キャンプにおすすめ!人気の薪ストーブ15選を厳選紹介!
薪ストーブは力強くて暖かく、上で調理もできます。薪ストーブを囲めば、冬のアウトドアシーンがあっという間に心のこもった温かい食事ができる場所に変わります。今回の記事では、薪ストーブの人気モデルを紹介します。選び方や使用時の注意点なども解説しますので、ぜひ参考にしてください。
薪ストーブの魅力とは?
薪ストーブは、木材を燃料とする暖房器具です。石油ストーブや電気ストーブに比べ、火力が強く、薪を燃やしたり切ったりする手間はかかりますが、揺らめく炎を見ながらくつろぐことができるのが魅力です。
また、調理器具を置けば、料理を作ることもできます。最近では高機能でありながら、手軽に設置できる安価なものもラインナップされています。
薪ストーブの利点は、なんといっても火力の高さです。キャンプで使う暖房器具には石油ストーブや電気ストーブなどがありますが、薪ストーブは圧倒的に火力が強く、冬のキャンプでも暖かく快適に過ごすことができます。
また、保温しながら天板で調理できるのも薪ストーブならではです。ダッチオーブンを置いてシチューを作ったり、コーヒーのポットを置いたりと、一石二鳥です。この季節、キャンプの時間を豊かにするために、ぜひ薪ストーブの導入をご検討ください。
薪ストーブの選び方ポイント
それではまず、アウトドア用の薪ストーブの選び方のポイントをご紹介します。まずは、薪ストーブをどのように使いたいのか、どんな機能があるのかを考えてみましょう。いくつかのポイントをピックアップしましたので、参考にしてみてください。
キャンプで使う薪ストーブの選び方①材質
ステンレス製の薪ストーブは軽くて錆びにくい特徴があります。使用後の汚れが気になるかと思いますが、意外と汚れは落としやすいので、お手入れが気になる方はステンレス製のものがおすすめです。
また、シンプルなデザインがおしゃれで、長く愛用できます。ただし、鉄製のものに比べて熱伝導率が低いので、周囲を暖めるのに時間がかかります。
一方、鉄製の薪ストーブは熱伝導率に優れており、素早く周囲を暖めることができます。丈夫で長く使うことができ、価格も比較的安価なので、コストパフォーマンスの高いアイテムを探している方におすすめです。
ただし、鉄は錆びやすいので、使用後は水分を拭き取ったり、油を塗ったりしてこまめにメンテナンスをする必要があります。
キャンプで使う薪ストーブの選び方②サイズや重さ
また、購入前のチェックポイントとして、大きさや重さ、収納のしやすさなどをチェックして、扱いやすい薪ストーブを選びましょう。薪ストーブの大きさは、入れたい薪の長さや使いたい場所を考えて決めることが大切です。
薪は20cmから50cmのものまで、さまざまな種類のものが販売されています。どんな長さの薪でも切らずに入れることができるのは便利です。また、全体の大きさは、テントの外に置くのか、中に置くのかで決めてください。
基本的には、小さい方が軽くて持ち運びやすく、邪魔になりません。特に、テントの中に置く場合は、大きすぎないことが重要です。
大きければ大きいほど暖房性能は高くなりますが、薪の消費量が多くなることを忘れないでください。折りたためるタイプや、煙突などのパーツを炉内に収納できるタイプであれば、片付けや持ち運びが楽です。
屋外用の薪ストーブは、ある程度分解してコンパクトにできるものが多いですが、折りたためるものの方が使いやすいでしょう。また、専用の収納袋が付いているものは、組み立てるのも簡単で便利です。
特に冬場のアウトドアでは荷物が多くなりがちなので、収納時になるべく場所を取らないものがよいでしょう。片付けが簡単で、車やバイクでの持ち運びがしやすい製品を探してみましょう。
キャンプで使う薪ストーブの選び方③価格
キャンプ用の薪ストーブはハードルが高く、ベテランキャンパーのギアだと思っている方も多いと思います。しかし最近では、初心者でも手を出しやすいステンレス製の薪ストーブが9,000円程度から販売されています。
一般的な価格帯は、3万円から高いものでは10万円まで幅広いのが特徴です。素材やブランドによって価格が異なりますので、自分やご家族のニーズに合ったキャンプ用薪ストーブを選んでください。
