物干し竿おすすめ10選!使い方や用途に適した選び方ポイント
ベランダや庭、部屋などで洗濯物を干すときに欠かせない物干し竿ですが、一見すると似ているように見えて、使用する素材や長さ、耐荷重などによって最適な使い方が異なることはあまり知られていません。ニーズや使い方に合った物干し竿を選ぶことで、より簡単に洗濯物を干すことができます。そこで今回は、物干し竿の選び方を解説するとともに、おすすめの商品をご紹介します。
物干し竿のかしこい選び方
それでは、まずは物干し竿の選び方をチェックしていきましょう。使い方やシーンに合ったものを選べば、長く愛用することができます。
選び方①設置場所
室内で物干し竿を使う場合、ステンレスやアルミの銀色がむき出しになっていると生活感が出てしまいがちです。室内用物干し竿は、シンプルな色でコーティングされたものや、スタイリッシュなデザインのものがおすすめです。
特に、壁の色に合わせたものを選ぶと、部屋によく馴染み、リビングに置いても違和感がありません。屋外用の物干し竿は、紫外線や雨に強い素材や加工が施されているものを選ぶのが良いでしょう。
樹脂加工された物干し竿は、お手入れがしやすく、腐食しにくいので、長持ちします。さらに、強風が吹いたときにすぐに物干し竿を下げられるように、扱いやすいサイズを選ぶのもポイントです。
選び方②素材
スチール製の物干し竿は、比較的リーズナブルな価格で販売されています。低価格にこだわりたい方にはおすすめですが、錆びやすく、耐久性が低いというデメリットもあります。長く使えるものを探している方には、他の素材がおすすめです。
安価で使いやすい物干し竿を求めるのであれば、スチール・ステンレスがおすすめです。鉄製の本体の表面に、薄いステンレス箔を巻き付けて作られています。ホームセンターなどで売られている安価な物干し竿の多くはこのタイプです。
とはいえ、雨の中で長時間使用していると、表面のステンレス箔が浮き上がり、内部から錆びて劣化してしまうことがあります。一方オールステンレスの物干し竿は、十分な強度と重量があり、サビにも強いので、屋外での使用も可能です。
アルミ製物干し竿は、オールステンレスと同じようにサビに強く、軽くて扱いやすいのが特徴です。また、アルミはリサイクル時に必要なエネルギーが少ないため、リサイクルに適した素材です。
アルマイトはステンレスよりも高価ですが、耐食性や耐摩耗性に優れ、手入れがしやすく、手垢がつきにくいマットな質感なので、見た目にこだわる方にもおすすめです。
ただし、アルミは軽量で扱いやすいとはいえ、強風で飛ばされてしまう危険性があります。使用する際には、物干し竿の落下を防ぐために物干し竿ストッパーを使用するとよいでしょう。
選び方③長さ
物干し竿の長さが2.5mまでの場合は、ポールホルダーの両端から25cm以上伸びる長さを選びましょう。それよりも短いとバランスが悪くなり、ポールの中央が曲がったり、洗濯物が片側に傾いたりしやすくなります。
ただし、どのタイプを選ぶにしても、横幅が長すぎるものは収納性や安定性に欠けるので、長くても3~4m以内の物干し竿をおすすめします。
選び方④太さ
物干し竿の直径は3cm程度のものが多く、汎用性が高くなっています。ハンガーやピンチハンガーなど、一般的な洗濯物を干すだけであれば、直径3cmで十分です。ただし、普通の洗濯物だけでなく、ふとんも干す場合は、太めのタイプを選ぶとより強度が増します。
直径の大きさは「φ(直径)」で示され、3cmならφ30、4cmならφ40といった具合になっています。ただし、マンションに最初から設置されている物干し台はサイズを確認してから購入するようにしましょう。
選び方⑤使いやすさ
仕様を確認したら、細かい部分にも注目してみましょう。ちょっとした違いが使いやすさにつながります。たとえば、長さが調整できると、収納しやすく、引越し先で物干し台を合わせるのにも便利です。
ただし、最大の長さまで伸ばしたときの強度は低いので注意しましょう。3~3.5mと書いてあれば、3mくらいで使うのがおすすめです。物干し竿の長さとしては、長すぎず、ある程度余裕のある長さを選ぶのがよいでしょう。
最近はハンガー付きのタイプも人気があります。洗濯物を早く乾かしたい、干す時間を短くしたいという方は、ハンガー付きのものを選ぶと便利です。
ポールの下に波型のハンガーが付いていれば、風が吹いても洗濯物がずれる心配はありません。また、洗濯物同士の距離が一定に保たれるので、乾きやすくなります。また、風で飛ばされにくいのでとても便利です。
物干し竿おすすめ10選
ここからは、おすすめの物干し竿をご紹介します。先ほど挙げた選び方を念頭に置きつつ、それぞれの物干し竿の特徴を確認してみてください。
おすすめ①エカンズ ステンレス 伸縮 物干し竿
日本の家庭用品・物干し竿専門メーカー「エカンズ」の物干し竿です。使い勝手の良さと手頃な価格で人気があります。
強くて丈夫なスチールパイプをステンレスでコーティングした二重構造で、パイプの太さは29mm、耐荷重は10kgです。長さは2.2mから3mまで伸縮可能で、余裕を持って干すことができます。
