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DIYアドバイザー資格を取る!合格率・難易度・勉強法などをご紹介します

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最近、「DIYアドバイザー」という資格が注目されているのはご存じですか?ある意識調査によると、DIYは今までの「日曜大工」というイメージから、「おしゃれ・かっこいい・かわいい」に変化しているとか。「快適な生活空間を作りたい」という意識の高まりとともに、よりDIYの知識を深めたいと望む人も増加中です。そこで注目を集めているのがDIYアドバイザー!ここでは資格の内容や試験、メリットなどをご紹介します。

DIYアドバイザーってどんな資格?

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DIYアドバイザーとは、どのような資格なのでしょうか。この資格制度が発足したのは1983(昭和58)年と意外と古く、累計の資格取得者は約20,000人になります。ここ数年来、男女ともにDIYへの関心が高まっていること、「自分のスキル」として誇れるものを持ちたいと資格に注目が集まっていることなどを背景に注目を集めるようになりました。DIYアドバイザーは以下のような仕事をします。
1. DIYer(ディーアイワイヤー)に対し、工具や用品の選択、作業方法についてのアドバイス
2. DIY作業においての安全確保や法規制などの対応に必要な指導・助言
3. DIY関連の講習会やサークルなどの講師
4. DIYの普及や発展に貢献

DIYアドバイザー資格の試験・試験日について

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DIYアドバイザーの資格試験は民間資格で1年に1回開催されます。

【受験資格】
試験が行われる年の4月1日に年齢満18歳以上であること。それ以外、学歴・性別国籍など関係なく誰でも受験できます。

【試験日】
試験は1次試験(学科)と2次試験(実技・面接)があります。
1次試験:8月中旬
2次試験:11月

【試験内容】
1次試験:選択式約50問と記述式2問で、制限時間は90分、200点満点。出題される内容は住宅・住宅設備機器に関する基礎知識、DIY用品・方法・関連法規などになります。
2次試験:1次試験合格者のみ受験できます。実技試験はグループで準備された材料・道具で作業します。

【試験申し込み期間】
5月中旬〜6月中旬

【受験料】
14,040円

DIYアドバイザーの資格試験は、「日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会」が実施し、合格者には登録後に「DIYアドバイザー認定証」が交付されることになっています。
詳細はこちらをごらんください。
一般社団法人 日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会

DIYアドバイザー資格の合格ライン・合格率は?

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DIYアドバイザー資格に挑戦しようかな……と、思ったら気になるのが合格ラインや合格率、難易度ですよね。平成29年度の例を見てみましょう。

・受験者1221名(うち女性286名)
・1次試験合格者558名(うち女性137名)で合格率は45.7%。
・2次試験受験者816名(うち女性194名)で合格率は60.7%。

2次試験受験者は1次試験合格者のみとなるので、最終的な合格率は33.5%です。合格ラインは毎年異なりますが、「1次試験で170点以上獲得できればいい」といわれています。

DIYアドバイザー資格のハンドブック

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DIYアドバイザー資格の試験問題は、年々難易度が増しているようです。基本的には、過去問題集で勉強している人が多いのですが、最近は過去になかった問題も出題される傾向になってきたので、過去問だけに頼る勉強法では不十分でしょう。「日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会」が販売している「DIYアドバイザーハンドブック」を読み込むのは必至とされています。

過去問題集やハンドブックはこちらから入手できます。
一般社団法人 日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会>協会の書籍/出版物の紹介

DIYアドバイザー資格の勉強法

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・過去問題集を繰り返し勉強する
・ハンドブックを読み込み、専門用語を暗記する
・わからない商品などは画像や写真など「視覚」で覚える
などのほかにも、ホームセンターなどに出向いて材料や工具などの実物を見るのもオススメです。また、協会では学科研修(連続2日間・受講料10800円)や実技研修(1日・受講料16,200円)も行っているので、時間と予算のある人は受講してみましょう。

DIYアドバイザー資格のメリットとは?

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DIYを趣味としている人は専門職ではないので、自己流で理解していることも多いそうです。資格を取得するには大工用品だけではなく、生活用品全般や新商品の知識、関連法規など幅広い知識が求められます。そのため、資格を取得すれば「DIYの幅広い知識を持つプロ」として認識してもらえるでしょう。
また、ただ「DIYが好きなんです」というだけでは、直接メリットになることはありませんが、資格を取得すればDIYショップやホームセンターなどの就職・アルバイトには有利になるようです。さらに、DIY関連ショップでは、スタッフが取得した場合資格手当が付けたり、やる気のある人材に資格取得支援をしたりするケースもあります。
特に仕事に生かさなくても、自分のDIY作品をブログやSNSで発信するときに、プロフィールに「DIYアドバイザー」と書くこともできるので関心を持ってくれる読者も増えるでしょう。作品やセンスが認められれば、講師としてのオファーが来る可能性もあります。

DIYアドバイザー資格に挑戦してみませんか?

DIYの楽しみは、自分好みの生活空間を自分の手で作れるところにあります。なんとなく始めたものの「はまってしまいいろいろな工具を揃えた!」という人も多いですよね。「DIY=日曜大工=男性」というイメージが強かった頃と違い、最近ではオシャレな女性のDIYer(ディーアイワイヤー)も増えています。これからのDIYに求められるのは、スキルだけではなく「センス」も大切!より、DIYをモノにするためにもDIYアドバイザー資格に挑戦してみましょう!

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。