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クレジットカードの「家族カード」メリットや注意点を徹底解説!

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家族カードとは、クレジットカードの本会員の家族が持つことのできるカードのことです。家族会員にはさまざまなメリットがありますが、クレジットカードを持っている方の中には、家族カードを作るべきか悩んでいる方もおられることでしょう。今回の記事では、家族カードがおすすめな理由と、家族カードを利用する際の注意点を解説します。

クレジットカードの家族カードとは?

家族カードとは、クレジットカードの主契約者の家族に発行できるカードのことです。家族カードを持っていれば、例えば、本会員のカードに国内・海外旅行傷害保険やショッピング保険が付帯している場合、家族会員も基本的に同じサービスを受けることができます。

家族旅行中にケガをしたり、不慮の事故で壊れてしまった場合などに便利です。月々の支払額は、カード会員が登録した支払口座に、カード会員と家族会員の利用分がまとめて請求されます。家族カードのご利用限度額は、本会員のご利用限度額と同じです。

例えば、カード会員の利用限度額が70万円の場合、カード会員と家族会員の利用限度額の合計は70万円になります。本会員カードと同様に、家族カードもカード会員本人のみが利用できます。

したがって、配偶者や両親が家族カードを利用したい場合は、配偶者用、父親用、母親用の3枚の家族カードを作る必要があります。

クレジットカードの家族カードのメリット

家族カードという言葉を聞いたことはあっても、どのようなサービスなのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。まずは、家族カードの具体的なメリットをご紹介します。

メリット①年会費が安い

家族カードのもう一つのメリットは、カード会員のクレジットカードよりも年会費が安いことです。例えば、「三菱UFJカード ゴールドプレステージ」の年会費は11,000円(税込)ですが、家族カードの年会費は無料になります。

メリット②ポイントが貯まるのが早い

家族カードは、通常のクレジットカードと同様にポイントが貯まります。家族カード利用分のポイントは、本会員にまとめて付与されるので、一人でポイントを貯めるよりも早く、効率よくポイントを貯めることができます。貯まったポイントは、景品と交換したり、キャッシュバックに利用したりすることができます。

メリット③審査が比較的緩い

基本的に家族のための個別審査なしで発行できるのもメリットの1つです。通常、本会員への審査で発行されるため、家族カードを使用する家族の方には、別途の審査はありません。育児休暇中で一時的に収入が途絶えていても、家族カードを持っていればクレジットカードの審査に通る可能性があります。

メリット④家計管理がしやすい

家族カードのご利用金額は、本会員様のご利用金額と合わせて計算されます。複数のクレジットカードをお持ちの場合、各カードの利用明細を確認するのは大変です。しかし、家族カードであれば、明細が1枚に集約されます。また、クレジットカードの請求書の引き落とし日もまとめることができるので、家計管理がとても楽になります。

クレジットカードの家族カードの注意点

ここからは、家族カードの使用に関する注意点をご紹介します。後々トラブルになることを避けるためにも、ぜひ以下の3つの注意点を把握しておきましょう。

注意点①利用限度額は全員で共有

気をつけるべき点の1つは、「与信枠の共有」です。どういうことかというと、家族カードで利用できる金額は、カード会員の利用限度額の一部に過ぎません。例えば、カード会員のご利用限度額が100万円の場合、家族カードと本カードのご利用限度額の合計も100万円となります。

家族カードで40万円の買い物をした場合、本カードと家族カードの利用可能残額は60万円となります。家族カードと本カードは別々にご利用いただけますが、ご利用限度額はご家族やご夫婦などで共有されますのでご注意ください。

注意点②利用履歴が知られる

また、家族カードの引き落とし口座は、本会員のカードの口座となるため、家族会員が本会員に見られたくない使い方をしていても、その利用状況は知られてしまいます。プライバシーが保たれないため、不便を感じることがあります。

注意点③引き落とし口座は本人会員のもの

家族カードのご利用代金は、本会員様のクレジットカード口座から引き落とされます。残高不足にならないよう、お支払い日が近づいたら明細書をご確認ください。

家族カードの選び方

これからクレジットカードを作ろうとしている方で、家族カードも同時に申し込みたいと思っているものの、クレジットカードを選ぶポイントがわからないという方は、ぜひ以下のポイントを参考にしてみてください。

