シリコンスプレー

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シリコンスプレーが便利すぎる!用途から使い方まで詳しく解説!

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万能スプレーと呼ばれているシリコンスプレーとはどのようなスプレーでしょうか。この記事では、シリコンスプレーの原料によるタイプの種類、もたらす効果、使用例をお伝えしていきます。汎用性の高い万能アイテムだと言うことがお分かりいただけることでしょう!身近なものから車や自転車、バイクまで使用できるので、一家に一本用意しておいて損はありません!

シリコンスプレーの基礎知識

シリコンスプレー

まずは、便利で汎用性の高いシリコンスプレの基礎知識をご紹介していきます。上手に扱い、最大限に効果を発揮してもらうためにも、まずはシリコンスプレーを知るところからはじめていきましょう。

シリコンスプレーとは?

まずはシリコンスプレーを簡単にご紹介していきます。シリコンスプレーは、スプレーを吹きかけることにより、被噴射物にシリコンのコーティングをすることができるスプレーのことを言います。このシリコンのコーティングにどのような意味があるのかと気になる方も多いでしょう。

被噴射物がシリコンでコーティングされることにより、引き出しを滑りやすくしスムーズに開け閉めができるようになる潤滑、スニーカーに吹きかければ防水、防汚、レインウェアに吹きかければ撥水、自動車の外装に使用すれば艶出しと様々な効果が期待できます。シリコンスプレーの溶剤の種類によっては被噴射物の素材は限定されることなく、様々なものに噴射可能なことからも、シリコンスプレーが便利なアイテムだと言うことが分かります。

シリコンスプレーの2つの種類

シリコンスプレーは無溶剤のものと石油系溶剤のものに分類されます。それぞれ名称の通り、溶剤が何も入っていないものと、石油系のシリコン溶剤が入っているもののことを指します。無溶剤タイプは、防水、撥水に長けており素材を問わず万能に使用できることが特徴にあげられます。

一方、石油系溶剤のものは木材や紙には使用できませんが、浸透性が高いため、わずかな隙間にもぐんぐん浸透していくので無溶剤タイプのものと比べると効果が高いことが特徴です。被噴射物の素材や、シリコンスプレーを噴射して得たい目的に合わせて、どちらのタイプのものを使用するか決めるようにしましょう。

オイルスプレーとの違い

シリコンスプレーと同じくらい汎用性が高く、便利に使え様々な効果があるスプレーで、オイルスプレーと言うものがあります。効果は、ほぼ同じですが噴射後に乾燥するシリコンスプレーと違い、オイルスプレーは乾燥しません。シリコンスプレーは、乾燥するのでベタつかなというメリットがあります。そのため、オイルスプレーでは使用できないプラスチックやゴムにも使用できるのです。オイルスプレー防錆効果の期待ができることも大きな違いでしょう。

シリコンスプレーの用途や使い方

シリコンスプレーの用途や使い方

シリコンスプレーの基礎知識が深まったでしょうか。では実際にシリコンスプレーが使用できるものとその効果にはどのようなものがあるのか、具体的な使用例もあわせてご紹介していきます。身近なものにも使用できるので、お悩みも解決するでしょう!

用途①車のボディ

用途①車のボディ

車のボディの艶出しと言えばワックスを塗る方が多いでしょう。しかし、シリコンスプレーでもワックス塗布したような艶を車のボディに出すことができ、ぴかぴかにしてくれるのです。シリコンスプレーは、労力をかけることなく、車をぴかぴかにしてくれることが最大の魅力です。ワックスほどの艶は出せませんが、十分満足できる艶出しは可能です。スプレーを噴射するだけではムラになってしまうので、噴射後ウエスで広げるように塗布することシリコンスプレーで車の艶を出す最大のポイントです。

他にもフロントガラスにも利用できます。フロントガラスでは、撥水効果が期待できます。しかし、シリコンスプレーをすると光沢が出てきてしまうので、気になる方は隅っこの方で少し試してから全体的に塗布することがおすすめです。フロントガラスもボディ同様、スプレーした後はムラにならないようにウエスなどで満遍なく塗り広げていってください。

用途②タイヤの艶出し

用途②タイヤの艶出し

ワックスは車のボディの艶出ししかできません。ですが、シリコンスプレーは車へのコーティングのほか、先ほどご紹介したフロントガラス、タイヤと車の外装全般で使用できるのです。タイヤへ吹きかけると艶を出してくれて見た目が綺麗になる効果のほか、汚れ防止に期待ができます。タイヤに噴射する際は、タイヤを傷めてしまうので石油系溶剤ではなく無溶剤タイプのものを使用するようにしましょう。

タイヤにスプレーする前には、綺麗に洗浄してからスプレーすることがおすすめです。シリコンスプーは乾燥するまではベタついているので、汚れがつきやすいので注意してください。また、タイヤは車以外にも、バイク、自転車にも使用できます。

自転車に使用する際に、必ず気をつけなければならないことがあります。それは、ブレーキには絶対にスプレーをしてはいけないということです。そもそもブレーキと言うのは摩擦力を利用しタイヤの回転を止めています。スプレーしてしまうと滑りが良くなってしまい摩擦力が失われてしまい、ブレーキが効かなくなってしまい大変危険ですので、絶対にスプレーしないでください!

