国産ドッグフードおすすめ15選!愛犬のためのこだわりフードの選び方
健康志向の高まりとともに、愛犬が食べるドッグフードの原材料を気にする飼い主が増えています。皆さんは、店頭に並ぶドッグフードの原材料をしっかり把握した上で、愛犬に最適な商品を選べているでしょうか。今回は、国産ドッグフードの選び方やおすすめ商品をご紹介します。リーズナブルなものから高級なものまで、幅広い商品が販売されています。ぜひ参考にして、愛犬に合ったフードを探してみてください。
安価なドッグフードは危険を招く⁈
ホームセンターなどで販売されている安価なドッグフードの多くは、消化不良やアレルギーの原因となる穀物(グルテン)が大量に含まれていることがあります。
それだけでなく、発がん性のリスクがある着色料や酸化防止剤などが含まれている製品が多いため、注意が必要です。
ドッグフードは毎日食べるものですから、健康を害する可能性のある成分を含むフードを与えることは大変危険です。
もちろん、1回や2回なら問題ないかもしれませんが、毎日愛犬に食べさせるとなると、危険な物質が体内に蓄積され、思わぬ病気を引き起こす可能性も十分考えられます。
ですから、愛犬の健康を維持するためには、安全で安心できるドッグフードを与えることが一番です。
愛犬のためのドッグフードの選び方
アレルギーや消化不良、発がん性などのリスクを軽減し、愛犬に必要な栄養素を摂取できるドッグフードは、次のような仕様のものです。購入する前にチェックしてみてください。
ドッグフードの選び方①国産にこだわる
原産国が「日本」となっていても、それはあくまで最終加工地です。つまり、最終加工地は日本であっても、原材料は日本産であるとは限りません。
海外から輸入した原材料を使っているかもしれませんし、中間加工まで別の国で行われているかもしれません。もしかしたら、食の安全が叫ばれている国で加工されたドッグフードである可能性も排除できないでしょう。
もちろん、すべての工程が徹底して管理されていれば問題はないでしょう。一方、気をつけたいのは、情報が極端に少ない商品です。
原材料の産地や仕入先がわからない国産ドッグフードを愛犬に与えることは、実はとても怖いことです。最近は、原材料の産地や仕入先をきちんと公開している国産ドッグフードも増えてきました。
中には、生産者の顔やプロフィールを載せているメーカーもあります。愛犬のためにも、なるべくそのような国産ドッグフードを選んであげたいものです。
季節によって産地を変えているドッグフードもありますが、やはりできるだけ産地が明記されているものを選ぶとよいでしょう。
ドッグフードの選び方②無添加
ドッグフードに使われている添加物の中には、人間の食べ物には使われていないものもあり、調べれば調べるほど心配になることもあるでしょう。心配な方は、少し高くなりますが、無添加のドッグフードを購入することをおすすめします。
ドッグフードに含まれる「危険な人工添加物」の量は、ほとんどの場合、身体に害を与えない程度の量です。ただし、これは愛犬の体質にもよるので、愛犬に合ったドッグフードを探してあげてください。
ドッグフードの選び方③安全な原料
タンパク源として「肉」が含まれているものは、良いドッグフードと言えるでしょう。ご存じのように、犬は肉食動物ですから、肉に含まれる「動物性たんぱく質」は、摂取しなければならない大切な原材料です。
食品の成分表には、「原材料は使用順に記載する」というルールがあります。成分表の一番上の項目が「主原料」なので、牛肉、鶏肉、鹿肉、羊肉などの動物性タンパク質が主原料として記載されているドッグフードは「良質」であると考えられています。
反対に、よく使用される「肉副産物」とは、一般に、食用に加工した後に残る内臓、脳、骨、血液のことです。食用肉よりも安価であるため、多くのペットフードメーカーで使用されています。
食用に加工した後に残る廃棄物なので、当然、愛犬には食べさせたくない食材です。そのため、原材料に肉副産物が記載されている場合は、購入を検討した方が良いでしょう。
ドッグフードの選び方④衛生的な工場
できるだけ健康に良い商品をお探しなら、ISO(国際標準化機構)認証やFAMIC(食品・農林水産消費安全技術センター)の製造基準を満たした工場で製造されているものを選ぶとよいでしょう。
品質や品質保証の管理基準をパスした工場で作られたフードであれば、衛生的に管理された工場で作られた証になります。
なお、保存料や着色料を使用しない無添加のドッグフードであっても、製造工程が悪いと品質に問題がある場合がありますので、ご注意ください。
愛犬におすすめ!国産ドッグフード15選
