メルカリの値下げ交渉が来たときの対応とは?流れや注意点を解説!
不用品を売ったり、欲しい物を買ったりできるフリマアプリ、メルカリは自宅にいながらフリーマーケット感覚で売り買いできるサイトです。自宅にいながら簡単な手順で売却できるので、人気があります。しかし買い手から質問がきたり、値下げ交渉をされる場合もあります。ここではメルカリで値下げ交渉が来た時の対応をご紹介してまいります。
目次
メルカリの値下げ交渉の基本的な流れややり方
まずはメルカリの値下げ交渉の基本的な流れややり方を確認しておきましょう。メルカリでは、出品中の商品ページにあるコメント機能を使って、出品者に商品の質問ができたり、値下げの交渉ができます。
購入希望者は出品者にいくらに値下げ可能か、といった質問を残し、出品者が応じれば値下げしてもらえます。値下げをする・しないは出品者の自由で、メルカリで規定があるわけではありません。コメントは他の購入希望者も見ることができるため、同時にいくつかの値下げ交渉のメッセージが交わされている場合もあります。
メルカリはどのくらい値下げ交渉できる?
値下げ交渉でどのくらい下げてもらえるかは出品者次第ではありますが、出品者側からすると無茶苦茶な値下げには応じたくないのが本音で、上から目線の交渉の文章などは絶対に売りたくないという気持ちになってしまいます。
自分が付けた値段の1割引き程度の交渉であれば、常識の範囲内の交渉と言え、1割引きの交渉は実際良く行われています。2000円で出品した商品なら200円までの値引き交渉が来ると思っていると良いでしょう。
高額商品だったら1割以上の値下げに応じたり、逆に全く値引きに応じない商品があっても問題ないので、自分の値下げの基準があると迷わずに済むでしょう。
メルカリで値下げ交渉された場合の対応例
ここからはメルカリで値下げ交渉された場合の対応例をご紹介してまいります。人によって価格よりも早く売れることを重視したり、時間がかかってもこの金額でできるだけ売りたいなどの希望があるはずです。交渉の対応例を参考に、スムーズに対応していきましょう。
値下げ交渉の対応例①値下げOK
まずは値下げ交渉で希望買取価格が提示されており、その価格での売却がOKであれば、コメントで値下げOKの返事をしましょう。その後のやり取りの方法も一緒に書いておくと、トラブルも少なくスムーズに売却できます。
希望買取価格の記載がなく、ただお値下げ可能ですか、といった質問の場合は、自分はここまでなら対応できるという値下げ価格を記載して返事をするか、買取希望者にいくらでの買取を希望するかを聞く方法があるので、どちらかを選んで返事をしましょう。
値下げ交渉の対応例②値下げNG
値下げ交渉はかなりの確率できますが、必ずしも値下げをしなければならない訳ではありません。売却金額の中には手数料や送料、梱包材などの費用も含まれるため、利益があまり出ない場合もあるので、値下げできないという事情があることも多いです。
中には半額以下に値切ろうとする方もおり、返事すらしたくない不快な気持ちになってしまう交渉がくるかもしれませんが、ちゃんとお断りの返事が必要です。「今は値下げを考えておりません」「これ以上値下げができない状況です」「出品したばかりなので様子を見たいです」と言った理由を添えて丁寧にお断りすると良いでしょう。
メルカリで値下げ交渉を断った時のメリット・デメリット
メルカリで値下げ交渉を断った時には、メリットとデメリットの両方が発生します。どちらも確認して、デメリットを強く感じる場合は値上げ交渉に応じることを検討した方が良いでしょう。
値下げ交渉を断った時のメリット
値下げ交渉を断った時のメリットは、なんと言っても価格を下げずに売れる点です。値下げ交渉をしてきた方には売れなくても、他に希望価格で買ってくれる人が現れるかもしれません。また、値下げは考えていませんとコメントしておくと、それでも値下げ交渉をしてくる人はあまりいないため、コメントのやり取りも少なくて済みます。
また、値下げをすると他の方が値下げをした段階で横取り購入をしてきたり、コメントを見ずに購入してしまうケースもあるので、値下げしなければトラブルも少ないでしょう。
値下げ交渉を断った時のデメリット
デメリットもいくつかあり、値下げしないと宣言してしまうとその価格に納得した人しか購入してくれないため、簡単に売れない場合もあります。さらに長い期間出品して売れない場合は、結局売りたいなら値下げするしかないこともあるので、断るときに今が売り時か、需要がこの先も高そうかなども考えて断ると良いでしょう。
メルカリで値下げ交渉中の注意点