このように、ワックスがなくてもシリコンスプレーさえあれば、車のボディ、フロントガラス、タイヤと全部に使用できるので万能スプレーだと言うことがお分かりいただけるでしょう。

用途③引き出しの滑りを良くする

自宅に古くからある全て木製でできた引き出し付きのシェルフなどはありませんか。最近の引き出しはプラスチックのレールが付いているものが多いのですが、以前はレール部分も木で作られていました。引き出しがスムーズに引き出せないので処分しようと思っている方にぜひ使用していただきたいアイテムです。

シリコンスプレーを噴射すれば、潤滑効果があるのでスムーズに引き出すことができるようになります。扱いやすく、吹きかけるだけでメンテナンスもでき長く使用できるようになります。新しい家具に買い替える前に一度、シリコンスプレーを塗布し試してみてください!

用途④ハサミの切れ味を良くする

用途④ハサミの切れ味を良くする

ハサミも使用していくと切れ味が悪くなってきます。切れ味が悪くなり買い替えたり、アルミホイルで切れ味を戻している方も多いのではないでしょうか。ハサミの切れ味を良くすためにもシリコンスプレーは大活躍します!

メンテナンス方法も簡単で、ハサミの刃にスプレーを噴射しティッシュなどで塗布すれば良いのです。これらのことをするだけで、新品のときのような切れ味に戻ります。ハサミの切れ味が悪いと、思わぬ怪我につながることもあるので、切れ味が悪いと感じたらシリコンスプレーでメンテナンスしてみましょう。

用途⑤ファスナーの動きの改善

シリコンスプレーはファスナーの開け閉めも滑らかに利用できるようにしてくれるのです。ファスナーの開け閉めが固くなってしまったと感じることもあるでしょう。そのときはシリコンスプレーを噴射してみましょう。今まで固かったファスナーが嘘のようにスムーズに利用できるようになります。

洋服のファスナーやキーケース、財布などのファスナーにおすすめです。このとき気をつけなければいけないことは無溶剤のものを選ぶことです。石油系溶剤スプレーを塗布してしまうと、被噴射物にシミができてしまい使用できなくなってしまいます。ファスナーを潤滑にしたあとも、そのアイテムを使用するためにも必ず無溶剤スプレーを塗布しましょう。

用途⑥防水スプレーとして

シリコンスプレーで1番馴染みがあるのが防水スプレーとして使用する方法ではないでしょうか。靴屋さんでスニーカーなどを購入した際におすすめされる防水スプレーが実は、シリコンスプレーなのです。他にもレインコートや手袋などに使用できます。

防水効果の他にも防汚効果も期待できるので、スニーカーなど汚れやすいものにシリコンスプレーを噴射することがおすすめです。

シリコンスプレーの選び方のコツ

シリコンスプレーの選び方のコツ

続いては、汎用性に長けているシリコンスプレーの選び方をご紹介していきます。シリコンスプレーの良いところを最大限発揮させるためにも、シリコンスプレー選びは慎重に行いましょう!

選び方①適応素材

やはり一番大切なことが、シリコンスプレーが被噴射物の素材に適応しているかということでしょう。不適応な素材にスプレーを使用してしまうと、効果を発揮するどころか、かえって被噴射物を傷めてしまうことがあります。購入する前、使用する前と、適応素材かどうかダブルチェックをすることがおすすめです。

選び方②乾燥時間

シリコンスプレーはしっかり乾燥させることが最も大切です。そうする事で、効果を最大限発揮できます。そのためにも、乾燥時間も必ずチェックしましょう。すぐに使用できたり、乾燥中にホコリなど汚れがついてしまわないためにも、速乾性のものがおすすめです。

選び方③用途に合わせて選ぶ

冒頭で、万能に使用できる無溶剤スプレーと、高い効果が期待できる石油系溶剤のスプレーがあることをご紹介しましたが、用途に合わせてこの2つのスプレーを使い分ける必要があります。無溶剤スプレーはどの素材にも使用できる汎用性が非常に高いスプレーですが、石油系溶剤スプレーは被噴射物を選ばなければなりません。

では、石油系溶剤が使用できるものには何があるのでしょうか。タイヤなどのゴム、プラスチック製のファスナーなどには使用はできませんが、主に細かいパーツの潤滑目的で使用することがおすすめです。ゴムやプラスチックのものに石油系溶剤のものを使用すると、被噴射物が傷んでしまうので十分に気をつけましょう!

