パワーグリップおすすめ10選!選び方のポイントは?
トレーニング時に握力が足りなくて継続できないことがあります。そこで「パワーグリップ」の出番です。パワーグリップを使えば、疲れて握力が低下したときでも補うことができ、鍛えたい筋肉を極限まで追い込むことができるようになります。パワーグリップは、デッドリフトなどのプル型トレーニングに有効なアイテムです。このページでは、パワーグリップの素材やサイズなどの選び方や、手軽に購入できるおすすめ商品をご紹介します。
筋トレの握力補助にパワーグリップがおすすめ
筋トレをしているときに握力不足で、十分に追い込めなかったという経験はありませんか?そんな時におすすめしたいアイテムがパワーグリップです。
パワーグリップとは、バーベルやダンベルに舌の部分をくくりつけて握力を補助するトレーニングギアです。何も付けずにトレーニングするときと比べてリスクや負担を減らす効果があります。
また、手の大部分が覆われるため、指を保護することができます。トレーニング初心者の方から、トレーニングに慣れてきた上級者の方まで、トレーニング日の必須アイテムです。
パワーグリップとリフトストラップの違い
リストストラップもパワーグリップと同じ目的で使用されるサポートグッズです。輪っかを作り、そこに手首を通して固定し、余分な部位を余った部分をトレーニング器具のバーに巻き付けて使います。
パワーグリップと比べると、装着がやや面倒なのと、懸垂でバーが高いときに装着するのが不便なのが難点です。
ただし、手首と対象物をしっかり固定したいときには、ストラップ部分が長く、対象物に2~3回巻き付けることができるリフトストラップの方がパワーグリップより上です。
パワーグリップの上手な選び方
パワーグリップは素材やサイズなど、さまざまな要素を考慮して購入する必要がありますが、初めての方は判断基準が難しいことでしょう。そこで、ここからは実際に製品を選ぶ際のポイントをご紹介します。
選び方①サイズ
パワーグリップの多くは手首を固定するためにマジックテープが使用されています。メジャーで手首の太さを測り、適切なサイズを選びましょう。
手首周りに対してサイズが大きすぎたり小さすぎたりすると、効果が半減してしまいますので、サイズ選びは大切です。フリーサイズやワンサイズ上のものをお探しの方は、実際に使用した方の感想をレビューで確認してみると良いでしょう。
選び方②ベロの素材
パワーグリップの素材には、ゴム、革、ネオプレン、鉄など、いくつかの種類があります。このうち、最も一般的なのはゴムです。初めてパワーグリップを購入する場合は、まずゴム製を選ぶと滑りにくく、耐久性も高いのでおすすめです。
もちろん、最も手になじむ素材はレザーです。フィット感や見た目の良さでも人気があります。ただし、汗や皮脂を吸収してしまうため、手入れが大変というデメリットがあります。
一方、ウェットスーツに使われるネオプレン素材は、洗って清潔に使うことができます。ただし、重い荷物を持ち上げるのには不向きなので、筋トレ初心者から中級者向けといえるでしょう。
また、製品数は少ないですが、鉄性の商品もあります。耐久性に優れ、握力もほとんど必要ありません。他の素材も試してみて、物足りないと感じたら検討してみてください。
選び方③耐久性
フリーウェイトトレーニングで重いダンベルやバーベルを使う場合は、パワーグリップの耐久性もチェックする必要があります。耐荷重の調べ方ですが、ほとんどの商品は明確な表示がありません。
そのため、耐久性を確認する際は、ベロ手首バンドの厚みや大きさ、縫い目の強さなどをチェックしましょう。
ベロの部分が薄かったり、ベロと手首の接続部分が弱かったりすると、トレーニング器具の重さに耐えられず、破れる可能性があります。
パワーグリップのおすすめ10選
ここからは、数あるパワーグリップの中でも人気の商品を紹介します。これから新しいパワーグリップを購入使用と計画している方は、ぜひ参考にしてください。
おすすめ①ALLOUT パワーグリップ プロ
アマゾンでもランキング上位の人気商品です。日本を代表するボディビルダー監修の本格的なパワーグリップでありながら、価格を抑え、コストパフォーマンスに優れた商品です。
本体は滑りにくいラバー素材で、手にしっかりとフィットし、手首への負担を軽減してくれます。初心者の方から上級者の方まで、幅広くお勧めできる製品です。
おすすめ②ゴールドジム パワーグリップ プロ 握力の補助 懸垂
ボディビルダーが多く所属することで有名なゴールドジムのオリジナルパワーグリップです。高重量を扱うトレーニーが多いジムのため、作りは本格的です。
人間工学に基づいた設計で、筋肉に過度なダメージを与えないので、安定したトレーニングが期待出来ます。価格はやや高めですが、上級者だけでなく初心者にもおすすめできる逸品といえるでしょう。
おすすめ③king2ring パワーグリップ 滑り止め
本製品は、ゴムに細い糸状のワイヤーを練り込み、革のような強度を持たせています。高重量でも無理なく使用できるため、amazonユーザーからは「ゴールドジムのパワーグリップに匹敵する」というコメントもあるほどです。コストパフォーマンスの高さなども、人気の理由として選ぶ価値がありそうです。
