クラシックレコードの買取相場は低め?少しでも高く売るコツは?
クラシックのレコードは、音楽の歴史や芸術性を感じられる貴重なアイテムです。しかし、クラシックのレコードは他のジャンルに比べて相場が低く、買取を断られることもあります。そこで今回は、クラシックレコードを高く売るためのポイントと、おすすめの買取店をご紹介します。ご自宅に眠っているクラシックレコードがありましたら、ぜひ参考にしてみてください。
目次
クラシックレコードは高く売れない⁈
家に眠っているクラシックレコード、買取に出すかどうかを迷っている方もおられることでしょう。ここでは、クラシックレコードの買取に関する現場を解説します。
買取相場は他ジャンルと比べて低め
クラシックのレコードの中には高価買取できるものもありますが、このジャンル全体の買取価格は比較的低い傾向にあります。しかし、その中でも特に買取価格が低いレコードがあります。
まず、状態の悪いレコードは買取価格が低い傾向にあります。盤が歪んでいたり、カビが生えていたり、傷がついていたりすると、正常に再生できないため、買い手からの評価が低くなる可能性があります。
次に、モノラルのレコードも買取価格が低くなる傾向があります。モノラルレコードとは、音源を1本のマイクで録音したレコードのこと。ステレオ盤に比べると立体感に欠けるため、同じタイトルでもステレオ盤より安く買い取られることがあります。
また、同じタイトルでも国内盤の方が安くなることが多いです。国産盤はオリジナル盤に比べて音質が劣る傾向があり、またダビングテープから作られているため、オリジナル盤よりも評価が低くなりがちです。
そもそも買取をしていない店もある
クラシックのレコードは、一般的なポップスやロックのレコードよりも低価格で買い取られる傾向があります。実は、中古レコード店の中には、クラシックのレコードを買い取らないお店もあります。買取を行わない理由としては、以下のようなことが考えられます。
まず、クラシックのレコードは昔大量に生産されていたため、現在でも在庫が余っている場合があります。そのため、在庫処分に困る可能性があるため、買取を行わないことがあります。
また、中古レコード店の中には、ポップスやロックを専門に扱っていて、クラシックのレコードを扱っていない場合もあります。さらに、クラシックのレコードを査定する専門知識がない場合、買取を行わないお店もあります。
クラシックのレコードは、演奏家、指揮者、レーベル、盤質など様々な要素によって価値が変わるため、専門的な知識が必要です。
中古レコード店の査定員がそのような知識を持っていない場合、正確な査定ができず、買取を見送られることがあります。
高額で買取されやすいクラシックレコードの特徴
クラシックレコードの価値は、保存状態、レーベル、希少性など様々な要素によって決まります。ここでは、高価買取されやすいクラシックレコードの特徴をご紹介します。
名門・人気レーベルのオリジナル版
クラシックの名門レーベルや人気レーベルのオリジナル盤は、再発盤に比べて音質が優れていることが多く、安定した需要があるため、高額買取されやすい傾向にあります。
特にドイツ・グラモフォンやテラークの初期作品など、歴史のあるレーベルのオリジナル盤は高く評価されます。
高音質盤のレコード
保存状態が良く、高音質にこだわって作られたクラシックレコードは高価買取の傾向にあります。特にスーパーアナログ盤やDAMなどの高音質レコードは高額査定となります。
SACD(スーパーオーディオCD)など、CDの次世代規格と言われるレコードも高価買取の可能性があります。
CD化されていないレコード
CD化されていないクラシックのレコードで、貴重な音源が収録されているものは、ファンや演奏関係者からの需要が高く、高値で取引される傾向にあります。
また、CDでは全く印象の異なるクラシック音楽もあり、そのようなクラシックレコードも高価買取が可能です。
クラシックレコードを少しでも高く売るコツ
クラシックのレコードは音楽の歴史や芸術性を感じられる貴重なアイテムですが、買取価格は他のジャンルと比べると低めです。
しかし、少しでも高く売ることは不可能ではありません。ここでは、クラシックのレコードを高く買い取ってもらうための4つのコツをご紹介します。
知識をもった専門スタッフがいる
クラシックのレコード買取には専門的な知識が必要です。レーベルや盤質、希少性などを正しく判断できる査定員がいるかどうかは、買取価格に大きく影響します。
一般的なリサイクルショップでは、クラシックレコードに詳しい査定員がいないことが多く、適正な価格を提示してもらえないことがあります。
クラシックレコードの買取実績が豊富な専門店を利用することで、高額買取の可能性が高まります。
帯や歌詞カードなどの付属品を揃える
クラシックレコードは音楽だけでなく、ジャケットや付属品もコレクターの価値観を左右します。帯や歌詞カード、取扱説明書などの付属品が揃っていると、買取価格が数十倍になることもあります。
特に国内盤の場合、帯や解説書があると海外からの需要が高まります。付属品がある場合は必ず一緒に査定に出しましょう。
複数枚まとめて売りに出す
バイヤーは一度に大量のレコードを売るお客様を大切にしますので、1枚だけでは値段がつかなくても、まとめて売れば買ってくれる可能性があります。
