硬めのマットレスおすすめ10選!メリット・デメリットも解説!
より快適なマットレスが欲しい、あるいは今使っているマットレスが柔ら過ぎると感じ、マットレスの買い替えを検討している方もおられることでしょう。とはいえ、後悔のない買い物をするためにも、自分の体に合ったマットレスの硬さを確認しておく必要があります。今回は、これからマットレスを購入する方のために、硬めのマットレスの基準やおすすめの商品をご紹介しますので、ぜひ役立ててください。
硬めのマットレスの基準とは?
マットレスには、体圧分散という役割があります。体圧分散とは、体にかかる圧力を体全体に分散させることです。仰向けに寝たとき、重力は頭、背中、腰、脚の4ヶ所に集中します。
そのため、快適に眠るためには、腰の負担にならない程度の硬さが必要です。マットレスが柔らかすぎると、寝るときの理想的な姿勢が維持されず、体に負担がかかってしまいます。
また、寝返りをスムーズに打てることも快眠の条件です。一般的に、十分な硬さがないと寝返りがしにくいと言われています。そのため、マットレスの硬さは上向きで寝たときだけでなく、横寝や寝返りのスムーズさも考慮に入れることが必要です。
硬めのマットレスの上手な選び方
硬めのマットレスには、さまざまな種類が販売されています。ここでは、自分に合った硬さのマットレスを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
硬めのマットレスの選び方①構造
硬いマットレスには、さまざまな構造があります。この構造によって、寝心地や寝たときの感触が大きく変わります。寝具が原因で腰痛になる方も多いと言われていますので、構造の違いを確認しておくことが大切です。
スプリングタイプの中で最もポピュラーなボンネルコイルマットレスは、一つ一つのコイルを連結して表面を作り、その上にウレタンなどを被せた構造になっています。マットレスの表面が体全体を支え、程よい硬さを実現します。
このタイプのマットレスは、沈み込みすぎず、通気性が良いという利点があります。また、丈夫で耐久性があるのも特徴です。弾力性のある硬めの寝心地を求める方に人気のマットレスです。
次に、ポケットコイルマットレスは、1つ1つのコイルを生地で包み、マットレス全体に敷き詰めたものです。一つひとつのコイルが独立しているため、面ではなく点で支えるマットレスです。
寝姿勢を変えても、マットレスが体にフィットしやすいのが人気です。このタイプのマットレスは独立したポケットコイルを使用しているので、お子様や恋人同士など、添い寝する方にもおすすめです。
高反発マットレスも硬いマットレスの部類に含まれます。高反発マットレスは反発力が強いので、マットレスが沈み込まずに寝姿勢を維持することができます。そのため、寝返りを打っても体がマットレスに沈み込まず、寝返りを打ちやすくなっています。
また、通気性に優れ、体圧をよく分散してくれます。スポーツ選手にも多く使われています。理想的な寝姿勢を保つことができ、コストパフォーマンスが高く、長く使える製品が豊富です。
硬めのマットレスの選び方②サイズ
寝具を選ぶ際には、サイズにも気を配ることが大切です。シングル、セミダブル、ダブルなど、女性も男性も快適に横たわることができるサイズはさまざまです。また、畳やフローリングで直接マットレスに寝る場合は、マットレスを置く部屋の広さにも合わせたサイズを選ぶ必要があります。
部屋や寝る相手に対して大きすぎるマットレスを購入すると、部屋が狭くなり寝心地に影響する事もあるので、購入前に自分に合ったサイズのマットレスを知っておくと安心です。
また、最近は折りたたみ式のマットレスも多く販売されていますので、普段からベッドではなく布団で寝ている方は、床に直接置ける折りたたみ式のマットレスを検討してみてはいかがでしょうか。
硬めのマットレスの選び方③メーカー
固めのマットレスは種類が豊富なので、人気のあるメーカーから選ぶと良いでしょう。例えば、ニトリや家具の島田屋などのマットレスは、高品質でありながら低価格で購入することができます。
また、固めのマットレスも充実しており、通気性や寝心地にこだわった商品もたくさんあります。厚みや硬さ、価格も幅広く取り揃えているので、自分に合ったマットレスが見つかりやすいでしょう。
また、安価で高機能なマットレスも充実しており、コストパフォーマンスの高さでも人気を集めています。モットンやマニフレックスは価格は高めですが、老若男女問わず人気があります。
寝心地や寝返りのしやすさにこだわったマットレスなので、幅広い層から支持されています。価格は決して安くはありませんが、良いマットレスを長く使いたい方にオススメのメーカーです。
硬めのマットレスの選び方④実際の使用感
