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パワーラックおすすめ15選!ホームジム用の選び方は?

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高負荷のフリーウェイトトレーニングに欠かせないパワーラック。バーベルを使ったスクワットやデッドリフトなど、大きな筋肉を鍛える種目を行うことができます。しかし、決して安い買い物ではないため、「失敗したくない」という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、パワーラックのおすすめアイテムをご紹介します。自分のレベルに合わせて使いやすい選び方も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

パワーラックがあると自宅がトレーニングジムになる⁈

「パワーラック」とは、簡単にいうとバーベルを置くことができる台のことです。ベンチプレス、バーベルスクワット、デッドリフトのBIG3など、本格的なジム並みのトレーニングが自宅でできるというメリットがあります。また、ディップスや懸垂などの自重トレーニングもできるので、全身を鍛えることができます。

パワーラック設置のメリット

自宅にパワーラックがあれば、ジムとほぼ同じ筋トレができるので、ジムに通う必要がありません。これは大きな時間の節約になりますし、何よりも大きなメリットは、いつでも好きな時に筋力トレーニングができるということです。

行ったり来たりする時間が節約できるだけでなく、寒い季節に夜な夜なジムに出かける手間が全くなくなります。また、経済的にも、毎月のジムの会員費を払わなくて済むのは大きなプラスです。

ベンチが耐えられる範囲であれば、インクラインベンチプレスやディクラインベンチプレスを行うことができます。スクワットやショルダープレスもセーフティーバーを使って安全に行うことができます。

チンニングなどの背筋運動もできるので、自宅でもジムとほぼ同じような筋力トレーニングが可能です。その上、ずっとジムに通い続けることを考えれば、費用の大幅な節約にもなることでしょう。もし部屋に十分なスペースが確保できるならば、ぜひ設置を検討してみてはいかがでしょうか。

パワーラックとスミスマシンの違い

両者の大きな違いのひとつは、バーベルの軌道が固定されているかどうかです。軌道が固定されているスミスマシンは安全性が高く、主に初心者向けに使用されています。その点パワーラックは、ダイレクトに重みがかかってきますし、同時にバランスをとる必要があるため、より筋トレに効果的とされています。

また、懸垂バーが付属していて様々なトレーニングを行うことができるのもパワーラックの特徴です。初心者だけど、幅広いトレーニングを長く続けたいという方には、パワーラックがおすすめです。

ホームジムに適したパワーラックの選び方

このように、トレーニングにさまざまなメリットがあることは分かっていただけたかと思いますが、販売されている商品は多岐にわたるため、選ぶのに苦労するという方もおられます。ここでは、パワーラックの選び方のポイントについてご紹介します。

選び方①サイズ

実際に完成品を見てみないと全体的な大きさはわかりにくいとはいえ、少なくともサイズを確認せずに購入することはお勧めできません。

枠組みを見ただけで十分なスペースがあると思い込んでいると、トレーニングの際にシャフトが入らないことがあります。そのため、パワーラック+2mが収まるくらいのスペースが必要だと考えておきましょう。

また、高さにも注意が必要です。トレーニング内容から高さのある製品が多く、天井の低い部屋だと高さがギリギリになってしまいます。懸垂などのトレーニングを考えている方は、まず十分な高さのある部屋を確保しましょう。

選び方②種類

パワーラックには2種類あり、それぞれのメリットを比較して、自分のニーズに合ったものを選ぶのがポイントです。まずボックスタイプは、四方の柱に囲まれたバスケットのような形をしています。

オプションが装備されていたり、後付けが可能なものが多く、さまざまなトレーニングに対応できるのが魅力です。ただし、高さが2mを超えるものが多いので、十分なスペースや天井の空きがないと設置が難しいです。

このタイプは、背の高い方や、本格派のラックをお探しの方、また設置できるスペースが確保できる方におすすめです。一方、ハーフタイプは支柱が2本で、全体の大きさはボックスタイプの約半分です。

主にシャフトを置くことを目的としているため、オプションを付けられないタイプもあります。最小限のスペースで使用したい方や、具体的なトレーニングを考えている初心者の方におすすめです。

選び方③荷重量200kg以上のもの

スクワットやデッドリフトでは、多くの重量を扱うことになるので、耐久性の高い製品を購入することをお勧めします。平均的なトレーニーであれば、耐荷重200kgのラックを選ぶとよいでしょう。

高重量を持ち上げやすいデッドリフトやスクワットでも、200kg以上を持ち上げられる人は少ないので、心配する必要はありません。200kg以上の重量を持ち上げる予定の方は、耐荷重が250kgや300kgのものを購入するのが良いでしょう。