ここでは、安心して愛犬に食べさせられる国産ドッグフードのおすすめ商品をご紹介します。上記の選び方で解説したように原材料や安全性など、安心できる品質の商品ばかりですので、ぜひチェックしてみてください。
おすすめ①ドックフード工房 国産無添加 ドライフード
素材にこだわり、合成添加物を一切使用しないドッグフードで、1袋750g、1粒約0.6cmのミニサイズなので、小型犬でも生食できます。
馬肉・鶏肉・野菜畑の3袋セットで、毎日違う味を愛犬に与えることができます。愛犬の体調に合わせてフードの味を変えたい方におすすめです。
おすすめ②華ちゃん犬猫すこやか本舗 うまか
ヒューマングレードとも評価される日本製のプレミアムフード「うまか」は、博多の水炊きの名店が、自社ブランド鶏を100%使用して作った超高級ドッグフードです。
プレミアムフードとして「人工添加物不使用」「小麦グルテンフリー」「ノンオイルコーティング」を実現し、原材料も「国産原料」を中心に使用していますので、安全性が高いと言えます。
ブランド鶏を使用することで安全性に優れているだけでなく、犬の体の形成やお腹の健康を考えて「良質な動物性タンパク質」「ビフィズス菌」「オリゴ糖」にこだわって作られたドッグフードなので、大変人気の商品となっています。
特に、無添加で胃腸に良い食材を使用しているため、体内に老廃物が溜まる心配が少なく、体の痛みに悩む犬にもオススメのフードです。
おすすめ③七つ星
日本国内で生産された原料のみを使用したドッグフードで、原材料から製造まで国産にこだわったドッグフードをお探しの方におすすめです。
国内のHACCP認定工場で製造し、製造から包装までの全工程を徹底した品質管理のもとで製造されています。
おすすめ④ビューティープロ ドッグフード
ビューティープロは、ビタワンと同じ日本ペットフード株式会社が製造・販売するドッグフードです。合成着色料や保存料を一切使用していないため、リーズナブルなドッグフードの中では比較的安全性の高いドッグフードと言えます。
有害な添加物を避け、リーズナブルな価格のドッグフードを購入したい方は、「ビューティープロ」のような商品を選ぶとよいでしょう。
「愛犬の毛艶が良くなった」「よく食べてくれる」「小分けになっているので便利」などのコメントから、評判の良いドッグフードであることがわかります。
おすすめ⑤モグワン
モグワンは、「愛犬家が選ぶNo.1ドッグフード」を受賞するほど人気の高いプレミアムフードです。モグワンは「理想の噛みごこち」をコンセプトに、試食会では97.8%の犬が完食するなど、噛みごたえの向上が期待されています。
プレミアムフードとして「ヒューマングレード」「グレインフリー」「無添加」にこだわり、愛犬の栄養源として最も重要な動物性タンパク質を50%以上配合しています。
新鮮なチキンとサーモンをふんだんに使用しているので、チキンと魚の美味しさを存分に味わえるフードですし、生のサーモンが入ることで「DHA」「EPA」の栄養素が摂取できるので、栄養バランスはとても良いと言えます。
もちろん、お肉だけでなく、厳選された野菜や果物もたっぷり入っているので、愛犬に栄養たっぷりの食事を与えることができます。
また、2020年2月24日よりモグワンの「原材料」がリニューアルされ、より愛犬の健康をサポートするために、脂肪分が12%から10%に減量されました。
モグワンのタンパク質含有量は27%なので、高タンパク低脂肪になり、より栄養バランスの良いフードに進化しています。気になる方は、一度チェックしてみてください。
おすすめ⑥PAL&I プレミアムドッグフード
素材を生かした自然な味わいのヒューマングレードのドッグフードです。ビール酵母を配合しており、毛艶の向上も期待できます。もともと肉食の犬のために、低脂肪で消化によく、高タンパクになるように鶏肉が配合されています。
小麦・グルテンフリー、不要な添加物不使用に加え、厳選された8種類の穀物でアレルギーにも配慮していて安心です。また、消化に良い小粒タイプで食べやすく、肉臭くない鰹節の香りで食いつきが良いドッグフードです。
それだけでなく、たっぷりの野菜成分と消化しやすい炭水化物・繊維を含むバランスの良い食事ですので、腸内環境を良好に保つことができます。
おすすめ⑦健康いぬ生活 馬肉自然づくり
馬刺しで有名なリタックフーズから販売されているドッグフードです。カナダ生まれ、熊本育ちの馬肉を使用した「馬肉自然づくり」は、小型犬からシニア犬までを対象としています。
海外産や元競走馬の馬肉を使用したドッグフードがある中、「馬肉自然づくり」は、熊本で「肉」として育てられたカナダ産の馬を使用しています。
