エアコンを処分したい時はどうしたらいい?正しい処分方法・手順を解説!
季節も変わってエアコンが不要になった時、処分に困る方も多いのではないでしょうか。簡単に捨てられるものではないので、どのように処分すればいいのか分からずないのが現状で、いざという時にとても困ります。ここでは正しいエアコンの処分方法をご紹介しています。
ここでは正しいエアコンの処分方法をご紹介していますので、この機会に処分方法・手順を詳しく知ってみましょう。
エアコンを処分するには?
ここでは、エアコンを処分する時はどのようにすればいいのかについて、分かりやすくご紹介します。家庭から出るゴミと同じように捨てることはできないので、まずは基礎知識を学んでみましょう。
エアコンの処分には家電リサイクル券が必要
エアコンは無料では処分することができず、有料になってしまいます。処分費用として「家電リサイクル券」を購入し、処分します。この「家電リサイクル券」がないことには、エアコンを自由に捨てることはできないのです。
ちなみに家電リサイクル券には「料金販売店回収方式」・「料金郵便局振込方式」の2種類の方法がありますので、ここではその方法を詳しく見てみましょう。
料金販売店回収方式とは、家電量販店でエアコンを処分する時にのみ発動します。エアコンの処分費用としてお金を支払うだけで、家電リサイクル券の記入(※処分する商品名や必要事項)は、自分ではやらなくて大丈夫です。
すべて店舗側が代行して実行してくれますので、処分を依頼する側は何もしなくていいので凄く便利です。
一方「料金郵便局振込方式」は家電リサイクル券を郵便局で買う方法です。用紙にも自分ですべて記入するため、少し手間がかかります。ちなみにエアコンを処分する時は処分費用の他にも、エアコンを運送する費用、取り外し費用も別途必要になりますので、そこは注意して下さい。
エアコンのリサイクル料金
エアコンを処分する時の費用はいくらかと言いますと、990円と一般財団法人 家電製品協会 家電リサイクル券センターで定められています。家電処分=高額なイメージがつきがちですが、意外とエアコンは高くありません。
他にも参考までにご紹介しますが、冷蔵庫(171ℓ以上)なら4,730円必要で、テレビ(16型以上)だと2,970円と定められています。もちろん一般ゴミ(※燃えるゴミなど)のように無料というわけではありませんが、それでもコストはそこまで必要ではないので安心しましょう。
エアコンを自分で廃棄処分する方法
ここではエアコンを捨てたくなった時に実行しなくてはいけない、正しい処分方法の手順について分かりやすくご説明します。いつどのようなトラブルになっても大丈夫なように確認しておくことをおすすめします。
自分でエアコンを処分する手順
まずは処分する時の基本的な流れを知って、頭の中でシュミレーションしてみましょう。まずは自分でエアコンを取り外すか、業者に依頼して的確にエアコンを取り外して下さい。
郵便局に行って「家電リサイクル券」が貰い、貰ったら家電リサイクル券に必要事項(※製造業者等名・品目・料金区分コード・料金・あなたのお名前・住所・電話番号)を記入します。
記入方法が分かりにくい場合は郵便局員さんが教えてくれるので、遠慮なく聞いてみて下さい。そして郵便局の窓口(※ATMでも可)で、家電リサイクル券の料金を支払います。支払った後は、「振替払込受付証明書」を頂けますので、それを家電リサイクル券に必ず貼り、取れないようにします。
エアコンと室外機にはシール状になった家電リサイクル券を貼りましょう。ちなみにシールを貼る箇所は指定されていますので、必ず指定通りに貼って下さい。
そして家電リサイクルセンターに問い合わせをし、エアコンを処分したいけど、どのようにすればいいのかを確認してみましょう。すると処分する日にちと処分場所を指定されますので、当日はその場所にエアコンを持って行くようにして下さい。
リサイクル券を貼る場所
エアコン・室外機共に家電リサイクル券を貼る場所は、右側面上部と決まっています。指定された以外の場所にシールを貼っているとエアコンを回収してくれないので、貼る場所は必ず事前に確認するようにして下さい。
廃棄するエアコンを持ち込む指定引取場所
エアコンを処分する時、廃棄する時は、決められた場所で引き渡しをしなくてはいけないという決まりがあります。こちらのRKC一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センターから検索してみましょう。
