おいしい岩塩おすすめ15選!ミル付き商品もご紹介!
料理や美容にこだわる方に注目されている岩塩ですが、岩塩にはたくさんの種類があるため、目的に合った種類をどのように選べば分からないという方もおられます。そこで今回は、岩塩の種類や選び方、おすすめの岩塩などをご紹介します。また、人気の理由についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
岩塩の特徴
岩塩とは、砂漠気候で塩分を多く含む湖の水が蒸発したり、地殻変動による海底の隆起で海水が陸地に閉じ込められたりして濃縮された塩のことです。平たく言えば、海水が化石化したものです。
見た目は岩石のようで、ほとんどが無色か、白に近い薄い色をしています。地域や地層によっては、青、ピンクがかった白、真っ赤、紫、黄色など様々な色をしています。
この岩塩の結晶の色は、周囲の地層に含まれる鉱物や硫黄、有機物などによって変化します。太古の海水から長い年月をかけて作られた天然の塩で、水に溶けにくく、精製塩に比べて味に丸みがあっておいしいという特徴もあります。
普通の塩とは違う⁈
日本で一般的に使われている塩は、海水を蒸発させて作った「海塩」です。マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。また、粉末状なので水に溶けやすく、料理がしやすいのも特徴です。
一方、岩塩は海塩よりも塩味が強いと言われています。さらに、バスソルトやボディスクラブとしても使えるのが、シーソルトにはない特徴です。なお、水に溶かしたときの香りは種類によって異なるので、選ぶときに確認してください。
岩塩の種類について
岩塩層は長い年月をかけて形成されるため、その過程で周囲の岩石からさまざまなミネラルを吸収しており、その特徴は産地によって大きく異なります。ここでは、代表的な6つの岩塩について、その違いを踏まえてご紹介します。
まず、ピンクロックは、まるで宝石のように美しい色をした岩塩です。鉄分以外にもカルシウムやカリウムなど多くのミネラルが含まれています。まろやかな角の取れた味で、ほのかな甘みがあるため、肉料理や天ぷら、サラダなど、さまざまな料理に用いることができます。
2種類目はクリスタルロックです。料理を引き立てるまろやかな塩味と、しっかりとした旨味や甘味を感じることができます。様々な料理に使用できますが、特にカリウムを多く含む野菜や魚介類を料理するのにぴったりです。
3つ目にご紹介するのはアンデスロックです。標高4,000mのアンデス山脈で採掘される岩塩で、ピンク色の岩石と同様に鉄分を多く含んでいます。味はほどよい塩味で、ほのかな甘みがあり、肉や魚料理の旨味を逃がさずに閉じ込めてくれます。
また、カルシウムの含有量が多いので、カルシウムや鉄分が不足しがちな女性や妊婦さんにもおすすめです。さらに、通常の塩よりもナトリウムが少なく、ミネラルが多く含まれているので、塩分を気にせずに食事を楽しむことができます。
4つ目はヒマラヤルビーです。まるでルビーのような美しい赤褐色の岩塩です。この岩塩には、ナトリウムの他にカルシウム、マグネシウム、リンなど多くのミネラルが含まれています。
5種類目のモンゴルロックは、モンゴルで採掘されたマグネシウムを含まない岩塩で、伝統的な薬に使われていたものです。しかし、カルシウムやカリウムなどのミネラルが含まれており、それが独特の味を生み出しています。
塩の苦味の主成分であるマグネシウムが含まれていないため、非常にマイルドな味わいで、白身魚などの淡白な食材との相性が抜群です。また、漬け物の素材の味を十分に引き出し、まろやかで深みのある味に仕上げます。
モンゴルでは料理だけでなく、ニキビができたときにお湯に溶かして患部に塗ったり、胃腸の調子が悪いときにお茶と一緒に飲んだり、歯槽膿漏の予防のために歯ブラシに少量つけて磨いたりと、健康な体を維持するために欠かせないものとして利用されています。
最後にご紹介するのは珍しいブルーロックです。世界的に見ても例が少なく、採掘場では利害関係が発生するほどの希少価値があります。透き通るような青い色は、さまざまな鉱物が結晶化したことによる歪みが原因と言われています。
味は、強い塩気と甘みが特徴で、ミネラルを直接感じられるような独特の風味があります。そのため、強いクセのない鶏肉や豚肉によく合います。日本で輸入されるようになったのは最近のことなので、新しい味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
岩塩の選び方
岩塩には、使用目的によってさまざまな種類があります。ミルを使わないパウダータイプは、元の岩塩を砕いて粉にしたものです。粒が小さいので、水に溶けやすいのが特徴です。舌の上ですぐに溶け、岩塩独特の風味をすぐに味わうことができます。
