風通しの良い場所で育てるようにしましょう。

白カビの正しい掃除方法

ここまでは、白カビが発生しやすい場所について詳しく解説してきました。ここからは、白カビの正しい掃除方法をチェックしていきましょう。

掃除前に窓を開ける

食品として口にすることもある白カビですが、強い毒性をもった種類も存在します。そのため、吸い込むと喘息や鼻炎などのアレルギー症状を引き起こすことがあります。

それを避けるためには、白カビを吸い込まないようにすることが大切です。掃除をしているとたくさんの白カビが舞う可能性があるので、掃除を始める前には必ず窓をあけておくようにしてください。

白カビの除去方法

ここからは、白カビの除去方法をみていきましょう。窓を開けたら、市販のカビ取り剤(アルコールスプレーなど)を布などに染み込ませ、白カビを拭き取ります。スプレーを拭きかけると菌が舞う恐れがあるため、直接吹きかけるのは避けましょう。

白カビが発生している場所よりも、できるだけ広範囲で拭きとり効果的です。キッチンペーパーやボロ布などを使用するとそのまま捨てられるのでおすすめです。

白カビが発生しやすい、木材や畳み・衣類・靴などは傷みやすく・色落ちもしやすいため「カビキラー」や「ハイター」などの刺激の強い商品の使用は避けてください。使用したい時は、必ず目立たない場所で痛みや色落ちがないか確認するようにしましょう。

カビを拭き取ったらしっかり乾燥させることも忘れないでください。白カビが発生するのを防ぐためにも、風通しの良い状態を作る・湿った衣類や靴は乾燥させてから収納するなど、普段から心がけるようにしてください。

白カビ予防におすすめのアイテム3選

ここまでは、白カビの正しい掃除方法についてまとめてきました。ここからは、白カビ予防におすすめのアイテム3選をチェックしていきましょう。

白カビ予防アイテム①備長炭ドライペット 除湿剤

備長炭ドライペット 除湿剤
備長炭ドライペット 除湿剤
【除湿+脱臭】除湿剤に備長炭と活性炭を特殊配合しているので、湿気をとりながら気になるニオイを脱臭します。 【衣類収納の湿気対策に】薬剤がゼリー状になるので、除湿効果がひとめでわかります。

白カビ予防におすすめのアイテム1つ目にご紹介するのは「備長炭ドライペット 除湿剤」です。シートタイプの除湿剤でのクローゼット内に吊り下げて使用します。

吸った湿気がゼリー状になるので、取り換え時がひと目で分かるところがポイントです。また、国産備長炭が配合されているので、脱臭効果も期待できます。

【基本情報】

用途 家庭用除湿剤 クローゼット用
原産国 日本
商品サイズ 横165mm×奥行50mm×高さ250mm
内容量 122g×2枚

白カビ予防アイテム②防カビ侍

防カビ侍
防カビ侍
黒カビ、赤カビ、白カビ、青かびなどすべてのカビを強力にカビ防止します。

白カビ予防におすすめのアイテム2つ目にご紹介するのは「防カビ侍」です。水性タイプの防カビ剤で、木材や革製品・布団などアルコールに弱いあらゆる箇所を防カビしてくれます。

安全性が高いので室内でも安心してスプレーできますが、水には弱いため屋外や浴室の使用には適していません。また、特許製法の除菌剤が配合されているので、菌糸深部まで除菌できるところや特許製法の防カビ製造技術で約12ヶ月から最長3年間カビを防止してくれるところが魅力です。

【基本情報】

用途 防カビ剤 スプレータイプ
原産国 日本
内容量 350ml

白カビ予防アイテム③バイオ げた箱のカビきれい

バイオ げた箱のカビきれい
バイオ げた箱のカビきれい
原産国 : 日本 商品サイズ (幅X奥行X高さ) : ケース:6.8×5.3×厚み1.7cm

白カビ予防におすすめのアイテム3つ目にご紹介するのは「バイオ げた箱のカビきれい」です。このパワーバイオシリーズは微生物の働きを利用してカビや臭いを抑制してくれるアイテムで、下駄箱に貼るだけで効果が得られます。

下駄箱の天井に貼って使用するタイプなので、スペースを有効利用できるところも魅力です。効果や交換目安は季節や使用状況によって異なりますが、およそ4ヶ月間使用できます。

【基本情報】

用途 カビ取り剤
原産国 日本
サイズ H4.8cm×W6.8cm×D1.7cm
材質/成分 中身:珪藻土・微生物(バチルス菌属)
ケース:ポリプロピレン
セット内容 本体・交換目安シール

カビを除去してしっかり予防しよう

今回は、白カビが発生する原因や発生しやすい場所について解説していくとともに、白カビの正しい掃除方法と白カビ予防におすすめのアイテムをご紹介しました。白カビは、食品だけでなくクローゼットの中や押入れ・畳や下駄箱など様々な場所に発生します。

そのままにしておくと、素材を傷めるだけでなくアレルギーを引き起こす可能性があるので、白カビを見つけたしっかり除去するようにしてください。また白カビが発生しないように、普段から予防もしておくことも忘れないようにしましょう。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。