日本なら全国どこでもすぐに探すことができるので、凄く便利なので是非活用してみて下さい。24時間いつでも検索することができます。
RKC一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センターはこちら
業者にエアコンの引き取り・処分を依頼する方法
ここでは自分で処分するのではなく、業者でエアコンを処分する方法について、細かくご紹介いたします。自分で処分するのは大変な時間と手間がかかってしまいますので、業者を頼れば短時間で確実にエアコンを処分することができるので凄く便利です。
処分方法①家電量販店
店舗に行き、「エアコンを処分したいのですが、どのようにすればいいですか?」と聞いてみましょう。すると丁寧な説明と、家電リサイクル券の説明に入るので、レジにて必要な費用を支払って下さい。
ちなみに家電量販店で依頼する時は家電リサイクル券の費用だけではなく、運搬料と訪問回収料金が必要になります。例えばヤマダ電機で依頼した場合、家電リサイクル券(990円)+運搬料(1,210円)+訪問回収料(2,750円)で、合計4,950円必要と覚えておいて下さい。
すると後日、家電量販店と提携しているプロの業者がエアコンを自宅に引き取りにきてくれます。自分で処分するよりは費用は高くなりますが、安全に確実に処分できるので非常に便利です。
処分方法②自治体
自治体を利用する時は郵便局で家電リサイクル券を購入し、エアコンや室外機に、指定された場所に家電リサイクル券のシールを貼りましょう。
そして必ず家電リサイクル受付センターに電話をするか、ネットで問い合わせをすると、エアコンを処分できる場所と日付を教えてくれるので、あとは指定された日にエアコンを持っていくだけです。自治体なら費用も安いのでお財布にも優しく、誰でも利用しやすい方法となっています。
最近は土曜日や日曜日でもエアコンを処分する自治体が増えてきてはいますが、中には平日しかエアコンを処分できないという自治体も存在しますので、そこは注意が必要です。自治体によっては電話だけではなくネットでも受け付けているところもあるので、是非使ってみて下さい。
処分方法③不用品回収業者
「エアコンを処分したいけど、自分でやるのは面倒」と感じる方は、不用品回収業者に依頼するのもおすすめです。自分で処理するよりは費用が高いですが、電話1本で自宅に引き取りに来てくれるので1番速くエアコンを処分できる方法です。
しかし不用品回収業者の中には悪徳業者も存在しますので、余計な費用を回収されないためにも、まずは見積もりをとるようにして下さい。
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エアコンの処分にかかる費用の目安
「エアコンを処分したいけど、どのくらいの費用が必要なのか?」そんな疑問にお答えします。コストを抑えたい場合は自治体に依頼するのが便利で、手っ取り早く処分したい場合は不用品回収業者や家電量販店に依頼することをおすすめします。
エアコン処分の費用の内訳
自治体でエアコンを処分・回収・破棄する場合は990円ですむので、とにかく処分費用を安く抑えたい方におすすめです。エアコンをリサイクル処分として処理、引き取ってもらう場合は、国産メーカー(※特に製造年月が新しい物)だと処分費用を安く抑えられる傾向にあります。
不用品回収業者に依頼する時は、引き取りに来てくれる人数によっても値段に差が出てしまいますので、事前に見積もり依頼するようにして下さい。
業者別費用の相場
基本的にエアコンの処分費用がどのような仕組みになっているのかというと、その中身はリサイクル料金と運搬料金となっています。
家電量販店の相場としては1,400円~2,300円程度となっていますので、参考にしてみて下さい。自分で処理する場合(※自治体で引き取ってもらう方法)だと1,000円もかからず、990円に落ち着きます。
エアコンの処分にはリサイクル料金が必要です
エアコンを処分する時は、リサイクル料金としてコストがかかってしまいます。個人で処分する場合、家電量販店に依頼する場合、不用品回収業者に依頼する場合で必要経費は変わるので、ご自身のニーズに合った処分方法を選択しましょう。
無断で処分するのは法律でも禁止されています。エアコンの処分方法を確認して、正しい方法で気持ちよく処分するようにしましょう。処分するとしても難しくはないので安心して下さい。
※記事の掲載内容は執筆当時のものです。