人間用に切り分けた馬刺しを使用しているため、鮮度も申し分ありません。「馬肉自然づくり」を販売するリトク食品では、馬の産地や飼育方法、食肉センターの所在地などの情報を開示しているため安心です。
また、原材料はすべて国産で、製造工場はHACCPに対応しています。このように徹底しているため価格は高めですが、安全性の高い国産ドッグフードを愛犬に食べさせたい方におすすめのドッグフードです。
馬肉ナチュラリーメイドの原材料はわずか17種類で、アレルギーを引き起こしやすい小麦は一切使用していません。
おすすめ⑧サクラペットフード 半生フード
「サクラペットフード」の主原料は国産肉です。半生フードには国産生鶏肉、ドライフードには骨や皮、内臓を含まない国産牛肉を使用しています。
ISO認証やFAMIC(食品・農林・水産・消費安全技術センター)の製造基準に準拠した国内工場で生産し、衛生管理を徹底しています。合成保存料も無添加なので、大切な愛犬に安心して食べさせることができます。
おすすめ⑨コンボ ピュア
8種類の野菜をブレンドしたドライフードに、国産鶏肉と小魚の乾燥品をトッピングしています。着色料・香料は一切使用していません。
成犬以上、超小型犬から大型犬まで与えることができ、幅広い飼育環境に対応したドッグフードです。異なる犬種の多頭飼いをされている方にも適しています。添加物が気になる方もぜひご検討ください。
おすすめ⑩ビタワン ドッグフード
四季の移り変わりの激しい日本で暮らす愛犬の健康を考え、栄養バランスに優れたおいしい総合栄養食です。鶏肉のうまみが豊富で、健康維持に欠かせないビタミンやミネラル、β-グルカンをバランスよく含んでいます。
それだけでなく、皮膚の健康や美しい被毛への配慮など、愛犬の健康全般をサポートするロングセラー商品です。
おすすめ⑪コノコトトモニ このこのごはん
「国産」「無添加」「ヒューマングレード」「ノンオイルコーティング」「小麦グルテンフリー」というスペックを持つ、高品質なドッグフードです。
とりわけ、小型犬の悩みとして多い「口臭・体臭」「涙やけ」「毛づや」に特化し、高品質な原材料で構成されたフードです。タンパク源として3種類の肉を使用しています。
「鶏肉」「レバー」「鹿肉」の3種類の肉に加え、贅沢にも「まぐろ」を配合しており、肉と魚の両方の栄養を摂取できるため、愛犬の健康維持にかなり役立つドッグフードです。
おすすめ⑫HACK オールフォーワン
犬種や年齢を問わず、どんな犬でも美味しく食べられる総合栄養食です。小麦・グルテンフリーで、香料・着色料・合成保存料不使用で安心な上、乳酸菌やオリゴ糖を配合し、腸内環境を健康に保つのに役立ちます。
また、愛犬のライフステージに合わせた健康維持のために、機能性成分を配合しています。顔の見える厳選素材にこだわっているからこそ、日本国内で生産された高品質な素材を使用しています。
人間が食べても大丈夫なヒューマングレードなので、飼い主さんも安心して愛犬に与えることができます。
おすすめ⑬スマイリー まぐろ deli
DHA、EPA、ビタミンB6などの栄養素を豊富に含むマグロの生魚を使用したドッグフードです。犬の体型に配慮し、オイルコーティングを施していません。
まぐろのほか、チキン、ポークがラインナップされており、それぞれ600g、1.5kg、5kgのサイズから選べます。
おすすめ⑭GOWAN
愛犬の体のことを考えた日本製のプレミアムドライフードです。生肉を50%使用し、BHT、BHAはもちろん、合成保存料、着色料、香料、増粘剤、発色剤も不使用の無添加ドッグフードです。製品本来の栄養価を守るため、低温で製造しています。
本製品は、製造時に新鮮な生肉をミンチにして他の材料と混ぜ合わせ、低温で長時間かけてゆっくりと乾燥させることで、油脂の酸化を抑えています。
おすすめ⑮キュエル
7歳以上の犬=成犬の健康に配慮した特別なレシピと製法で作られており、グルコサミン、コンドロイチン、MCTオイル、DHA、乳酸菌、オリゴ糖などの機能性成分が配合されたドッグフードです。
20年以上の実績を持つ食品会社による厳格な品質管理のもとで製造されています。レシピは、国産ブランド鶏肉と国産野菜をベースに、かつお節をたっぷり加え、風味豊かに仕上げています。
AAFCOの基準もクリアしており、本品と水だけでマチュア犬が1日に必要な栄養素を摂取することができます。
大切な愛犬のごはん選びは慎重に!
いかがでしたか?ドッグフードの成分表示は少しわかりにくいですが、愛犬に必要な量を知り、適切な量を与えることが大切です。愛犬が元気に長生きするために、過不足のないバランスのとれた栄養補給を心がけるようにしましょう。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。