まず、マットレスに寝たときの寝姿勢を確認してみてください。背骨のS字カーブが立っているときと同じ位置に保たれるような硬さのマットレスが理想的です。適度な硬さのマットレスは、体圧を分散させやすいので、正しい寝姿勢を保つのに役立ちます。
硬すぎるかどうかを確認するには、仰向けに寝たときに腰が浮かないかどうかチェックしてみてください。腰が浮くようであれば、硬すぎて体圧分散がうまくいっていないことになります。購入前にもし実際に寝心地を試せるようなら、横になるだけでなく、何度か寝返りを打ってみましょう。
寝返りがスムーズに打てるようであれば、ちょうどよい硬さです。逆に寝返りが打ちにくい場合は、柔らかすぎるということになります。
硬めのマットレスおすすめ10選
ここでは、おすすめのマットレスをご紹介しますので、予算や寝心地を考慮しながら、自分に合ったマットレスを見つけてください。
おすすめ①モットン 高反発 マットレス
日本人の自然な寝返りをサポートする高反発マットレスです。自然な寝返りを意識したマットレスで思わず横になりたくなるような新感覚の寝心地を実現します。
このマットレスは10cmの厚さなので、マットレスの上に敷いても、床や畳に直接敷いても使用できます。また、通気性が高く、蒸れにくいのも特徴です。
一般的なウレタンフォームに比べて、汗や空気が上から下へ流れやすい最先端の技術を採用しています。また、外カバーは取り外し可能なので、こまめに洗うことができ、肌の弱い方でも安心してお使いいただけます。
口コミ・評判
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おすすめ②フランスベッド マルチラススプリング
マルチラススプリングの硬さが、安定した寝心地を実現します。表面はソフトな肌触りです。ふわふわした感触が好きだけど、しっかりしたサポート力のあるマットレスが欲しいという方におすすめです。
詰め物の一部には羊毛を使用しており、湿気を吸収・発散するため、冬は暖かく、夏はサラッとした寝心地です。オールシーズン使える製品が欲しいという方は、ぜひ検討してみてください。
おすすめ③マニフレックス 高反発マットレス モデル246
マニフレックスベッドマットレスのスタンダードバージョンです。このマットレスは、肌触りがよく、クッション性の高いジャガードキルティング生地を使用しています。マットレスの厚さは16cmで、高級感があります。
マットレスの芯材は、高密度・高弾性ウレタンフォーム「エリオセル」を使用しています。エリオセルとは、高密度・高弾性ウレタンフォームの事で、優れた弾力性と復元力を持ち、体圧を均一に分散させ、直立姿勢での背骨の自然なS字湾曲を維持する事が出来ます。
また、エリオセルには、保温性と放湿性に優れたオープンセル構造があることも特徴です。布団のように直接寝られるのに、湿気の心配がないマットレスです。ドイツの工業規格LGA-GERMANYの認証と、厳しい耐久性テストを受け、10年以上の耐久性を保証しています。
さらに、生地にバイエル社の「アクティガード」加工を施しているため、防ダニ・抗アレルギー効果があります。人体に影響を与えないソフトな加工で、安全性を確保されていますので、安心して使用できます。
おすすめ④トゥーベスト マットレス 高反発
繊維製品の国際安全規格「エコテックス」と、ポリウレタンの国際安全規格「セルティピュア」の認証を取得したマットレスです。
ゼロキューブマットレスに使用されている高反発ウレタンフォームは、ダニやホコリがつきにくいという特徴があります。通気性に優れているため、従来の高反発マットレスよりも湿気が分散され、カビが発生しにくいのもポイントです。
また、キューブの間に空気を循環させることで、湿気や寝汗を効率よく発散させることができます。従来のマットレスは、湿度の高い日本の気候に適していませんでしたが、ゼロキューブはその弱点を克服しています。そのため、寝汗が気になる方にもおすすめです。
おすすめ⑤アキレス マットレス 高反発
20年以上愛されてきたキルティングバランスマットレスが、高反発ウレタンフォームを使用して生まれ変わりました。高反発ウレタンフォームの弾力性が寝返りをサポートし、快眠に導きます。
厚さ10cmで、ベッドマットレスとしても、床敷きとしてもお使いいただけます。マットレスの底面には特殊な通気孔があり、不快な湿気や結露を軽減します。
おすすめ⑥GOKUMIN マットレス 2層高反発 三つ折
2020年11月発売の新商品で、「厚さ10cmのマットレスが欲しい」「凹凸のあるマットレスを試してみたい」という方にぴったりの商品となっています。マットレスは2層構造で三つ折りタイプなので、最もヘタリやすい腰部と頭部や足部の入れ替えが可能です。