また、複数枚あればジャンルや年代ごとに分類して査定に出すこともできます。自宅に眠っているクラシックのレコードがあれば、できるだけまとめて査定に出しましょう。
状態が悪化しないよう保管にを気を付ける
レコードの状態は査定額に大きく影響します。カビ、ホコリ、キズ、反りなどは買取価格を下げる要因になります。レコードは湿気や温度に弱いので、保管方法にも注意が必要です。
直射日光や暖房器具を避け、風通しの良い場所に保管しましょう。また、定期的に拭き掃除や再生テストを行い、状態をチェックすることも大切です。
クラシックレコードの買取店おすすめ3選
ここからは、クラシックレコードを売りたい方におすすめの買取店3店を厳選して紹介していきます。それぞれのお店の特徴や口コミも載せていますので、ぜひご覧ください。
クラシックレコードの買取店①エコストアレコード
エコストアレコードは、1994年創業、30年以上の実績と1000万枚以上の買取実績を持つレコード買取専門店で、レコードの価値を正しく評価し、高価買取してもらえます。
手数料は一切なく、宅配・店頭・出張の3つの買取方法から自分の都合の良い方法を選べます。送料や査定料も一切かかりません。また、ワールドワイドな販売ルートにより、幅広いジャンルのレコードにも対応しています。
エコストアレコードはプライバシーマークを取得し、お客様の個人情報を厳重に管理しているお店です。レコード買取のプロとして、お客様に満足いただけるよう日々努力を積み重ねているお店です。興味のある方はぜひチェックしてみましょう。
エコストアレコードの口コミ
査定に来て下さった方が1枚1枚丁寧に手際よく調べて下さり 帯などがあった方が高く買取になりますなど教えてくださいました。古いジャズやラテン、歌謡曲等混ざっていましたが、流通のあまり無いものは査定が付きにくいとも説明して下さり対応がとても丁寧でした。引用:Googleマップ
主に80年代ニューウェーヴのレコード中心に100枚ほど持ちこみました。査定価格は大体予想通りで、特に不満は無いです。駐車場1台確保しているので、車で持ちこみが可能です。事前に予約はしたほうが良いです。スタッフの対応も丁寧でした。引用:Googleマップ
処分するのも重くて大変な古いレコード盤でしたが、買取査定をお願いしたら1日〜2日後には梱包用ダンボールが届き詰め込むだけで自宅まで回収に来てくれ、依頼者側の負担は殆ど無く、送った1週間後位には査定額(明細含め)の連絡があり納得できる内容でした。引用:Googleマップ
クラシックレコードの買取店②BeeRecords
BeeRecordsはアナログレコードの買取専門店です。レコードをダンボールに詰めて送るだけの簡単宅配買取を実施しております。送料や査定料は一切かからず、日本全国どこからでもご利用いただけます。
ロック、ポップス、ジャズ、クラシックなど、買取できるレコードの種類は問いません。お手持ちのレコードを手軽に高く売りたい方にBeeRecordsはおすすめです。
BeeRecordsの口コミ
LPだけではなく、カセットテープやレコードプレイヤーも買い取ってもらえます。レコードの状態がいまいちでも一応送ってみる価値ありです。修繕できるものに関してはそれなりの価格で買い取ってくれたりします。引用:クチコミランキング
クラシックレコードの買取店③レコラン
レコランはクラシック専門の買取店です。クラシックレコードの価値を正しく評価し、高価買取してくれます。買取方法は、宅配買取と出張買取の2つの方法からお選びいただけます。
宅配買取の場合、送料は無料、ダンボールや緩衝材などの梱包資材もすべて無料で用意してもらえます。出張買取は、査定員がご自宅やオフィスまで来てくれて、その場で現金化することも可能です。
査定方法は電話査定、LINE査定、メール査定の3つから選ぶことができるので、気軽に査定を依頼することができます。さらに、買取点数に応じて買取価格がアップするまとめ売りキャンペーンも実施しています。
レコランの口コミ
大量のレコード、ターンテーブル、ミキサー全て無料送料で送付させていただき、良心的な金額で買い取っていただきました。ラインでのやり取りもスムーズで大変満足しています。引用:Googleマップ
20年間眠っていたレコードやターンテーブルが思った以上の査定額になりましたー。ちょっと忘れかけていたモノたちだったので思わぬ臨時収入ゲットできました。引用:Googleマップ
自宅に眠っているレコードがあったら査定依頼してみよう!
クラシックのレコードは他のジャンルに比べて買取価格が低いと思われがちですが、実は高く売れることもあります。買取価格に影響する要因としては、レーベルや盤質、希少性などが挙げられます。
また、買取業者によって査定基準や買取方法が異なります。クラシックのレコードを高く売るためには、専門的な知識を持った査定員がいる業者を選び、付属品や状態と一緒に売ることが大切です。
この記事では、クラシックレコードの買取に強いおすすめ業者も3つ紹介しました。エコストア・レコード、ビー・レコード、レコランそれぞれの特徴や口コミを見て、自分のニーズに合った業者を見つけてください。
この記事の情報を参考に、ご自宅に眠っているクラシックレコードがあればぜひ査定を依頼してみましょう。思わぬ高値で買取してもらえるかもしれません。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。