おすすめ④シーク アルティメートグリップ
パワーグリップは、トレーニーにとってなくてはならないアメリカの「Schiek社」製です。厚みのあるダブルステッチのラバーゴムが手のひらに柔らかくフィットし、高いグリップ力を発揮してくれます。ベロの先端は落ちないようにパッドが入っているので、しっかりとバーを握ることができます。
おすすめ⑤VERSA GRIPPS PRO オーセンティック
フィットネス先進国アメリカで生まれた商品です。ベロの部分は、ワイヤー繊維を織り込んだ二重構造のゴム素材で、高いグリップ力と耐久性を実現しています。グリップの先端はわずかに膨らんでおり、バーを握りやすい構造になっています。初心者から上級者まで、幅広いトレーニングにおすすめです。
おすすめ⑥ROEERE パワーグリップ PRO
「ROEERE」のパワーグリップは、プロのジムトレーナー監修のもとで開発されました。素材には、自社開発の特殊素材「フリクションラバー」を使用しています。
従来のゴムに比べ、耐久性・吸収性に優れているため、負荷のかかるトレーニングを行う方に最適な素材です。また、柔軟性にも優れているので、使い始めの方でもすぐに手に馴染んで使えるでしょう。
リストバンドの幅は9cmのワイドタイプです。S、M、Lの3サイズ展開なので、男性だけでなく女性にもお使いいただけます。また装着しやすいデザインなので、まだパワーグリップに慣れていない方にもおすすめです。
おすすめ⑦ケイ・ララ パワーグリップ
重いダンベルをしっかり握るために欠かせないグローブです。手のひら側にハニカムデザインの厚いパッドがあり、クッション性が良く、グリップ力が向上します。
握ったものを簡単に離すことができるハーフタイプのグローブで、グローブを手首に固定するための長いベルト状のリストストラップバンドが付属しています。
グローブとリストバンドを別々に購入する必要がないため、おすすめです。ウエイトトレーニング、筋力トレーニング、ロードバイク、スポーツ全般、フィットネスなど、様々な場面で活躍します。
手のひらや手首をサポートし、鍛えたい部分にしっかり負荷をかけることができるので、ジムでのトレーニングには欠かせないアイテムです。
おすすめ⑧ボディメーカー ハンドパワーグリップ NEO
握力をサポートするためのアイテムです。握力が十分にあれば、正しいフォームで目的の筋肉に取り組み、発達させることが容易になります。鍛えたい部位を集中的に鍛えられる、そんなマストアイテムです。持ち方次第で押したり引っ張ったりと使い分けができます。
おすすめ⑨アイロテック トレーニンググローブ
ベロ部分はグリップ力の高いラバー素材を使用しているので、バーが滑ることなくしっかりホールドできます。親指部分には大きなスリットが入っているので、親指を回してのグリップも邪魔になりません。ストラップをセットする煩わしさから解放されたい方におすすめです。
おすすめ⑩スパルタックス パワーグリップ
ベロ部分は滑りにくいラバー製で、耐久性・耐摩耗性に優れています。先端を太くすることで、バーをホールドしやすくしています。手のひらの形状に合わせてカットしているので、トレーニングの邪魔になりません。プル種目からプレス種目まで、幅広いトレーニングに使用できます。
パワーグリップの正しい使い方
パワーグリップの使い方はとても簡単です。リストバンドを手首に巻いて、マジックテープで取り付けるだけで準備完了です。ただし、プッシュとプルのワークアウトでは使い方が異なります。
フリーウエイトの使い方を間違えると、ダンベルやバーベルを落としてしまい、ケガや事故の原因になります。以下のポイントに注意して、安全にトレーニングを行ってください。
まず、プル型トレーニングでの使用方法です。デッドリフト、ベントオーバーローイング、ロウイングなどのプル型トレーニングでは、パワーグリップのベロを手のひらの反対側からバーを挟むように巻き付けます。
ベロはこれ以上巻けないくらいにきつく巻いてください。しっかり巻くことで、握力の疲れや手の痛みを気にすることなく、鍛えたい筋肉に集中することができます。巻き付けが甘いと、落下や滑りの原因になることがあります。
ベンチプレスやダンベルカールなどのプッシュトレーニングの場合は、手のひら側からベロを巻きつけます。ベンチプレスの場合は、手のひらを保護するためのものなので、ベロを軽く握る程度で十分です。
ただし、ダンベルを使ったダンベルカールや、キックバックを混ぜて行う場合は、握力を消耗してしまい、転倒の危険性があります。手を離しても落ちないくらい、しっかりとベロを絡めましょう。
パワーグリップで効果的にトレーニングしよう
今回は、トレーニングジムで高重量を持ち上げる際の握力をサポートするパワーグリップを紹介しましたがいかがでしたか?ジムに通ってウェイトトレーニングを重ねるうちに、徐々に扱う重量が増えてくると必要になってくるかもしれません。より効果的なトレーニングのために、ぜひ手に入れてみてはいかがでしょうか。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。