収納に便利な取っ手付きで、季節に対応したリバーシブルカバーを採用したマットレスです。抗菌防臭加工、低ホルムアルデヒド、優れた通気性で快適な眠りをサポートします。
おすすめ⑦西川 エアー01 マットレス
「西川 エアー01 マットレス」は、マットレスに求められる体圧分散と寝姿勢保持の機能を強化した特殊な立体波凸構造を採用し、快眠をサポートしてくれます。
以前の商品からのリニューアルで、中間層に新素材「リフレックスフォーム」を採用し、クッション性と通気性を向上させています。
また、体重のかかる肩部分には、通気孔を格子状に配置して4×4のブロックを形成し、それぞれが独立して身体を保持し、睡眠時のボディラインにフィットさせます。そのため、体に負担となる圧力が軽減され、質の良い睡眠が期待できます。
おすすめ⑧アイリスオーヤマ エアリーマットレス
エアリーマットレスは、エアロキューブを使用した3次元スプリングマットレスです。体を全方向から支えるマットレスなので、背中や腰に集中する体圧をバランスよく分散し、理想的な寝姿勢を保つことができます。
また、エアリーマットレスは製品体積の約95%が空気層です。そのため、通気性に優れたマットレスとなっています。マットレスにたまりがちな汗や湿気も、もう気になりません。軽量で持ち運びも簡単です。
エアリーマットレスに付属しているカバーは、ニット生地とメッシュ生地で構成されています。ニット生地は柔らかく暖かい肌触りで、メッシュ生地は熱や湿気を逃がします。そのため、春夏はメッシュ面を、秋冬はニット面を使用することができます。
おすすめ⑨タンスのゲン マットレス 純
純高反発マットレス3つ折りタイプは、厚さ10cm、190Nの硬質マットレスです。寝心地の良いマットレスをお探しなら、厚さ10cmのものがおすすめです。床に直接敷いても底つき感がないマットレスです。
凹凸のあるタイプとフラットなタイプがあり、お好みでお選びいただけます。低品質で安価な商品が増えている中、本物の高反発マットレスを体験してほしいという思いから、この商品は生まれました。付属のカバーは取り外して洗えるので、いつでも清潔にお使いいただけます。
おすすめ⑩ニトリ 薄型ポケットコイル
2段ベッドに適した厚さ10cmのポケットコイルタイプです。2.3mmのリニアコイルが体をしっかり支え、表層のキルティングが底つき感を軽減します。
また、コイル同士の間隔が広くなるように配置し、側面の3Dメッシュ素材が熱を逃がします。汗っかきの方や、暑い季節の蒸れが気になる方はチェックしてみてください。
硬めのマットレスのメリットとデメリット
それでは、最後に硬めのマットレスを選ぶことのメリットとデメリットを合わせて確認しておきましょう。自分の体型や好みなどと比較しながら、より適切な製品を選ぶ参考にしてください。
硬めマットレスのメリット
硬めのマットレスは、柔らかめのマットレスに比べて体が痛くなりにくいというメリットがあります。柔らかいマットレスの場合、下記のように腰がマットレスに深く沈み込んでしまうため、正しい姿勢で寝られず、体が痛くなってしまいます。
その点硬めのマットレスであれば、体が沈み込まないため、正しい姿勢で寝ることができ、痛みを防ぐことができます。硬めのマットレスの2つ目のメリットは、体重の重い方に合いやすいということです。
体重が重い方ほど、同じような硬さのマットレスでは沈み込みやすくなります。その点、硬めのマットレスは体をしっかり支えてくれるので、正しい姿勢で眠ることができます。
硬めマットレスのデメリット
硬すぎるマットレスは、体圧分散が偏ってしまい、体に負担がかかることがあります。特に重力のかかりやすい腰や背骨に圧力が集中し、血流が悪くなり、腰痛の原因になります。ひいては睡眠中の寝返りが多くなり、安眠の妨げとなりかねません。
そのため、硬めのマットレスがお好みの方でも、硬すぎないかどうかをチェックすることが大切です。特に布団や薄手のマットレスで床の感覚が苦手な方は、硬すぎるマットレスでは寝苦しさを感じるかもしれません。
硬すぎるマットレスは反発力が強すぎて、体圧をうまく分散させることができません。体格や好みにもよりますが、柔らかいマットレスに慣れている方は、硬すぎるマットレスでは寝苦しかったり、痛みを感じたりすることもあるようです。
腰痛には硬めのマットレスがおすすめ!
今回は、硬いマットレスのおすすめ商品と、自分に合ったマットレスの選び方をご紹介しました。正直なところ、マットレスに関しては、人それぞれ好みがあります。でも、自分が何を求めているのかが分かれば、自分に合ったマットレスが見つかるはずです。なので、この機会に自分に合ったマットレスを購入して、毎晩の睡眠をより良いものにしましょう。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。