【最新】使いやすくておすすめのオイルポット15選を徹底紹介!
から揚げなどの揚げ物をして調理後の油はどうしていますか?1回しか使っていないのに捨ててしまうのはもったいないだけでなく、環境にも優しくありません。
そこで使用済み油を保存しておくオイルポットがおすすめです。こちらの記事では使い勝手が良いオイルポットを素材別に紹介しつつ、選び方や使い方、お手入れ方法、保管場所などもチェックできます。
目次
オイルポットを使うメリット
オイルポットを使うメリットはもちろん油のためです。一度しか使っていない揚げ物の油も保存しておくことで、別の日に利用可能になります。
油の酸化を遅らせることができる
調理の際、炒めものなら少量の油を使い切ってしまいますが、揚げ物の油は量が多く、一度きりで捨ててしまうのはもったいないので、オイルポットに入れて保管しましょう。オイルポットを利用することは油を破棄せず再び使う以外に、油が酸化しにくくなります。
使用済みの油をそのまま天ぷら鍋やフライパンに入れっぱなしにすると、空気に触れる面が多いので酸化してしうので、オイルポットを利用して油が酸化しにくい状態にしておきましょう。
油は酸化するとイヤなニオイや色が悪くなるだけでなく、料理がまずくなる、ひどいときには食中毒の原因になることもあります。また、使用済みの油を片付けるときはフィルターなどでろ過すれば余分なものを取り除けます。
オイルポットで油が長持ちする期間
オイルポットに油を入れると酸化を遅らせることができるメリットもありますが、適切な使い方をしてもある程度の保存期間はあります。オイルポットで油が長持ちする期間は約2週間ほどで、リサイクルできるのは3回程度です。
2週間以内であっても、3回以上再利用すればそれだけ油も汚れてきます。しかし2週間以内で使用回数が3回未満であっても、イヤなニオイや変色している場合は使わないようにしてください。また、サラサラしていない、油を熱したときに泡立つときも捨てるほうが良いでしょう。
長持ちする期間はあくまで目安なので、油に使う食材や調理方法では1回でも悪い状態になることもあるので注意してください。
オイルポットの選び方
酸化を防いだり、油が使いまわしできるオイルポットにはいろんなタイプがあるので、どれを選べばいいのか迷ってしまうこともあります。
選び方①ろ過方法
オイルポットは油のなかに残った食材のカスなどを取り除いた状態で保存できますが、ろ過器のタイプ別に選択するのもポイントなので、使いやすいものを選ぶと良いでしょう。ろ過方法それぞれのメリット・デメリットをチェックしてください。
【網タイプ】オイルポット上部が網状になっているタイプはフィルターの購入や交換の手間が省けるため、ランニングコストに優れています。しかし網目によっては目が荒く、ろ過精度が下がってしまうので、細かいゴミは取り除けません。
網タイプにフィルターや薄めのキッチンペーパーを敷くと細かなゴミも取り除けます。網タイプは再利用の回数が少ない場合に適しています。
【フィルター・カートリッジタイプ】こちらのタイプは網タイプよりもろ過精度が高く、かなり細かいゴミも取り除けます。種類によっては調理した際に油に移ったニオイを取り除いてくれるオイルポットもあります。
細かいゴミやニオイを取り除けるため、再利用の回数がアップしますが、フィルターやカートリッジの交換や購入、使うごとに目詰まりしてろ過精度が下がるデメリットがあります。こちらのタイプは揚げ物の回数や量が多い場合に向いています。
選び方②素材
オイルポットの素材は大きく分けて4つがメインとなっています。各素材の特徴を見てみましょう。
【ステンレス】衛生面と断熱性、耐久性に優れ、錆びにくいステンレスのオイルポットは断熱性が高い素材なので、冷めていない油を入れても大丈夫です。
手入れするときも油が落ちやすいので手間がかかりません。しかし本体素材をしっかりと確認しないと、一部ステンレス素材を使用していても、本体は別素材という場合もあるので気をつけてください。
【ホーロー】断熱性に優れ、熱い油を入れても大丈夫なのがホーロです。ホーロー素材は油汚れに強く、手入れしやすいだけでなくニオイ移りも少なくなっています。
カラーや形の種類が多いので、デザイン性重視の方にもおすすめです。ただし耐久性が低いので扱いには注意してください。
【ガラス】少数派のガラスは耐熱ガラスを採用したものがほとんどです。種類によっては耐熱温度に違いがあるため、しっかりと確認してから選んでください。
側面がガラスなので残量や汚れ具合の把握がしやすく、ニオイ移りも少なめです。耐熱温度を確認しつつ、油を入れるときは粗熱が取れた状態で保存しましょう。