選び方④セーフティーバーがワンタッチのもの

安全バーには、ロックピンタイプ、着脱式タイプ、貫通式タイプがあります。ロックピンタイプは、ピンを穴から引き出して外し、上下に動かして高さを変えます。好みの位置でピンを離すと、ピン部分のバネが自然に穴に刺さり、固定されるようになっています。

簡単に素早く高さを調整できるので、すぐにトレーニングを始められるというメリットがあります。初めて使用する方はもちろん、複数のエクササイズで頻繁に高さを調整する必要がある方にもおすすめです。

着脱式タイプは、セーフティバーを横にずらして取り外すことができます。取り外しの方向が平行なので、場所をとりません。安全バーには、ワンタッチで取り外せるタイプと、ネジを緩めて取り外せるタイプがあります。

ワンタッチタイプは、素早く高さを調整できるのが魅力です。ネジ式は少し手間がかかりますが、耐久性に優れており、安全性を求める方におすすめです。

貫通式タイプは、棒状の安全バーが特徴で、非常に強度があります。価格も安くなる傾向にあるので、お金をかけたくない方におすすめです。

ただし、引き寄せて高さを調整するため、パワーラックの前に十分なスペースが必要で、着脱に時間がかかります。また、ラックを出し入れする際に、金属がこすれる音が出やすいことにも注意してください。

選び方⑤静音性

マンションなどの集合住宅で使用する場合は、トレーニング時に音ができるだけ漏れないように気を使うことでしょう。そのため、静音性に配慮がなされた製品かどうかをチェックすることが大切です。また、家族が寝ているような時間帯にトレーニングをする可能性がある場合でも、同じように音の響きにくい設計のものを選ぶと便利です。

選び方⑥セット品

本体だけでなく、シャフトやプレートもセットになっている製品であれば、すぐにトレーニングを始めることができます。ラットプルダウンバーやチンニングバー、トレーニングベンチなどのオプションが付属していれば、幅広い筋トレが可能です。

セット数が多いほど価格は高くなりますが、単品で買うよりもお得に購入できるのがメリットです。中には10万円を超えるものもありますが、長く使い続けることのできるマシンですので、本格的に体を鍛えたい方にとってはジムに通うより安くすみます。

パワーラックおすすめ15選

それでは、ここからはおすすめのパワーラックをご紹介します。設置する部屋の環境や求める機能などを考え、目的にあった製品を選びましょう。

おすすめパワーラック①Valor Fitness BD-7

Valor Fitness BD-7
Valor Fitness BD-7

Valor Fitness BD-CC2.0ケージケーブルクロスオーバーアタッチメントには、パワーラックの両側にフィットする2つの取り付けケーブルマシンが含まれています。

このパワーラックはスクワット、ベンチ、クロスオーバーの動き、懸垂、ラットプル、上腕二頭筋カールなど、いろいろな使い方ができます。ボルトで固定する必要がないため組み立ても簡単で、バーサポートは、高さが17.5インチから68インチまでの27段階に調節可能です。頑丈な作りで安定性があり、重いバーベルをラックに入れるときも、懸垂をするときも、揺れてぐらつくことはありません。

おすすめパワーラック②BARWING

BARWING
BARWING

本体サイズ(約):W735-1,245×D773×H973-1,473mm / 重量 : 22kg /耐荷重 : 360kg

「BARWING パワーラック」は、身長や座面の高さ、ご自宅にあるトレーニング器具に合わせて細かくサイズ調整が可能です。すべてのシャフトサイズに対応し、高さも195cmまで調整可能です。また、バーベルホルダーは12段階で調整できます。

高さが固定されたバーベルスクワットラックではトレーニングが思うように進まない場合がありますが、広く調整可能なこのラックならスムーズにトレーニングが行えます。

おすすめパワーラック③WASAI

WASAI
WASAI

サイズ:幅約124cm X 奥約100cm X 高約220cm 重量:約35kg

ぶら下がり健康器の累計販売台数が20万台を突破した埼玉県にある日本の企業が手掛ける商品です。ハーフラックならではの省スペース性と、パワーラックと同等の筋トレ種目数の多さが特徴です。また、重さも35kgと、80kg近くあるパワーラックに比べて格段に軽いですので、移動させる予定のある方なら、ハーフラックがおすすめです。

おすすめパワーラック④PAPABABE

PAPABABE
PAPABABE

丈夫で耐久性のある2インチ x 2インチ 13ゲージのチューブスチールフレーム構造(チューブの壁の厚さは2インチ、1.5インチではなく2インチ)。

頑丈で耐久性のある2インチ×2インチの13ゲージチューブラー・スチールフレーム構造に、16個の三角ガスケットと16個の緩み止めナットを取り付け、安定性のあるベースを向上させています。