キャンプにおすすめ!人気のおしゃれ薪ストーブ15選
いよいよ、おすすめの薪ストーブを一挙ご紹介したいと思います。最近は機能性が高くおしゃれな商品が多いですので、ぜひ1つ1つの特徴や価格なども合わせて吟味してください。
おすすめ①マウント・スミ ロコモ アウトドア薪ストーブ
■サイズ■・外寸:幅36.5cm×奥行36.5cm×高さ37cm・燃焼室:幅22cm×奥行35.5cm×高さ19.5cm・煙突径:直径57mm・最大煙突長:2.25m
二次燃焼方式の鉄製薪ストーブです。燃焼効率が高く、ススの排出量が少なく、メンテナンスが容易なのが特徴です。煙がきれいなので、環境にも周りのキャンパーにも優しいストーブをお探しの方におすすめです。
トッププレートには丸型と角型の2種類があり、調理器具や料理に合わせて自由に付け替えられるのが利点です。丸い方はスキレットに、四角い方はバーベキュー料理に適しています。
また、煙突、煙突固定用リング、グリッド、ポーカー、ツールセット、キャリーバッグが標準装備されているのも嬉しいポイントです。本体サイズは幅36.5cm×奥行き26cm×高さ36.5cmと、コンパクトで持ち運びにも便利です。
おすすめ②アネヴェイ フロンティア 薪ストーブ
【サイズ】本体:横28×奥行49×縦23cm(※煙突&脚含まず) 本体最大高さ(煙突セット時):脚延長時 278cm / 脚収納時 270cm 本体脚:18、25cm(地上から本体下部まで) 煙突径:10.16cm
スタイリッシュな雰囲気が人気の薪ストーブです。正面には窓があり、ゆらぐ炎を楽しむことができますし、空気の流れを良くして、燃焼効率も高める効果もあります。本体サイズは幅28cm×奥行き49cm×高さ23cmと、テント内で使用しても邪魔にならないコンパクトさです。
ストーブの上で暖をとったり、調理をしたりと、おしゃれなキャンプスタイルを演出してくれます。このアイテムには、火の粉の飛散を抑えるスパークアレスターと、煙突5本セットが付属しています。
おすすめ③Propworks ウッドストーブ 薪ストーブ
プロップワークスのストーブは、1.5mmの鉄板を使用したオリジナルデザインのアウトドア用薪ストーブで、非常に重厚感があり、黒の耐熱塗装で仕上げられています。正面と側面に大きな扉があり、薪の出し入れができるようになっています。
大きなガラスにはドイツ製のセラミックガラスが使われており、薪の火が見えるようになっています。ガラスは六角レンチで簡単に取り外すことができ、お手入れも簡単です。
煙突の直径は76mmで、厚手のステンレスを使用した重厚な作りになっています。ダンパーが標準装備されており、煙突先端のスパークアレスターには煙突固定用のペグ穴が3つ設けられているので、風の強い日には煙突用の紐で固定することができます。
おすすめ④3F UL GEAR テントストーブ
この薪ストーブは軽くてコンパクトなのが特徴です。下部には空気の吹き出し口があるので、火力の調節も簡単です。収納時はコンパクトで、付属のキャリーケースで簡単に持ち運ぶことができます。
軽くてコンパクトな薪ストーブをお探しの方におすすめです。素材には耐久性に優れた304ステンレスを採用していますし、シンプルでスタイリッシュなデザインも魅力です。
おすすめ⑤ホンマ製作所 クッキングストーブ
ミリタリーグリーンのスタイリッシュなアイアン薪ストーブです。天板はコンビネーションリッドになっており、調理器具に応じてサイズを変えられるので便利です。保温しながら様々なアウトドア料理を楽しむことができます。
また、鉄製なので、丈夫で長持ちします。本体サイズは直径35cm×高さ42.5cm、重さは約6kgです。取っ手がついているので、移動や持ち運びも簡単です。
エビ曲げ、半直管、T字型ガラス、目皿が付属しています。リーズナブルな価格も嬉しいポイントです。少人数でのキャンプに適したアイテムをお探しの方におすすめです。
おすすめ⑥LandField ランドフィールド 折り畳み式 薪ストーブ
