畦塗り機買取･売るなら工具男子

畦塗り機とは

引用：冨士トレーラー製作所

畦塗り機の役割

稲作では水田と水田の境目に泥土を盛り上げて、水が外に漏れ出ないようにしています。これを畦と呼んでおり、細かい泥土よって水が漏れることを防いでいます。この堤防の役目を果たす畦は、畦畔あるいは泥畦と呼ばれることもあります。稲作の工程では毎年水を張る前に、前年にあぜ塗りされた部分をいったん取り除き、そこに改めて畦作りを行います。この時に使われる畦塗り機は、畦を修繕するとともに、水田を回る時の道を補強するという役割も持っています。強い雨が降った後なども、畦塗り機を使って崩れた土を修繕します。従来は手作業で畦塗りを行っていましたが、近年、手作業はほとんどされなくなり、多くの農家が畦塗り機を利用しています。

畦塗り機の気になる価格帯

畦塗り機のメーカーは、ヤンマーや富士トレーラーなどです。ヤンマーは農機具の信頼できる大手メーカーで、田植え機や畦塗り機では、複数モデルが販売されています。支店や代理店が全国にあるため、畦塗り機のメンテナンスをする場合にも便利です。畦塗り機は新品で30万円程度からあります。富士トレーラーは新潟県の農機具メーカーで、質の良い農業用機械や器具を多数販売しています。水田車輪をはじめ畦塗り機もあり、ヤンマーと同じくおよそ30万円前後から売られています。その他、国内農機具メーカーのクボタが畦塗り機を扱っています。ササキ農業機械や橋本機械などのメーカーも、肥料散布機や有機肥料散布機などとともに、畦塗り機を取り扱っており、価格帯はどのメーカーもほぼ同じで30万円前後です。中古では7万円から出品されています。（関連記事：ヤンマー大辞典｜建機、農機、発電機、エンジンなど一挙に大公開！）

畦塗り機を買うなら

畦塗り機を買う場合は、大手メーカーの方が何かトラブルがあった時にサポートが充実しているため安心です。特に全国展開していて各地に代理店や販売店があるなら、修理を依頼しても迅速な対応が期待できます。中古にするか新品にするかは、農家の経営方針によります。トラクターや田植え機、コンバインなどを同じメーカーにする必要はありません。例えばトラクターであれば、三菱マヒンドラ農機株式会社も人気のメーカーです。その他、農機具や工具専門の買取サイトでは、高品質の中古畦塗り機が販売されているため、新品の購入前にチェックしておくと良いです。いずれのメーカーで購入する場合でも、実際に畑で使用する時の操作方法がわかりやすく、使いやすいモデルを選ぶと購入後に失敗しません。
購入前に試乗しておくと安心です。

畦塗り機のメンテナンス方法

メンテナンスは、まず回転する爪軸の摩耗に注意して点検します。ここが摩耗していると、作業の効率が悪くなるため注意が必要です。それからチェーンケースの合せ目を点検し、車軸からオイルが漏れていないかを確認します。オイルが漏れ出していることがわかった場合は、速やかにシールを交換しなければなりません。シールの交換は、手順さえ覚えればメーカーのサービスマンに依頼しなくても簡単に交換できます。さらにウイングディスク板が変形していないか、摩耗していないかも確認します。このウイングディスク板は回転しながら畦を作る樹脂で、ステンレス製の場合もあり、摩耗していると、きれいな畦が作れなくなります。そのため、変形していたり摩耗していたりする場合は、長く使おうとせずに早めに交換することが推奨されます。

畦塗り機が壊れてしまったら

畦塗り機は、従来の圧縮プレス型や最新の回転ディスク型まで、いずれも長く使える構造をしているため、めったに故障はしません。ただ万が一の事を考え、使っている型式をメモしておく必要があります。型式がわかれば、修理業者への電話説明もスムーズにできます。大手メーカーの修理部門では、型式から部品を注文するので、自分が使っている農機具メーカーのサポートダイヤルとともに、型式と機械番号を控えておくと良いです。また自分の手に負えないと判断される場合は、無理に分解して中をいじらないようにします。ウイングディスク板の交換も自分では難しいと感じる場合は、
メーカーに交換を依頼できます。これは消耗品なので、交換と部品代を合わせても比較的安価で済みます。自分でメンテナンスをしている途中でも、手に負えないと思った場合はメーカーの修理スタッフに連絡した方が安全です。

使わなくなった畦塗り機を売ろう！

もし使わなくなった畦塗り機や農機具があるなら、工具や農機具の買取専門サイトで売却することができます。工具・電動工具買取サイトの工具男子では、現在、畦塗り機を高価買取しています。故障している場合や、目立つ傷や汚れなどがある場合でも、高値が付くことがあります。メーカーはどこでもかまいません。工具・電動工具買取サイトの工具男子では農機具の買取実績があるので、まず査定だけを受けることもできます。その場合、出張買取を利用すると便利です。訪問してほしい日時を予約すれば、買取スタッフが自宅まで査定に来てくれます。査定後のキャンセルも可能で、その際、出張費用や手数料は掛かりません。査定額に納得すれば即日振込も可能です。一般的な買取店より、農機具の買取価格が高い傾向があり、電話やメールで相談してみることもできます。