メルカリは個人同士でのやりとりになるので、業者相手と違ってトラブルも起きやすいです。メルカリで値下げ交渉中の注意点をご紹介していくので、メルカリへの出品を検討中の方やメルカリの利用を始めたばかりの方は、ぜひチェックしておいてください。
注意点①専用出品にする
注意点1つ目は、専用出品にすることです。値下げ交渉が成立し、ただ値下げするだけだとコメント欄を見ずに安いと思って購入してしまう方や、コメントを見てても横取りしてしまう方もいるため、交渉した方が買えなくなるトラブルが起こります。ただ、即購入に問題はなく、購入してくれた方と取引をしなければなりません。
専用出品は商品の編集のところで、商品名のところに○○様専用と入れたり、画像に○○様専用と入れる方法があります。画像は写真をタップし、加工を選んでテキストで○○様専用と文字入力することで、写真表示にも専用であることが表示されます。専用出品にしておくと他のユーザーから買われにくくなるので、交渉成立後は専用にすると良いでしょう。
注意点②返事が来なくなる
もう1つは、返事が来なくなることです。値下げ可能かのコメント後に返信をしても、返事が返ってこない場合があります。いわゆるコメ逃げというもので、他の方から購入してしまったり、値下げ価格に納得できずに無視したり、買う気がなくなったなどの理由で、返事が来なくなることはよくあります。
もちろん、返信に気づかない場合や仕事などで見れていない場合もあるので、1日ほどは返事が来ないか待ってみましょう。返事が来なくても気にする必要はなく、値段を元に戻したり他の方との交渉に応じても良いでしょう。
メルカリの値下げ交渉で出品者がモヤモヤすること
メルカリは買い手からすると掘り出し物がないか探す楽しみもあり、値下げ交渉もできるありがたいサイトではありますが、メルカリの値下げ交渉で出品者がモヤモヤすることは意外と多いです。これから出品しようという方や、購入しかしない方は出品者側の気持ちもぜひ理解しておきましょう。
モヤモヤ①大幅な値下げ
モヤモヤ1つ目は、大幅な値下げです。メルカリでは同じものでも新品未使用ということでほぼ定価で売っているものもあれば、周りの相場に合わせて買いやすい価格に設定している場合など様々ですが、とにかく安く買おうとするユーザーも中にはいて、売値の半額ほどの値下げ交渉をしてくる方もおられます。
コメント欄は他の購入希望者も見ることができるので、明らかにその商品の最低売却価格よりも下の金額で交渉して出品者から冷たく断られているケースを見たことがある方もおられるのではないでしょうか。
出品者には提示してある金額がそのまま手に入るわけではなく、販売手数料や送料、発送のために自分が動く労力などもかかるため、値下げすれば純粋な利益も当然減ってしまいます。また、大事にしていたものであれば、買い叩かれるのは悲しくなります。出品者の気持ちも考えて、交渉してほしいものです。
モヤモヤ②割り込みが入る
2つ目は、割り込みが入ることです。最初に値下げ交渉をしてきた人とやり取りをしている最中でも、自分ならこの値段で買いたいと割り込んでくる方もいます。割り込みが多いと悩むため、先に来ている交渉が終わってからにしてほしいというモヤモヤがある方も多いです。
ただ交渉の優先順位に決まりはないため、値下げ額が一番少ない方と取引をしても良いですし、交渉順で取引しても問題ありません。最初に交渉してきた方の返信が来ない場合もあるので、多くの割り込みがある場合はどういった優先順位で交渉しますとコメントしておくと良いでしょう。
モヤモヤ③値下げ後はノーコメント
最後は値下げ後はノーコメントです。値下げ前は丁寧な文章で交渉に当たっていた方でも、購入手続きの後のコメントなどは一切ないという方もいます。取引メッセージは必須ではありませんが、出品者からすると、値下げ対応ありがとうございましたなどの一言があると気持ちよく発送もできるという方も多いでしょう。
メルカリでは値下げ交渉にもきちんと対応しよう
メルカリでの値下げ交渉が来た時の対応をご紹介してまりましたが、やはり個人間のやりとりなので、少なからずトラブルもあります。値下げに応じる、応じないは出品者の自由なので、応じないと決めても考え込む必要はありません。
ただ、トラブルを回避する上でも大切なのは、どんなに無茶な値下げ交渉でもきちんと対応することです。コメントを無視したり、怒った文章を書くと、自分にとってもマイナスになります。値下げ交渉がくればすぐに売れるチャンスでもあるので、ぜひ交渉に対応する力を身につけて、メルカリでどんどん商品を売ってください。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。