輪行袋とは？選び方のポイントとおすすめ人気9商品をご紹介！
輪行袋(りんこうぶくろ)とは、ロードバイクやクロスバイク、折りたたみ自転車などを持ち運ぶための袋です。輪行することで遠く離れた場所や旅先でサイクリングを楽しむことができます。今回は、縦型・横型をはじめ様々なタイプの商品が展開されている輪行袋の特徴と選び方、おすすめ商品をご紹介します。
ロードバイクの持ち運びに輪行袋(輪行バッグ)は本当に必要？
輪行袋は分解したロードバイクやクロスバイクを入れるのに適した形状をしているのが特徴です。自転車を持って遠方へ行きたい場合、輪行袋があれば車や電車などの公共機関に自転車を持ちこむことができ、目的地でサイクリングを楽しむことができます。
また、サイクリングを終えた後に輪行袋に入れれば、肩に担いで運ぶことができる点も便利なポイントのひとつです。
輪行袋の選び方
市販の輪行袋は様々な商品が販売されているので、どのような基準で選べば良いか悩むという方は多いのではないでしょうか。さっそく、輪行袋の選び方をチェックしていきましょう。
選び方①移動手段に合わせた収納方法
【車移動には前輪のみ外すタイプ】
車移動する機会が多い方には前輪のみ外すタイプがおすすめです。他のタイプよりも収納が簡単にでき、組み立てる際も前輪をつけるだけで自転車に乗ることができます。
ただし、後輪がそのままなので、どうしても収納サイズが大きくなります。鉄道会社の手荷物の規定外になる可能性があるので、電車などの交通機関を利用したい場合は注意が必要です。また、車に積む場合も搭載スペースに納まるか必ず確認しておきましょう。
【電車移動には両輪を外すタイプ】
電車移動が多い方には、両輪を外して収納するタイプがおすすめです。両輪を外してコンパクトに収納できるため、電車などの公共交通機関に持ち込みやすくなります。
両輪を外すタイプは縦置き型と横置き型の2種類があります。ご自身にとって扱いやすい方を選ぶようにしましょう。
選び方②縦置きか横置きか
縦置きタイプと横置きタイプでは、収納の手順や収納したときのサイズが異なります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
【縦置きタイプ】
縦置きタイプはサドルとリアエンドを地面に立てた状態で収納するのが特徴です。両輪を外す手間がかかるものの、幅を取らないのがメリットです。
横置きタイプとは異なりエンド金具を装着する手間がかかりますが、車の搭載スペースが限られている場合や電車等に持ち込む機会が多い方におすすめと言えるでしょう。
【横置きタイプ】
縦置きタイプは、ハンドルとサドルを地面に立てた状態で収納するのが特徴です。エンド金具を取り付ける必要がなく、縦置きタイプと比べると簡単に梱包ができるのがメリットです。
収納後は横長の形状になるため、公共交通機関に持ち込む機会が多い場合は邪魔になりやすいので注意が必要です。
選び方③素材
輪行袋は様々な素材で作られていますが、ポリエステル製などの乾きやすくて耐久性の高い素材を選ぶのがおすすめです。また、ロードバイクが汚れた状態で輪行袋に収納することもあるため、汚れが落ちやすい素材であるかどうかも確認しておきましょう。
また、薄手の素材はコンパクトにまとめやすいので携行性が良いものの、強度が劣るので丁寧に取り扱う必要があります。逆に厚手の素材は頑丈ですが、収納時のコンパクトさは、薄手の素材
選び方④開閉方法
輪行袋の開閉方法にはファスナーや巾着などの選択肢があります。商品数としてはファスナータイプが多く、袋を大きく開いて自転車を出し入れすることができます。
巾着タイプはファスナーと比べると開閉部分の故障のリスクが少ないのがメリットです。どちらにも良さがあるので、ご自身にとって使い勝手が良い開閉方法の輪行袋を選ぶようにしましょう。
選び方⑤メーカー
輪行袋は様々なメーカーから販売されています。ここでは、輪行袋の代表的なメーカーをご紹介します。
【ドッペルギャンガー】
ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER)は、東大阪発のオートバイ用品メーカーです。ドッペルギャンガーでは、比較的お手頃な輪行袋を取り扱っているので、初めて購入する方にもおすすめです。
【モンベル】
モンベル(Mont-bell)は、登山をはじめとするアウトドア用品を多く取り扱うメーカーです。シンプルな構造で使いやすいものから飛行機に持ち込みたい方向けの商品など幅広くラインナップされています。
【オーストリッチ】
オーストリッチ(OSTRICH)は、アズマ産業株式会社が展開するブランドです。オーストリッチでは軽量タイプから衝撃に強いモデル、折りたたみ自転車用など幅広いの輪行袋を取り扱っています。品質を重視する方はぜひチェックしてみてください。
選び方⑥手入れが簡単か
輪行袋を選ぶ際は、お手入れ方法にも注目しましょう。輪行袋は屋内外に直置きしたり、雨風にさらされることもあるため、耐久性が高くてお手入れがしやすい商品を選ぶのがおすすめです。
また、雨やぬかるみで濡れたり汚れたりした自転車を収納することもあるため、手入れのしやすさを重視する場合は防汚加工や撥水加工が施されているかも確認しておきましょう。
おすすめ人気輪行袋9選！
輪行袋の特徴と選び方を把握したところで、ここからは輪行袋のおすすめ商品を厳選してご紹介していきます。
おすすめ①オーストリッチ 輪行袋
OSTRICH(オーストリッチ)の輪行袋 [L-100]は、ロード、MTB、クロスバイクに対応している定番の輪行袋です。巾着タイプのシンプルな形状で、耐久性に優れたNL70D・210D/ARC素材を採用しています。
