iPhoneの充電時間が長い!充電スピードが遅い原因や対処法を解説!
iPhoneの充電がなかなか100%にならず、困ったことはありませんか。充電時間が長いとイライラしたり故障かも、と思った経験のある方もおられます。ここではiPhoneの充電スピードが遅い原因や対処法を解説していきます。急いでいる時に限ってなかなか充電できないと焦るので、ぜひ対処方法を知っておきましょう。
目次
iPhoneの充電時間が長い原因とは?
iPhoneの充電時間が長い原因は、いくつかあります。故障かもと思っていても、翌日は普通に充電できたりと、時々遅いと言う場合もあるので、原因がよく分からない方もおられるでしょう。ぜひ原因をチェックして、自分に当てはまる可能性のあるものをチェックしてみてください。
充電時間が長い原因①充電環境が悪い
原因1つ目は、充電環境が悪いからです。充電する環境を気にする方はあまりいないかもしれませんが、充電している場所が直射日光が当たる部屋やストーブの近くであったり、夏場の車内のダッシュボードの上など、充電している場所が暑いと普段通りの速度で充電できない場合があります。
冬場に外でモバイルバッテリーを使って充電する際など、寒さが厳しい場所なども起こりえます。寒さよりも暑さの方が起こるケースは多いかもしれません。
充電時間が長い原因②ケーブルやアダプタの出力が弱い
続いては、ケーブルやアダプタの出力が弱いことです。出力はアンペアと言う数値で表され、アンペア数が低いと充電速度が遅くなります。パソコンからiPhoneを充電する場合なども出力が弱く、コンセントを使ってACアダプタで充電するよりも時間がかかります。
iPhoneのシリーズによって、何アンペア以上の急速充電対応しているかは違うので、持っているiPhoneがどこまでに対応しているか、また出力が弱い充電方法を取っていないかを確認してみましょう。
充電時間が長い原因③バッテリーが劣化している
バッテリーの劣化も充電時間が長くなる原因の1つです。バッテリーには寿命があり、使えば使う程劣化していくため、段々と充電時間も長くなっていきます。iPhoneを購入してから年数が経っていたら、バッテリーの寿命の可能性があるでしょう。
充電時間が長い原因④アプリを起動しすぎている
最後はアプリを起動しすぎているからです。充電よりも起動しているアプリの方が優先されるので、アプリをあれこれ使いながらでは通常よりも時間がかかってしまいます。バッテリーの消耗が激しいアプリやゲームなどをしながらの充電は、熱暴走も起こりやすく本体にも良くありません。
メモリ消費の少ないアプリなら使用していてもさほど影響はないかもしれませんが、充電しながらアプリを使うのは止めておいた方が良いでしょう。
iPhoneの充電スピードが遅いときの対処法
ここからはiPhoneの充電スピードが遅いときの対処法をご紹介していきます。出かけないといけないのに充電が少ない、なかなか充電が完了しないと困るものです。ぜひ対処法を知って、充電が遅い場合に試してみてください。
対処法①急速充電できる機器を使う
対処法1つ目は、急速充電できる機器を使う方法です。USB急速充電器と言う充電器があり、高出力のため早く充電できます。ただ、iPhoneの中でもiPhone 8以降なら大丈夫ですが、USB PD(USB Power Delivery)に対応している機種でないと使えません。
USB PDはUSBケーブルを使って急速充電するための規格で、ケーブルもUSB PD対応である必要があります。またUSB PDはType-Cでのみ利用できる規格のため、iPhoneの種類によっては充電器だけでなくケーブルも買う必要があるでしょう。本体、充電器、ケーブルの3つともUSB PD対応か、まず確認してみましょう。
対処法②iPhoneの電源を切って充電する
続いては、iPhoneの電源を切って充電する方法です。iPhoneの電源を切ることでアプリなどバッテリーを消耗するものがない状態になるため、充電時間が速くなります。ただ、通信等もできないので連絡などが来なくても大丈夫な時に使うと良いでしょう。
対処法③機内モードで充電する
機内モードで充電する方法も、速く充電できます。機内モードは通話などすべての無線通信をOFFにする機能で、飛行機搭乗時にしか使わないことが多いです。データ通信する電力がいらなくなりバッテリーの消費も少ないため、充電スピードは速くなります。
ただ、通信ができないと困るという方は、機内モード中もWi-FiやBluetoothだけを利用する設定にすれば利用可能なのでおすすめです。
対処法④低電力モードで充電する
最後は低電力モードで充電する方法です。低電力モードは消費電力を抑えられるモードで、こちらも充電が速くなります。自動ロックやディスプレイの明るさ、自動ダウンロードなど一部の機能が制限されるか機能に影響が出ますが、通信自体はできるので電源を切りたくない方には使いやすいでしょう。
それでもiPhoneの充電時間が長いときは?