また、バスソルトとして使うのもおすすめです。ミルで挽く必要がないので、手軽に使いたい方に向いています。微調整がしやすく、様々な料理に使えて便利です。優しい食感なので、天ぷらやお刺身と合わせて繊細な味わいを楽しむのに最適です。
一方、ミルタイプは、岩塩の粒を細かいものから粗いものまで、お好みの大きさに調整できます。挽きたての塩の味と香りを楽しみたい方におすすめです。
ミルとあらかじめセットで売っているタイプと、ミルを別に用意して使用するタイプがあります。また、粒が大きいので、そのまま舐めても塩気を感じにくいため、汗をかく季節の塩分補給にも便利です。
おいしい岩塩おすすめ15選
岩塩の選び方を理解し、目的に合った岩塩を選べるようになると、同じ料理でも味が劇的に進化します。ここでは、おすすめの岩塩をご紹介しますので、ご家庭での使用目的に合わせてお選びください。
おすすめ岩塩①シェフズチョイス BRC認証 ヒマラヤ岩塩
オーストラリアのオーガニックブランド「Chef’s Choice」のヒマラヤ岩塩です。不純物を含まない太古の海水岩塩層から採掘され、ミネラルや必要な電解質を豊富に含んでいます。
また、食品の安全性について世界で最も厳しいと言われるイギリスの規格であるBRC認証を取得しており、添加物、保存料、着色料を一切使用していませんので、安心してお召し上がりいただけます。
自然の力で力強く生きる植物のエネルギーを生かすことをコンセプトにした食品で、安全性を重視する方におすすめです。
おすすめ岩塩②奇跡の岩塩 クリスタルグレイン
パキスタン産の希少な結晶岩塩です。ミルの大きさは2~5mm程度で、さまざまな料理に活用できる他、入浴時にバスタブに入れて楽しむこともできます。特徴は、ミネラル成分が多く含まれていることで、岩塩ならではのうまみや甘みを感じられる商品です。
シンプルな塩むすびや、油分の多い焼き肉などあらゆる料理にお試しください。また、天ぷらに少量加えるのもおすすめです。入浴に利用する場合は、お湯の量にもよりますが、バスソルトの適量は30~50g程度です。お好みで量を加減してお楽しみください。
おすすめ岩塩③ユウキ食品 イタリアンロックソルト
イタリアのシチリア山系から採掘される岩塩です。料理の味を引き立てる強い香りが特徴で、パスタの茹で汁に混ぜて使うのもおすすめです。粒が粗いので、ミルで挽いて調味料として使うのはもちろん、そのまま振りかけて食感を楽しむこともできます。
塩を用いるさまざまなレシピの料理や食材に使うことができます。また、公式サイトでは本商品を使ったおいしいレシピが紹介されているのも助かります。体によい成分をたっぷりと含んだ岩塩をもっと料理に取り入れたい方におすすめのアイテムです。
おすすめ岩塩④ギャバン 岩塩
プロが認めた、挽きたてのギャバンスパイスの本格的な味と香りが楽しめるスパイスシリーズです。イタリア産の岩塩を使用した、地球にもお財布にも優しい詰め替えタイプです。すでにミル付きのものをお持ちの方は、この詰め替え用を購入してみてはいかがでしょうか。
おすすめ岩塩⑤SKWイーストアジア アルペンザルツ岩塩
パウダータイプで、料理時にサッと使えて便利です。カルシウムが多く含まれており、塩分だけでなく、カルシウムを効果的に摂取したい方におすすめです。また、天ぷらに塩をつけたり、おにぎりに入れたりと、素材の味を引き立てるのにとても便利です。
いつもの料理をワンランクアップしたい方や塩の味を純粋に楽しむ利用の仕方にも向いています。ドイツアルプスの麓で丁寧に作られた天然の岩塩なので、とてもまろやかでコクのある味わいです。
おすすめ岩塩⑥世界の塩 ヒマラヤ岩塩 ピンクソルト
こちらは、カシミール地方で発掘された大岩タイプの岩塩になっています。通常はパウダータイプやミルタイプを使用する方多いですが、こちらの商品は大岩タイプですので、BBQやダイナミックな肉料理の調理に、ふんだんに岩塩を使う調理法に向いています。
使う際にはチーズを削るようにおろし金でガリガリとおろして使います。バスタブで使用する場合には、適度な大きさの塊をネットに入れておくだけでOKです。
きれいなピンク色をしているので、バスタブに入れてもきれいなビジュアルで、バスソルト好きの方にはぴったりです。普通の岩塩の入浴剤では物足りないと感じている方は、ぜひお試しください。
おすすめ岩塩⑦ロイヤルバスソルト 奇跡の岩塩
このピンク色のパウダーは、パキスタン政府が認定した高品質の「ローザ」岩塩を使用しています。粉末の細かさは30メッシュで、固まりにくいのが特徴です。長い時間をかけて作られた無添加の天然岩塩で、ミネラルがバランスよく含まれています。
漬け物やおにぎりなど、シンプルな料理の味を引き立てる効果もあります。扱いやすいスタンド型のラミジップ容器も魅力のひとつです。
おすすめ岩塩⑧源気商会 クリスタル岩塩 パウダータイプ