煙突部分は分解でき、すべてのパーツは付属のバッグに収納できるので、持ち運びに便利です。ヒーターとしてだけでなく、暖房や料理にも使用できます。天板の丸い蓋を外せば、直火で料理を楽しむことができます。
煙突上部のスパークアレスターにより、火傷のリスクを軽減し、アウトドアを楽しむことができます。気軽に持ち運べる薪ストーブをお探しの方におすすめです。
おすすめ⑦キャプテンスタッグ ストーブ BBQ KAMADO
組立サイズ(約):ハイ:幅600×奥行510×高さ1,070・1,415・1,770mm、ロー:幅470×奥行360×高さ830・1,180・1530mm
煙突の高さは3段階に変えられ、脚の長さもハイ・ローに調整できるので、座って炎をゆっくり楽しみたい方には最適です。扉は大きく開くので、薪や炭の追加も簡単にできます。
天板には大きさの異なるコンロが設置されており、2種類の料理を同時に作ることができます。バーベキュー用の網も付いてくるので、わざわざ揃える必要がなく、さまざまなアウトドア料理を作ることができます。
収納時のサイズは幅48cm×奥行き27cm×高さ26.5cmで、付属のキャリーケースで簡単に持ち運ぶことができます。
おすすめ⑧ホンマ製作所 ステンレス時計1型薪ストーブ
本体、シュリンプベンド、セミストレートチューブ2本、専用トップ、スプリット2本がセットになったアイテムです。必要なものがすべてセットになっているので、初心者でも組立後すぐに使い始めることができます。
本体はステンレス製なので、錆びにくくお手入れも簡単です。昔ながらの変わらないデザインだからこそ、長く愛用できるアイテムだといえます。
天板には調理用の鍋や釜、ケトルなどを置くことができ、3合のお米を約20分で炊くことができる強力な火力を備えており、キャンプで料理したい方にもぴったりです。また、日本製でありながら比較的安価なのも魅力です。初めての薪ストーブにいかがでしょうか。
おすすめ⑨Pomoly Timber チタン薪ストーブ
【GR1チタン製】高耐熱性で調理に適した最も高い耐食性を持つGR1チタンを使用しています。
【ガラス製の窓】両面の耐热ガラス窓によりゆらめく炎をゆっくり楽しめます。
調理に適した高い耐熱性と耐腐食性を持つGR1チタンを使用しています。内蔵ダンパーにより、ストーブから出る空気の流れを調整し、薪の燃焼量を調整することができます。
また、スライド式の空気調整窓で、炉内に入る空気の量を簡単に調整可能です。ホットテント内に銀メッキを施すことで、熱損失を抑える仕様ですので、冬でも快適なキャンプを楽しむことができます。
おすすめ⑩Winnerwell Nomad View L 薪ストーブ
高品質のステンレススチール304で作られており、持ち運びが簡単で、使いやすく、耐久性に優れています。テントでもタープでも、このストーブがあれば、キャンプ中の保温と調理が可能です。ウッドランダーのストーブに比べて、4本足のデザインは場所を取らず、特に狭い場所では防火シートを敷いて使うことができます。
おすすめ⑪ホンマ製作所 ストーブカマド
この薪ストーブは、55cmまでの薪をそのまま入れることができます。最大出力約16.3kWのハイパワー仕様で、すぐに周囲が暖まる十分な火力が特徴です。
天板に鍋やケトルを置いて調理できるほか、正面の窓から炎の揺らぎを見て楽しむこともできます。直径50cm、高さ84cmで、家族でのキャンプや、いざという時の防災用ヒーターとしてなど、幅広いシーンで活躍できるおすすめの薪ストーブです。
おすすめ⑫テンマクデザイン ウッドストーブ
この薪ストーブは、耐久性に優れた304ステンレスを使用しています。前面にはガラス窓が付いているので、薪ストーブの周りの炎の揺らぎを楽しむことができます。
脚部はワンタッチ開閉式で、設置も簡単です。オートロック機能も付いているので、安心してお使いいただけます。風量の調整も簡単なので、初心者の方にも扱いやすくなっています。
天板に鍋やケトルを置いて調理したり、天板を外して直火で調理したりすることができます。付属のキャリーケースにコンパクトに収納することができるサイズですので、ソロ~デュオキャンプにおすすめの薪ストーブです。