また、洗濯物を干すのに便利なハンガーも付属しており、毎日の洗濯物干しを効率的に行うことができます。基本性能を備えた物干し竿をリーズナブルな価格で購入したい方におすすめの商品です。
おすすめ②scktoo ステンレス 物干し竿 室内 屋外 伸縮式
「scktoo ステンレス 物干し竿」は耐荷重が50kgと頑丈で、42本のハンガーが付いているので、一度にたくさんの洗濯物を干すことができます。最大4mまで伸ばせるので、シーツなどの大きなものも楽に干せそうです。
5層構造のパイプは、汚れやサビを防ぐ素材を組み合わせており、厚さは0.8mmとしっかりしています。また、日光にも強く、お手入れも簡単です。
おすすめ③アイリスオーヤマ ステンレス 物干し竿
こちらはアイリスオーヤマの商品で、洗濯物同士がくっつかないようにハンガーが付いています。風で煽られてもハンガーが動きにくく、安定して干すことができるのが特長です。
また、両端が伸びるので、バランスを調整しながら使うことができます。素材はガルバリウム加工されたステンレスを使用しており、錆びにくい作りとなっています。
他にも、長さ4mのタイプやハンガーのないストレートタイプなど、様々なバリエーションがありますので、ニーズに合ったものを選んでください。
おすすめ④Libzaki 伸縮式物干し竿
「Libzaki 伸縮式物干し竿」の最大耐荷重は50kgなので、たくさんの洗濯物を干すことができます。家族の人数が多い方や、休日にまとめて選択することが多い方に適しています。
耐久性の高いステンレス素材を使用しているので、サビや日光による変色に強いのもメリットです。また、お手入れも乾拭きするだけでOKなので、きれいな状態で長く使うことができます。
おすすめ⑤パール金属 物干し竿 ステンレス
室内でも屋外でも使用できる物干し竿です。物干し台を置けば、布団や洗濯物の乾燥にも使用できます。ポール本体には、太陽光によるサビや変色に強い丈夫なステンレスを使用しているので、いつでも清潔に使うことができます。
物干し竿の両端は伸縮可能なので、スペースに合わせて長さを調整できて便利です。また、ステンレス製なので、汚れがつきにくく、お手入れも簡単です。
おすすめ⑥HSdhome 物干し竿 伸縮
アルミ合金製の伸縮式の機能的な物干し竿で、ハンガーが付いています。ハンガー用の穴は約16個あります。組み立て式ですが、差し込んでネジで固定するだけなので、女性でも簡単に作業できます。
おすすめ⑦豊臣金属株式会社 伸縮 物干し竿
長さ:150センチが両方から55センチ伸びて260センチまで伸びます(キャップ含む)
太さ:本体(3センチ)中から出てくる細い方(2.6センチ)
重量:概ね800g前後です。干せる重さ:10キロ。材質:アルミ合金
本製品は、屋内専用のブラックの伸縮ポールです。名古屋の自社工場で製造・販売しています。アルミ合金製なので、錆びることなく、長く使用することができます。
本体は物干し竿には珍しいブラックカラーで、キャップ部分は豊富なカラーバリエーションを販売しています。物干し竿もスタイリッシュなものを選びたい方におすすめです。
おすすめ⑧daim 継ぎ足し式 物干し竿
1.5~2.5mの伸縮タイプで、長さの調節が可能です。安全性と錆びにくさを追求した日本製ですので、安心して使用できます。ストライプ部分はグリップタイプで滑りにくくなっていますので、取り回しがしやすく安全です。
おすすめ⑨MORY オールステンレス ミニ伸縮竿
一流のステンレスパイプメーカーである森工業製です。長さは1.3mから2.5mまで調整可能です。オールステンレス製なので錆びにくく、美しい光沢を保つことができます。
また、オールステンレス製でありながら、0.63kgと軽量で扱いやすく、収納性にも優れています。ただし、紐を通す穴がないので、風の強い日には注意が必要です。
おすすめ⑩川口技研 室内用物干し竿
四角いフォルムが特徴的な物干し竿です。ハンガーを同じ方向に向けやすいのが魅力です。風通しもよくしやすいので、洗濯物を早く乾かしたい方におすすめです。
長さは1.45~2.34mまで調整可能で、ポールの先端を90度回転させることで伸縮させることができる機構を備えており、操作性にも優れています。耐荷重は15kgで、一度に大量の洗濯物を干しても安心です。
物干し竿はストッパーで固定しよう
物干し竿とセットで購入しておきたいのが、ストッパーです。特に、軽量素材の物干し竿は軽い分、強風などで飛んでしまう可能性も大です。
さらに、ストッパーがあれば土台からズレにくくなりますので、洗濯を干す際にも安定して干しやすくなります。
もし、ストッパーをわざわざ買うのは面倒という方であれば、家に余っている結束バンド等を利用することも可能です。
使い方にあった物干し竿で洗濯物を干そう
以上、物干し竿の選び方とおすすめの物干し竿をご紹介しました。洗濯は毎日のことですし、物干し竿は一度買うと長く使うものですので、ぜひ当記事の内容を参考に満足のいく商品を選んでください。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。