クリスタル岩塩の専門店が作った岩塩で、原料には純度の高いヒマラヤ山脈のクリスタルソルトの塊が使用されています。貝類との相性が良く、あっさりとしたスープにコクを与えてくれます。また、野菜や肉に使用することで繊細な味を楽しむことができます。
おすすめ岩塩⑨アリマジャパン 大自然モンゴルの岩塩ジャムツダウス
「モンゴルの岩塩 ジャムツダウス」は、世界自然遺産であるオブスノール盆地の岩塩で、モンゴルでは古くから「ジャムツダウス」と呼ばれています。ジャムツは「健康の神」、ダウスは「塩」という意味で、モンゴルでは特別な塩として人気です。
オブスノール盆地で採取した岩塩はマグネシウム成分が比較的少ないため、マイルドな塩味で、野菜料理、肉・魚料理、天ぷら、冷奴など素材の旨味を引き出す料理にぴったりです。
おすすめ岩塩⑩世界の塩 ヒマラヤ岩塩 ブラックパウダー
硫黄由来の独特の風味を持つこの塩は、ラムやダックなどのジビエ料理や魚料理の臭み消しに最適です。2kgと大容量ですが、ジッパー付きの袋に入っているので保管しやすいのが特徴です。
おすすめ岩塩⑪モントスコ ピンクヒマラヤンソルト
Montoscoブランドは、地中海の温暖な気候で収穫されたイタリア産のハーブを使用し、世界中から厳選されたペッパーとソルトのみを調達して加工・製造しているイタリアのブランドです。「モントスコ ピンクヒマラヤンソルト」は、ピンク色をしており、約70種類のミネラルを含み、特に鉄分が豊富に含まれています。
岩塩は元々ミネラル分が少ないのですが、モントスコなどパキスタン産の岩塩は最もミネラル分が多いと言われています。マイルドでクセがなく使いやすく、肉だけでなく野菜や魚にもよく合います。この商品で一番お勧めしたいポイントは、セラミック製の刃が付いた固形のミルボトルです。
粗さの微調整ができ、挽き心地も全くストレスがありません。使い終わっても何度も繰り返し使えるほど頑丈なので、容器が再利用できてコスパに優れていることを実感できます。
おすすめ岩塩⑫S&B ミル付き岩塩
スパイスやハーブなど様々な製品を製造しているエスビー食品のロックソルトです。ボトル容器に入っており、持ちやすく開閉しやすいミルが付いているので便利です。40g程度の小容量で比較的安価に購入できるので、これから岩塩を使ってみたいという方のお試し品としてもおすすめできます。
ミルで挽きたての味を手軽に楽しめますので、ステーキや生野菜にそのまま振りかけたり、料理の仕上げに使ったりしてワンランク上の料理をお楽しみください。
おすすめ岩塩⑬カークランドシグネチャー ヒマラヤピンク岩塩 ミル付+詰め替え
KIRKLAND SIGNATURE カークランドシグネチャー ヒマラヤピンク岩塩 368.5g(ミル付+詰め替え)合計2本セット
コストコの「ヒマラヤピンク岩塩(ミル付き)」は、コスパがとても良い商品です。ミルはセラミック製で、ノブで3段階の粗さに挽き具合を調整できます。詰め替え用のボトルもセットになっていて、内容量は全部で737gです。
一般のスーパーで売られているミル付き岩塩は1本100g程度なので、コストコのものは圧倒的に大きいです。一般家庭では塩を使い切るのに時間がかかるかもしれませんが、コスパは抜群です。家族の人数が多い家庭や、毎日料理に使う方におすすめです。
おすすめ岩塩⑭FAUCHON ミル付き岩塩
このこだわりのシリーズは、スパイスなどの高級食材を原点とし、120年にわたって世界中の食通を魅了してきたフランスの美食ブランド「FAUCHON(フォション)」と、スパイスやハーブを扱う「エスビー食品」の協力により生まれました。
容器も高級な質感を追求し、デザインは容器に直接プリントされています。また、毎日使用することで劣化が心配なミルですが、このFAUCHONの岩塩は長く使って欲しいという思いから、耐久性に優れたセラミックミルを使用しているのもポイントです。
おすすめ岩塩⑮ギャバン ミル付き岩塩
本製品は、イタリア・シチリア島の岩塩を100%使用しており、多くのプロの料理人に愛用されている商品です。この商品の最大の魅力は、さっと挽いて、使う瞬間に新鮮な岩塩を楽しめることです。プロも認める世界のギャバンの岩塩ですので、岩塩選びに迷っている方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
料理や食材に合う岩塩を選ぼう
以上、岩塩の特徴や種類、おすすめの商品をご紹介しました。岩塩は、食用や入浴用など、さまざまな用途に使うことができます。料理用に岩塩を購入する場合は、よく作る料理や使う食材に合わせて選ぶなど、使い方をイメージして選ぶとより一層楽しめます。ぜひこの記事を参考にして、お気に入りの岩塩を見つけてみてください。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。