シリコンスプレーを使う時の注意

シリコンスプレーの選び方のコツ

使用するうえで気をつけなければならないことがいくつかあります。安全に使用するためにも注意点は必ず守り使用するようにしましょう。

注意点①吸引しない

シリコンスプレーを使用するときには必ず換気をしながら使用するか、屋外での使用がおすすめです。シリコンスプレーを意図せず吸ってしまうと体に悪影響を与えてしまうので、扱いには十分注意しましょう。

注意点②床に付着しないようにする

シリコンスプレーを屋内で使用し、床に付着してしまうと付着してしまった箇所が非常に滑りやすくなってしまいます。屋内で使用する際は被噴射物へは直接スプレーを吹きかけるのではなく、ウエスやペーパーに染み込ませて使用するのがおすすめです。

万一床に付着してしまった場合は、クレンザーを使用し吹き上げるとシリコンが落ちるのですが、吹き上げる際広げてしまわないように気をつけながら吹き上げることがポイントです。吸引してしまわいために、床に付着してしまわないためにも屋内より屋外で使用するのが望ましいでしょう。

おすすめのシリコンスプレー

おすすめのシリコンスプレー

では、どのシリコンスプレーが良いのでしょうか。扱いやすく、効果が抜群な商品を厳選して3つご紹介していきますので参考にしてみてください。

おすすめ①呉工業 シリコンスプレ-

KURE [ 呉工業 ] シリコンスプレ-
KURE [ 呉工業 ] シリコンスプレ-

ブランド KURE(呉工業)
商品重量 4.54 g
サイズ 20.2 x 6 x 5.2 cm
メーカー型番 1046

シリコンスプレーで一番有名で人気があるのが、呉工業のシリコンスプレーです。家具や機械、被噴射物の素材を選ばず使用できるので万能に使用できる1本です。また、大容量で値段も安くコスパが良いことも、選ばれる理由です。

ティッシュに溶剤を染み込ませ、マウスを拭くと滑りがよくなるなど、日常的に使用できます。他にもDIYや車の整備にも使用できる万能なスプレーです。また呉工業のHPでは、シリコンスプレーの便利な使い方も色々とご紹介されていますので、一度閲覧してみてください。こんなことにも使用できる!と驚くでしょう。

アマゾンでも購入できますが、ホームセンターにも必ずラインナップされている商品なので手に入れやすいことも魅力です。

おすすめ②エーゼット 滑るグリーン

AZ(エーゼット) 滑るグリーン420ml
AZ(エーゼット) 滑るグリーン420ml

容量(約):420ml
メーカー型番: AZ730

エーゼットの滑るグリーンの最大の特徴は、速乾性なことがあげられます。速乾性であることのメリットには、スプレーをした後にすぐ使用できること、べたついている時間が少ないためホコリやゴミが付着しにくいことがあげられます。

そのため、窓のサッシやカーテンレールなどホコリが付着しやすい箇所への使用が特におすすめです。

おすすめ③ガレージ・ゼロ シリコーンスプレー

ガレージ・ゼロ シリコーンスプレー 420ml
ガレージ・ゼロ シリコーンスプレー 420ml

ブランド ガレージゼロ(Garage Zero)
商品重量 340 g
サイズ 19.9 x 6.5 x 6.4 cm
製造元リファレンス GZSS03

主に自動車の整備用品を販売しているガレージ・ゼロのシリコンスプレーは、自動車や機械のメンテナンスにおすすめです。ノズルが付いているので細かい部品にも噴射できるため重宝するようです。逆さでスプレーすることもできるので、他のスプレーでは噴射できない箇所にも噴射することも可能です。

使い勝手の良さと、素材を傷めない溶剤を使用していることで、口コミも高評価をもらっているシリコンスプレーです。

いろいろな用途に使える便利なシリコンスプレー

シリコンスプレーが色々な場面で大活躍することがお分かりいただけたでしょう。引き出しやファスナー、カーテンレール、窓のサッシ、ドアの蝶番など滑りが悪くなっているものの潤滑効果、レインコートやスニーカー、フロントガラスには撥水、防水効果、自動車の外装や、タイヤ、バイクなどの艶出しや防汚効果など、万能に汎用性高く使用することができます。

日々の生活で使用する身近なものから自動車まで使用できるので自宅に1本備えておくと安心でしょう。



※記事の掲載内容は執筆当時のものです。