【フッ素・シリコンコート】フッ素・シリコンコートは錆びやすい鉄素材をコーティングすることで錆びにくく、耐久性と耐熱性をアップしています。コーティング加工されていることで汚れがつきにくく、手入れがしやすくなっているのも特徴です。
オイルポットのなかでは安い方ですが、フッ素は若干高めです。また、シリコンコートはコーティングが剥がれやすいので、定期的な買い替えが必要になり、フッ素加工は金属タワシ・研磨剤などで手入れするとキズがつきます。
選び方③容量
毎回揚げ物に使う油は各家庭で異なるため、各家庭に適した容量を選んでください。容量が少ないと全部入らならい、なんてことにもなります。また、保管場所に合わせて容量を選ぶ方法もあります。油を入れたオイルポットは、酸化を防ぐために冷暗所に保管しますが、収納場所に適した容量にしないと保管場所に困ってしまいます。
選び方④注ぎ口
油を保管するオイルポットは次に使うときの注ぎ口にも違いがあります。注ぎ口によっては油を使うときに液垂れして、キッチンやコンロが汚れます。注ぎ口が二重口になっているなど、液垂れしない工夫がされているものが使いやすくなっています。
使いやすくておすすめのオイルポット【ホーロー】
おしゃれでデザイン性に優れたタイプが豊富に揃うホーローは、北欧デザインやカントリー調など、かわいいものが多いので、見せる収納にもおすすめです。
おすすめ①富士ホーロー オイルポット
富士ホーローのオイルポットはメッシュフィルターのこし網だけでなく、汚れやニオイを吸着する活性炭カートリッジがついています。
カラーはホワイト、ピンク、レッド、イエローの4種類あり、容量1.5Lのため大家族や頻繁に揚げ物をする家庭におすすめです。リサイクル時の油の汚れやニオイに抵抗ある方にも合います。
おすすめ②野田琺瑯 オイルポット ロカポ
野田琺瑯のオイルポット・ロカポは本体とフタがホーロー素材です。活性炭入りのカートリッジ付きで、こし網には一度に最大800mlまで油を入れることができるので、ろ過を数回に分ける必要がありません。油を注ぐときは裏返したフタにおけるように工夫されています。
おすすめ③Kaico ホーローオイル ポット
シンプルでどんなキッチンに置いても違和感のないKaicoのホーローオイルポットは、細かいゴミやニオイもカットする活性炭フィルター付きとなっています。レトロ感のあるデザインに真っ白なカラー、つまみ部分が木製になっているのがアクセントになります。
使いやすくておすすめのオイルポット【スチール】
スチール素材は衝撃に強く、さらに錆びにくいものを選ぶならステンレススチールが使いやすくなっています。
おすすめ④ダスキン 天ぷら油ろ過器
ダスキンの天ぷら油ろ過器はメッシュフィルターとろ過フィルターダブルで汚れやニオイを吸着、油がきれいに保てます。注ぎ口は溝を伝って内部に戻る仕組みなので、液垂れの心配もありません。シンプルなデザインとコンパクトサイズで使いやすくなっています。
おすすめ⑤アイリスオーヤマ オイルポット
使い捨てフィルターで掃除しやすいアイリスオーヤマのオイルポットは、こし網とフィルターが汚れ・ニオイを吸着、油持ちを良くしてくれます。本体だけでなくこし器部分にも取手付きで扱いやすく、垂れない工夫もされています。
おすすめ⑥下村企販 ダブルポット&揚げ鍋
サイズ (約) :収納時/幅23.5×奥行17.8×高さ20.5cm、揚げ鍋/幅23.5×奥行17.8×高さ10cm
素材・材質:鍋本体・ハンドル/18-0ステンレス
下村企販のダブルポット&揚げ鍋は、オイルポットとこし器、揚げ鍋とひとつで3役をこなすスグレモノです。片手の取手が多いオイルポットのなかでも数少ない両手持ちタイプです。
使用済みの油をこした容器がそのまま揚げ鍋やフタとして使えるので、入れ替えの手間が省けます。
おすすめ⑦オークス ウチクック油 ろ過ポット
こちらはフィルター内にろ過パウダーを投入するタイプで、油が落ちる速度は遅いものの時間をかけて汚れをしっかり吸着、ハンドル部でフタの開閉ができるので再利用する際にも便利です。
スタイリッシュなデザインとカラーリングが、キッチンに出した状態でもおしゃれになっています。
おすすめ⑧和平フレイズ オイルポット エコ・ラ・ロッカ
和平フレイズのオイルポット、エコ・ラ・ロッカは、内側にこし網だけがセットされたシンプルな構造で、油こしの時間がまどろっこしい、待てないときにもスピーディーに使えます。
全体的にフッ素樹脂加工されているので錆びにくく、手入れも楽にできます。網目が細かいので、ある程度までの油かすを取り除くことができますが、気になるようであればリードペーパー等を利用すると良いでしょう。
おすすめ⑨パール金属 オイル ポット