おすすめ⑬ペトロマックス 組立式 ポータブル薪ストーブ
「持ち運びのしやすさ」をコンセプトに設計された組み立て式の薪ストーブです。収納時にはコンパクトになり、徹底的に無駄を省いたシンプルなデザインがスタイリッシュなアイテムとなっています。
薪を収納する扉には耐熱ガラスを使用しているので、炎を見ることができます。空気調整スライダーで火加減の調整も簡単にできます。また、ストーブの背面には灰皿があり、ストーブ内に残った灰をスムーズに掃除することができます。
天板に鍋やフライパンを置いて調理したり、天板を外して直火で調理することも可能です。スタイリッシュな薪ストーブをお探しの方や、設置・撤収が簡単なアイテムをお探しの方にお勧めです。
おすすめ⑭ホンマ製作所 黒耐熱窓付時計型薪ストーブ
この薪ストーブは、ステンレス製の本体にブラックの耐熱塗装を施して耐食性を高めています。正面にはガラス窓があり、揺らめく炎を見ながらゆったりとしたキャンプの時間を楽しむことができます。
脚部は鋳鉄製で、ぐらつきが少なく安定しています。天板には鍋やケトル、やかんなどを置いて調理することができます。デザインと携帯性を重視する方は、ぜひチェックしてみてください。
おすすめ⑮柳沢林業 ビービーキューブ
大人1人で簡単に組み立てることができ、持ち手が付いているので、持ち運びがしやすく、コンパクトに収納できます。内部構造がコの字型になっているので、面倒な灰も掃除しやすく、スムーズに分解して隅々までお手入れできます。
薪ストーブの正しい使い方
ここでは、薪ストーブの使い方をご紹介します。薪ストーブは、薪に火をつけるだけではありません。手順をしっかり理解して、正しく使いましょう。
【手順⑴ ストーブの慣らし焚き】
新しい薪ストーブを使うときは、「慣らし焚き」と呼ばれる作業が必要です。
- 煙突につながる空気の量を調節するバイパスダンパーを開き、供給される空気の量を調節するエアコントロールレバーを全開にします。
- 着火剤と細めの薪を対にしてストーブに入れた後、中くらいの大きさの薪を3本ほど乗せて火をつけます。
- 薪に着火したのを確認したら、扉を閉めます。
- 薪が安定して燃えるようになったら、さらに大きな薪を数本追加します。
- 高温になりすぎないように空気調整レバーで空気の供給量を調整しながら、すべて燃焼し終わるのを待ちましょう。
- ストーブが完全に冷めれば完了です。
- 手順1~6を3~4回繰り返してください。
【手順⑵ 火をつける】
- ストーブ内での着火方法は、慣らし運転の方法とほぼ同じですが、着火のために温度を220℃まで上げます。
- ストーブ天井部の温度が220℃になったら、バイパスダンパーを閉じ、コンバスターエアダイヤルを1回転半開けて、5~10分ほど燃焼を続けます。
- 温度が220℃に達したら、バイパスダンパーを閉じ、コンバスターエアダイヤルを1回転半開きます。
【手順⑶ 薪の補充】
薪の補充は、扉を開けて薪を追加するだけではありません。タイミングも大切です。
- まず、バイパスダンパーを開き、ドアを開けて中の炎を均一に広げてから薪を追加します。(補充のタイミングは、一番燃えているタイミングで入れがちですが、少し火が収まるのを待ちましょう。)
- 薪を補充したら、扉を閉めて、エアコントロールレバーを全開にします。
- 約5分間燃焼させた後、バイパスダンパーを閉じます。これで空気調整レバーで火力を調整できるようになります。
- 火を消すときは、空気調整レバーを握って空気の供給を止めます。そうすると、薪がゆっくりと燃え上がり、火が消えます。
キャンプに行くなら薪ストーブを持っていこう
以上、キャンプ用薪ストーブの選び方をご紹介しました。初めて購入するので迷っているという方も、新しいストーブに買い替えたいという方も、当記事の選び方のポイントを参考に、ぴったりの商品を選んでキャンプライフを充実させましょう。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。