対処法をいくつか試しても、それでもiPhoneの充電時間が長いときもあるでしょう。何をやっても効果がない場合は、次のどちらかを手段を取ることになります。自分にiPhoneが使い始めて何年になるかや、愛着があるかでもどちらにするか迷うかもしれませんが、充電時間が長いことを我慢ができなければ、ぜひ検討してみてください。
iPhoneのバッテリーを新しくする
iPhoneを購入して数年経っている場合は、バッテリーの劣化が考えられるため、バッテリーを新しくするのがおすすめです。バッテリーが劣化した状態で使用し続けると、バッテリーの膨張や発火の恐れもあるので、早めの交換がおすすめです。Appleストアで交換ができます。
iPhone本体を買取してもらう
年数も経っていて買い替えのタイミングでもあるなら、iPhone本体を買取してもらい、買い換えるのもおすすめです。近年、iPhoneは中古でも高価格で取引されるなど需要は高く、数年前の機種でも多く取引されています。
バッテリーが劣化していても交換可能な消耗品のため、本体に問題がなければ十分買取してもらえる可能性があるでしょう。
iPhoneのバッテリーを長持ちさせるコツ
iPhoneだけでなく、スマートフォンも使っていくうちにバッテリーの持ちは悪くなります。経年劣化もありますが、使い方によってはバッテリーに負荷をかけてしまう良くない使い方があります。iPhoneのバッテリーを長持ちさせるコツを確認して、出来る限り負荷をかけないように心がけましょう。
0%になる前に充電する
長持ちされるコツ1つ目は、0%になる前に充電することです。極力ギリギリまで充電を使い切った方が良いと思っている方も多いですが、実は0%にしてしまうとバッテリーの寿命を短くしてしまうのです。iPhoneのバッテリーはリチウムイオンバッテリーという種類が使われており、速く充電できて長持ちするタイプになります。
以前のiPhoneのバッテリーは0%まで使った方が良いとされていましたが、リチウムイオンバッテリーになってからは逆に、0%にすると負荷がかかるため劣化してしまうとされているため、0%になる前に充電するように心がけましょう。
1日に何回も充電しない
1日に何回も充電しないことも、バッテリーの持ちを良くするコツです。iPhoneの使用時間が長い方は、充電出来る場所に行くと残量があっても充電してしまうという方もおられます。途中で電池がなくなるのは嫌ですが、1日に何度も充電してしまうのもバッテリーの性能を下げ、持ちが悪くなります。
また、家にいるときは充電器に繋いだままと言う方も、常に100%の状態で充電していると過充電と言う状態になり、段々とですがバッテリーに負荷をかけてしまいます。ある程度充電できたら充電器を抜くようにしましょう。
充電中にiPhoneを使わない
充電中にiPhoneを使わないことも重要です。通話中やゲーム中、動画を視聴している際に電池が少なくなって、充電しながら会話したり遊んだ経験のある方も多いかもしれませんが、充電中の使用はバッテリーに負荷をかけるため、良くありません。
充電しながらインターネットを見たり、アプリを使うのも同様で、使いながら充電すると充電時間も長くなります。充電中は使用しないほうが、バッテリーの持ちはよいでしょう。
iPhoneの充電時間が長いと感じたら色々と試してみよう
iPhoneの充電スピードが遅い原因や対処法をご紹介してまいりましたが、自分の原因を特定できたら幸いです。対処法も試したことのないものがあれば、ぜひ色々試して頂き充電時間がどれくらい速くなるかを確認してみてください。
ただ、残念ながらバッテリーの劣化によるものだとやはり交換しかないので、色々試しても効果がない場合はバッテリーの交換を考えていただくのが良いでしょう。充電時間が長いと不便な方も多いので、ぜひ速く充電できる方法を試してみてください。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。