こし網と受け皿がセットになったパール金属のオイルポットは、こし器にある取手を持ち上げるとフタも一緒に上がる仕組みになっています。
受け皿には凹凸があるので本体底がくっつきにくく、保管場所を汚しません。安価で手軽に使えるオイルポットを求めている方にはおすすめです。
おすすめ⑩Panasonic 天ぷら油クリーナー 鍋タイプ
揚げ鍋がそのままオイルポットになっているだけでなく、活性炭カートリッジ採用なので、汚れをきれいに取り除くことができます。
コンパクトサイズなので、少人数の家庭や単身者、お弁当の揚げ物などに便利です。現在は生産が終了しているので、入手したい方は早めにチェックしておきましょう。
おすすめ⑪アーネスト 天ぷら鍋 (オイルポット) ミニ
こちらは揚げ鍋兼オイルポットとして利用できる商品です。一つ二役の便利なもので、通常のように取手が真横にないので、収納時に場所を取りません。
こし器にキッチンペーパーなどを敷いておけば後処理が楽にできます。コンパクトサイズなので単身者や少量の揚げ物にも最適です。
おすすめ⑫ツインバード オイルポット
ツインバードのオイルポットはカートリッジ式の3段ろ過構造で、活性炭カートリッジが油の汚れやニオイをしっかりと取り除いてくれます。フィルターやカートリッジは使い捨てなので後処理も便利です。再利用する油をきれいに使いたい方には適しています。
使いやすくておすすめのオイルポット【透明】
オイル残量や色が把握しやす透明のオイルポットもおすすめです。素材によっては耐久性が低く、扱いに注意が必要な場合もあるので気をつけてください。
おすすめ⑬IwaiLoft 耐熱ガラスオイルポット
IwaiLoftの耐熱ガラスオイルポットはおしゃれな形状で、本体とフタ、こし器の3点セット、ガラス素材のため内容量を確認しやすく油を注ぐときも量の調整がしやすくなっています。
注ぎ口は液垂れしにくく専用キャップでほこりが入りません。耐熱ガラスになっているので直火や電子レンジOK、オイルポット以外にもだし取りなどアイデア次第でさまざまな用途に使用できます。
おすすめ⑭カクセー オイルポット アルファ
高性能活性炭カートリッジがついたカクセーのオイルポットアルファはフタ部分がオレンジ・グリーン・ピンクの3種類から選べます。
本体素材は耐熱ガラスではなくプラスチック製で軽く、耐熱温度は180℃となっています。ろ過した油の状態が見えるのもおすすめです。
おすすめ⑮高木金属 オイルポット 耐熱ガラス
耐熱ガラス素材で活性炭ろ過フィルターのついた高木金属のオイルポットは、注ぎ口がシリコンで取り外し可能、手入れするときにも便利です。
同じ種類にフッ素コートやホーローもありますが、中身が確認できる耐熱ガラスが使いやすく、ホワイトとレッドの2色から選択できます。
オイルポットの使い方
オイルポットは正しい使い方をしなければ、せっかくのメリットである酸化防止や再利用がうまくいきません。オイルポットに入れた油を次に使うときや、手入れ方法、保管場所をチェックしてみましょう。
油の再利用の方法
油を再利用する方法は、揚げ物をしたあとの油に残った揚げカスを取り除けるものはできるだけ取っておきます。あとは油をこし器でこすだけです。
こし器はフィルターの付いていないものはキッチンペーパーなどを敷いてこすと細かいカスもきれいに除去できます。オイルポットに油を入れる際には本体の耐熱温度を確認してから入れてください。
お手入れの仕方
オイルポットは定期的にお手入れすることをおすすめします。こした油は完全にカスを取り除いているわけではないので、何度も使用しているうちに底に油カスなどが溜まってきます。そのまま放置すると取れなくなるので、早めに手入れしましょう。
中身をカラにしたオイルポットの底に、少量のお湯を入れてペースト状になった重曹を塗ります。少し放置してからキッチンペーパーで拭き取り、洗浄しましょう。お手入れの頻度は3回程度使用してからがおすすめです。底になにも溜まっていない状態であれば、ぬるま湯と台所用洗剤で洗っても良いでしょう。
オイルポットの保管場所
保管場所は必ず冷暗所にしておきます。油は日光や電気の光、温度によって酸化しやすくなります。油を良い状態で保管しておくなら床下収納や冷蔵庫、シンクの下などできるだけ暗くて涼しい場所を選びましょう。また、空気に触れないように袋に入れた状態で保管するのもおすすめです。
オイルポットはサイズも素材もデザインも種類が豊富です
オイルポットと言っても本体素材やサイズ、デザインなどかなり種類豊富に揃っています。使い勝手の良いサイズや素材を選びつつ、好みのカラー・デザインのオイルポットを選んで賢く油を再利用しましょう。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。