本体サイズは1,100mm×950mm×250mm、重量:235gと超軽量・コンパクト設計です。ショルダーベルトと中締ベルトが付属しており、エンド金具は別売りとなっています。
おすすめ②モンベル コンパクトリンコウバッグ
mont-bell(モンベル)のコンパクトリンコウバッグは、筒状のシートを畳んだ自転車にかぶせるだけで素早く収納することができる輪行バッグです。40デニール・ナイロン・タフタ素材を採用し、26~29インチに対応しています。
本体サイズは100×140cm、重量は297cmです。使用しないときは内側のポケットが収納ケースになる構造なので、コンパクトにまとめておくことができます。
おすすめ③Erasky 輪行袋
Eraskyの輪行袋は、フロントホイールとハンドルバーを取り外せば26インチマウンテンバイクと700cロードバイクの両方に使うことができます。耐久性の高い1680Dファイバーで作られており、防水性能も備えています。
本体サイズは130x82x25cm、ショルダーストラップデザインで持ち運びがしやすいです。また、使わない時はコンパクトにまとめておくことができます。
おすすめ④キャプテンスタッグ 輪行袋
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)の輪行袋・折りたたみ自転車用は、20インチまでの折りたたみ自転車に対応しています。持ち運びやすい専用ベルト付きで、ちょっとした小物入れに便利な外ポケットもついています。
本体サイズは幅82×高さ55×奥行38cm、容量はおよそ170Lです。生地が厚いため、自転車だけではなくアウトドア用品の持ち運びバッグとしてもおすすめの商品です。
おすすめ⑤サンワダイレクト 輪行袋
サンワダイレクトの輪行袋は、クロスバイクやロードバイク、スルーアクスル方式・ディスクロードマウンテンバイクに対応しています。自転車の前後輪を外すため、コンパクトに収納することができます。
本体サイズは幅110×高さ80cm、撥水加工を持つPVC素材で作られいます。肩掛け紐の根元部分にセキュリティワイヤーを通すことができるため、盗難対策をしたい方にもおすすめです。
おすすめ⑥大久保製作所 カジュアル輪行袋
大久保製作所の「カジュアル輪行袋RK-02L」は、ハンドルを曲げずにロックベルトで固定するタイプの輪行ベルトです。ポリエステル素材で作られており、フルオープンタイプなので出し入れが簡単にできます。
本体サイズは高さ110×横150cm、重量は約340gです。ワンタッチショルダーベルト・ハンドルロックベルト・固定フック×3本・収納袋が付属しており、収納袋に入れるとボトルゲージに納めることもできます。
おすすめ⑦レイチェル 輪行袋
Raychell(レイチェル)の「折りたたみ自転車用輪行バッグ」は、折りたたみ自転車をすっぽりと収納できる輪行袋です。自転車だけではなくアウトドア用品やスポーツ用品、引越しなどで物を運ぶ際にも活用できます。
本体サイズは100×78×39cm、容量は304Lです。使用しない時は折りたたんでコンパクトに収納でき、ハンドル部分に装着することが可能です。小物収納ポケットも付いています。
おすすめ⑧GlobalCity 輪行袋
GlobalCityの輪行袋は14~20インチまで幅広く対応可能している、折りたたみ自転車専用の輪行袋です。耐久性の高いポリエステル600D素材で作られており、ファスナーが180度開くので出し入れがしやすいです。
肩にかけていても疲れにくいショートショルダータイプで、移動中の負担を軽減できます。自転車だけではなく、キャンプやマリンスポーツ、ウィンタースポーツ用のバッグとしてもおすすめです。
おすすめ⑨グランジ 輪行袋
grunge(グランジ)のキャリー輪行袋は、トートバッグタイプの輪行袋です。リップストップ生地が使われており、ロードバイクを正しく入れられるように内部に目印が付いています。
本体サイズは70x100x20cm、505gと軽量です。使わない時はコンパクトにまとめてサドルの裏部分に収納することができます。ホイールケース2枚とベルト2本が付属しています。
輪行する際はマナーに注意！
公共交通機関では、自転車の一部が外に出ている輪行袋は持ち込みすることができないので注意が必要です。輪行をする際に守るべきマナーをチェックしておきましょう。
【バス】
基本的に通常路線のバスでは輪行できませんが、長距離バスや夜行バスだと、バス会社や路線によって輪行できるケースがあります。
しかし、事前に予約が必要だったり、追加料金が発生することがほとんどです。また、混雑時は持ち込むことができない場合が多いので、バス会社に問い合わせておくことが大切です。
【電車】
JRの場合、持ち込める荷物に関して「縦・横・高さの合計が250cm(長さは2ｍまで)以内かつ重さ30kg以内であれば2個まで持ち込むことが可能」という規定があります。新幹線によっては「特大荷物スペースつき座席」の事前予約が必要になるので注意が必要です。
【飛行機】
飛行機で輪行する場合は、飛行機向きの頑丈な輪行袋を選ぶようにしましょう。荷物として預け、積み下ろしが行われるので、破損を防ぐために厳重に梱包する必要があります。
輪行袋があれば旅でも自由にサイクリングが楽しめる！
今回は、輪行袋の特徴と選び方、おすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたか。輪行袋があれば、旅先に自転車をもって行き、サイクリングを楽しむことができます。
記事の中では輪行袋のおすすめ商品をご紹介しました。これから購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。