選び方①年会費がいくらかかるか

クレジットカードと家族カードを同時に申し込む場合は、それぞれの年会費がいくらなのかを確認することが大切です。家族カードを申し込むことで、年会費の負担にならないように注意しましょう。

選び方②付帯サービスの内容

空港ラウンジの利用や充実した付帯保険を提供しているカードは、基本的にゴールドカード以上で、年会費が高いものが多いです。しかし、家族で旅行することが多く、家族全員で空港ラウンジを利用したい場合や、いざという時のために海外・国内旅行保険の付帯が充実しているカードを希望する場合は、維持費が高くても、サービスが充実しているカードを選んだ方が良いでしょう。

選び方③ポイント還元率が高いか

また、カード利用の目的がポイントやマイルを貯めることであれば、ポイント還元率の高いカードを選ぶのがおすすめです。家族全員でポイントを貯めれば、より多くのポイントが貯まりますし、ポイントをマイルに移行することもできます。カードによっては高還元率で、家族カードを無料で発行できるものもあります。

クレジットカード「家族カード」の申し込み方法

家族カードを申し込むには、クレジットカード会社のホームページにアクセスします。カード会社によっては、所定の申込書の提出が必要な場合があります。クレジットカードの新規発行と家族カードの申し込みを同時に行う場合は、クレジットカードの申し込みと同時に家族カードの申し込みを行うことができます。

ただし、同時にお申し込みいただける家族カードの枚数には制限がありますのでご注意ください。なお、クレジットカードと家族カードを同時に申し込めるのは、Webサイトまたは郵送のみです。

家族カードにおすすめのクレジットカード3選

ここでは、家族カードを発行するのにおすすめのクレジットカードを3つご紹介します。家族カードの発行をお考えの方は参考にしてみてください。

家族カード①三菱UFJカード ゴールドプレステージ

三菱UFJニコスが2021年に発行する最新のゴールドカード「三菱UFJカード ゴールドプレステージ」は、シックでありながら魅力的なゴールドカラーを採用した優美な券面デザインが特徴です。タッチ決済(VisaまたはMastercard®)に対応しており、ポイントプログラムや旅行傷害保険などのサービスも充実しています。

また、カード情報を裏面に記載することで、情報漏えいのリスクを軽減し、安心してご利用いただけます。三菱UFJカード ゴールドプレステージは、学生を除く20歳以上の方が対象です。

三菱UFJカード ゴールドプレステージの申し込みはこちらから

家族カード②JCB CARD W

「JCB CARD W」は、本カード・家族カードともに年会費無料です。この家族カードは、18歳から39歳までの方が申し込むことができます。また、「JCB CARD W」は、いつでもどこでもポイントが2倍になります。また、通常のショッピングでは、1,000円ごとに1ポイントを貯めることができます。

このように、「JCB CARD W」は、ポイントの貯まり方が優れているので、どんどんポイントが貯まっていく楽しさがあります。貯まったポイントは家族カードとの合算も可能です。効率よくポイントを貯めたい方はぜひご検討ください。

JCB CARD Wの申し込みはこちらから

家族カード③三井住友カードNL

「三井住友カードNL」は、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドの中からカード会員が選んだ3店舗で、通常のポイントに加えて、カード会員だけでなく家族会員も200円ごとに2%のポイントが貯まります。

さらに、上記の店舗でVisaのタッチ決済やMastercardのコンタクトレスで支払うと、通常の0.5%のポイントに加えて、さらに2.5%のポイントが付与されます。

また、昨今のキャッシュレス社会では、電子マネーが使えることも見逃せません。近年、電子マネーは、専用端末にタッチするだけでサインレスで決済が完了するなど、その利便性や使い勝手の良さから、多くの方が利用しています。

利用金額によってはサインや暗証番号が必要な場合もありますが、利用金額が少ない場合は暗証番号を入力する必要がないため、非常にスムーズに利用できます。

初めての家族カードの場合、初年度の年会費は無料です。次年度以降は、前年に家族カードを3回以上利用していれば、再び年会費が無料になります。

三井住友カードNLの申し込みはこちらから

クレジットカードの家族カードをみんなで活用しよう!

家族カードを発行すれば、わずかな年会費で家族もカード会員と同じサービス(旅行傷害保険など)を受けることができ、利用額に応じてポイントも貯まります。家族カードを発行する場合は、家族全員が利用できるように、家族カードの特徴やサービス内容をよく理解しておきましょう。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。