マルチポジションのオーバーヘッド・チンアップ/プルアップ・グリップバーにより、腕、肩、背中の筋肉群を鍛えることができ、他にも様々なエクササイズが可能です。

また、ゴム製のベースキャップが各脚を包み込むことで、安全性、安定性、床の保護を向上させており、マンションなどの騒音が気になる場所にも最適です。

おすすめパワーラック⑤IROTEC マルチパワーラック

IROTEC マルチパワーラック
IROTEC マルチパワーラック

フリーウエイトトレーニングをがっちりサポート。ジム同様のトレーニングが可能です。

このパワーラックには、ウェイトトレーニングをサポートするセーフティバーが付いています。バーベルフックとセーフティーフックはワンタッチで高さを調節でき、フラットベンチやマルチポジションベンチと組み合わせることで、ジムのようなトレーニングを行うことができます。レビューでは、「ジム品質のラック」、「この価格では最高のもの」と評価されています。

おすすめパワーラック⑥IROTEC 455

IROTEC 455
IROTEC 455

一番人気のパワーラック!高重量トレーニングを安全に行うには欠かせないパワーラック。60㎜×60㎜の強靭な太いフレームはタフなトレーニング環境でもしっかりと貴方をサポートします。

一番人気のパワーラックです。60mm×60mmの太いフレームで、過酷なトレーニング環境でもしっかりサポートしてくれます。チンニングバーはもちろん、取り外し可能なディップスバーも標準装備しています。また、マルチポジションベンチと組み合わせることで、ジムレベルの本格的なトレーニングを楽しむことができます。

おすすめパワーラック⑦ZENY 分離型

ZENY 分離型
ZENY 分離型

安定性と耐久性に優れたスチール素材を採用しており、丈夫で⾧持ちしてご利用いただけます。重さは15.65kg、最大耐荷重は250kgで、太めな方でも安心してお使いできます。

安定性と耐久性に優れたスチール素材を使用しているため、丈夫で長持ちします。重さは15.65kg、最大耐荷重は250kgなので、体が大きいサイズの方でも安心してお使いいただけます。カラーはベーシックなブラックで、光沢があり高級感にあふれています。

自宅でもジムでも、バーベルスクワット、ベンチプレス、デッドリフトなどのトレーニングに使用できます。使わないときはコンパクトに収納できるので、トレーニングスペースを有効に活用できます。

おすすめパワーラック⑧WILD FIT

WILD FIT
WILD FIT

上級者対応。ジムでのハードトレーニングを自宅で再現。

上級者向けのパワーラックです。シンプルなデザインで、安全性を確保したい方に最適なモデルです。ワイドスパンのフレームで、重いスクワットベンチプレスを安全に行うことができます。また、バーベル台の高さを5cm間隔で調整できるのも便利です。

おすすめパワーラック⑨WILD FIT フルモデル

WILD FIT フルモデル
WILD FIT フルモデル

ラック内は両側に100%安全バーが働きます。ディップスは、ラックの内側・外側の両サイド、計4ケ所で使用可能。

上級者向けのジムでのトレーニングを自宅で再現できる、本格的なパワーラックです。マンションなどの狭い部屋でも安全に高重量のスクワットベンチプレスができるように、幅が狭く設計されています。ラックの両サイドには100%安全バーが働いており、安全性を確保しています。

これ1台で、胸部、腹部、肘上部、肘下部、大胸筋、肩、上腕部の筋力をまんべんなく向上させることができます。全30種類以上のエクササイズプログラムが用意されているのも嬉しいポイントです。

おすすめパワーラック⑩IROTEC 140

IROTEC 140
IROTEC 140

頑丈さと使いやすさで人気のパワーテックのパワーラック

ホームトレーナーのためのフリーウェイトトレーニングシステムです。四方を頑丈なフレームに囲まれたラックで、安心・安全に限界までトレーニングができます。プレス/スクワットサポートとセーフティーバーは5cm単位で調整可能で、ベンチの位置も、フラットからインクライン、デクラインまで7段階で調整可能となっています。

また、ベンチにはレッグアタッチメントとアームカールパッドアタッチメントが、バーベルセットにはダンベルバーが付属しており、トレーニングの幅が広がります。

おすすめパワーラック⑪BODYMAKER

BODYMAKER
BODYMAKER

サイドに置くことにより、ベンチプレスをより安全にガード!

ベンチプレスやインクラインベンチプレスのセーフティースタンドとして多目的に使用できるラックです。ミリタリープレスだけでなく、スクワットのセーフティースタンドとしても使用できます。バーの高さは簡単に調節できますし、両側の幅も、レバーを上げることでトレーニングに合わせて調整できます。大きすぎず、小さすぎず、ちょうどいいサイズをお探しの方におすすめです。

おすすめパワーラック⑫POWERTEC

POWERTEC
POWERTEC

ディップアッタチメントも標準装備

チンニングハンドルとディップバーが付いたパワーラックの決定版です。ラックの耐荷重は454kgと頑丈なので、高重量のトレーニングにも安定して対応できます。チンニングバーとディップアタッチメントを使えば、あらゆるフリーウェイト種目に対応できますし、ラットオプションやベンチと組み合わせることで、ジムのような環境を作ることができます。そのため、拡張性を重視する方向けの製品といえるでしょう。また、自宅で本格的な筋トレを始めたい方にも見逃せません。

おすすめパワーラック⑬FIGHTINGROAD

FIGHTINGROAD
FIGHTINGROAD

バーベルシャフト(180cm):10kg×1本
ダンベルシャフト/2.5kg×2本

ベンチ、シャフト、プレートがセットになったハーフタイプのパワーラックです。プレートはゴム製で5種類の重さがあり、トレーニングに応じて負荷を調整することができます。折りたたみ式なので、省スペースで設置したい方にもおすすめです。ベンチは腹筋にも使用できるので、1台で上半身のトレーニングに集中することができます。まだバーベルを持っていない初心者の方には特におすすめのモデルです。

おすすめパワーラック⑭GronG

GronG
GronG

【サイズ】メインスタンド/910~1410mm(11段階調節)、セーフティーバー/550~900mm(8段階調節)、横幅/720~1170mm(10段階調節)

ホームトレーニングに最適なパワーラックです。ベンチプレス台やスクワット台としてはもちろん、スミスマシンやトレーニングマシンの代用としても使用できます。身長に合わせて高さや幅を調節できるので、ストレスなくトレーニングができますし、バーベルホルダーとセーフティーバーにはシリコンゴムを採用し、衝撃や騒音を軽減しています。

おすすめパワーラック⑮BULL 受注生産品

BULL 受注生産品
BULL 受注生産品

様々なグリップでチンニングも可能
フレームは頑丈な作りで高重量でも安定感は抜群

高いパフォーマンスを目指すアスリートのためのウェイトトレーニング機器です。フレームは頑丈で安定しており、高い耐荷重性を備えています。フックは8cm刻みで調整できるので、自分好みのトレーニングが可能です。また、バーホルダーは脱着が容易で、本体に傷がつかないように内側に樹脂をコーティングしているので、長くお使いいただけます。

パワーラックを自作するメリットとデメリット

パワーラックを自作するか、製品として販売されているものを購入するかを悩んでいる方の多くは、自作することによる安全面での不安を抱えていることでしょう。しかし、単管パイプは建築で足場を組むときに使われるしっかりとした材料です。

しかも、日本の厳しい基準でしっかりと管理されています。さらに、自作なら、「ここにもう1本欲しい」とか「ここにもバーベルを置けるようにしたい」といったことも簡単にできてしまいます。また、パワーラックを自作すれば、好きなサイズで作ることができるのも利点です。

天井が低くても、パイプを1本切るだけでラックの高さや長さを自由に決めることができます。一方で、設計図を自分で作らなければならないことや、2メートルの単管パイプは5キロ以上もあり、一人でクランプするのは危険な作業になりがちなので、ラックの組み立てが難しいというデメリットもあります。また、工具や部品の調達に手間がかかるのもDIYならではのデメリットといえます。

パワーラック自作の様子を動画で詳しく

動画内では、合計約28,000円で自作のパワーラックを制作されています。自作でパワーラックを作る場合は、動画のように広々とした十分なスペースを確保するようにしましょう。

【作り方】

  1. 単管パイプをカット
  2. パイプをジョイントに差し込みビスで固定していく
  3. パイプを所定の場所に組み合わせていく
  4. 脚先にゴムキャップをかぶせる
  5. バーベルホルダーを付ける
  6. 最後にプレートを取り付けて完成

動画内で使用している道具は、単管スーパーライト700(単管の厚みが1.8mm)、オリンピックバーベルシャフト(全長220cm)、オリンピックプレート(内径50mm)、 単管ビス止めジョイント、簡易ブラケット、パイプカッター、単管ゴムキャップ、クッションテープ、ヘアゴム(びっくりゴム)、ペン、高耐久ラッカースプレー(ツヤ消し黒)、単管キャップ(適合厚さ 2.3mm)等になります。詳しくは動画をご確認ください。

設置場所と用途に合ったパワーラックを選ぼう

自宅にジムのような環境をつくるためには、パワーラックが欠かせません。本格的な高負荷トレーニングを行いたい方にはボックスタイプ、設置スペースが限られている方にはハーフタイプがおすすめです。また、シャフトやプレートのセットなどのオプションが付いているものも要チェックです。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。