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キャッシングができない時の対処方法

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急な出費が発生したときに便利なキャッシング。お金が必要なピンチを脱出できますが、もしキャッシングができなかったら、さらに窮地に陥ってしまいます。必要なときにキャッシングを使うためには、キャッシングができない原因や対処方法を知ることが大切です。

本記事では、キャッシングができない原因と合わせて、対処方法をご紹介します。万が一キャッシングできなかったときや事前の対策のために、しっかりおさえておきましょう。

キャッシングができない原因

キャッシングができない状況には、必ず原因があります。主な原因として、限度額や返済状況、キャッシング枠などがあるので、それぞれ詳しく説明していきます。

キャッシングの限度額を超えている

クレジットカードやカードローンなどのキャッシングサービスでは、契約時に利用限度額を設定します。限度額を超えてキャッシングを利用することはできず、キャッシングができなくなってしまいます。

注意したいのは、最大限度額と利用限度額を間違えないことです。最大限度額はあくまで利用限度額の上限を示しているだけで、個人の利用限度額は収入や信用などで決定されます。利用限度額がいくらなのかをあらかじめ確認し、計画的に利用することが大切です。

返済を滞納している

キャッシングはお金を借りられるサービスなので、必ず返済しなくてはいけません。もし返済を滞納しているなら、お金を借りられなくなります。その場合、延滞を金融機関に連絡すること・早急に返済することが必要です。

返済の延滞が続いた場合は、ブラックリストに載る可能性があります。契約しているキャッシングサービスが使えないだけでなく、信用情報が共有されるので他のローンを組むこともできません。返済を延滞しないことが前提ですが、万が一忘れてしまってもすぐに対応する必要があります。

返済の反映が遅れている

「返済したから利用限度額が回復しているはずなのに」という方は、返済の反映が遅れているかもしれません。本来は返済した分新たに借入できますが、引き落とし直後や返済直後はまだ反映されていないので、すぐにキャッシングすることは難しいです。

その場合、返済の反映を待たずに、キャッシングしようとする現状に問題があるでしょう。カツカツの状態でキャッシングを利用していると、本当にお金が必要なときに借りられなくなります。限度額に余裕を持って、キャッシング・返済することが大切です。

そもそもクレジットカードにキャッシング枠がない

クレジットカードでキャッシングを利用する場合は、ショッピング枠の他にキャッシング枠がないと、キャッシングサービスは利用できません。クレジットカードがあればキャッシングができると思っている方は注意が必要です。

またキャッシング機能のあるクレジットカードを既に持っている方は、ショッピング枠と合わせて、キャッシング枠の限度額の確認も忘れずにしましょう。クレジットカードをショッピングに多く使う方は、ショッピングの限度額に目が向きがちで、キャッシング枠の確認を怠り、気づいたら限度額まで借りていたとなりかねません。

キャッシングができない時の対処方法

ではキャッシングができないときにどう対処すれば良いのでしょうか。キャッシングができない原因を踏まえて、2つの対処方法を説明していきます。

キャッシング枠を増枠する

キャッシング枠の限度額が足りずに利用できない場合は、限度額の増額を検討しましょう。増枠には、再度審査が必要になり、利用実績や信用情報などをもとに、増枠可能か判断されます。審査の結果、増枠が却下される場合もあるので、滞りなくキャッシングを利用していることが前提条件となります。

金融機関やクレジットカード会社から増枠の案内がくる場合もあります。キャッシングができない状況になる前の対処になりますが、まとまった出費や海外旅行などキャッシングを利用する機会に備えて増枠しておくことも、いざというときに困らない対処方法です。

他のキャッシングサービスを申し込む

限度額を超えてしまったがすぐにでもお金を借りたいときは、他のキャッシングサービスに申し込むのが方法のひとつです。既存のキャッシングやカードローンが限度額いっぱいでも、新規のキャッシングサービスに審査が通れば、新たに借入できます。

一時的に対処できますが、複数の借入先があると、当然返済額も増えていきます。返済できなければ、新規のキャッシングも利用できなくなるので、返済できるかどうかをしっかり見極めた上で、新規のキャッシングサービスの申し込みを検討しましょう。

キャッシングできない時の対処で注意したいポイント

キャッシング枠の増枠や新規キャッシングの申し込みは、必ずできるわけではありません。返済状況や法律によって対処できない場合もあります。キャッシングできないときの対処で注意したいポイントを詳しくご紹介します。

返済の滞納はNG

キャッシング枠の増枠や新規キャッシングの申し込みには、審査が伴います。利用実績や信用情報を参照するので、返済の滞納をしたことがあると審査に落ちます。現在使っているキャッシングやカードローンだけでなく、他のキャッシングサービスにも信用情報は参照されるので、他のキャッシングに申し込めば問題ないとはいきません。

ブラックリストに載っているならば、信用の傷はおよそ5年残ると言われています。最低でも5年間キャッシングはおろか、他のローンも組めないので返済の滞納はNGです。

他のキャッシングを申し込む場合は総量規制に注意

クレジットカードのキャッシングやカードローンには、貸金業法で定められた総量規制の対象になります。総量規制とは、年収の3分の1を超えるお金を貸してはいけないという規制です。例えば年収が300万円だったとすると、3分の1の100万円までしか借りることができません。

既に100万円分のキャッシング枠やカードローンを利用している場合は、新規のキャッシングの審査は通らないので注意が必要です。ただ例外として、個人でお金を借りる場合、緊急の医療費などは借りることができます。そのほかの場合は、総量規制内での借入になるため、複数のキャッシングサービスを利用している方は、どれくらいのキャッシング枠を持っているか把握しておきましょう。

利用・返済計画を立ててキャッシングできない事態を避けよう

キャッシングできない時の対処を知ることも大切ですが、キャッシングできない事態を引き起こさないことももっと大切です。限度額を超えてしまう、返済が間に合わないのであれば、計画的にキャッシングを利用できていないと言えるでしょう。

まず利用・返済の計画をしっかり立てる必要があります。どれだけのキャッシングが必要なのか、収入からいくらを返済に充てられるかなどを考え、無理のない範囲でキャッシングを利用することが大切です。急な出費でどうしてもお金が必要なときにはじめて、増枠や新規キャッシングの申し込みの選択肢を考慮しましょう。

まとめ

キャッシングができない原因には、限度額を超えている、返済の滞納、返済の反映の遅れ、キャッシング枠がないなどが挙げられます。対処方法としては、限度額の増枠、新規キャッシングの申し込みがあります。ただ返済を滞納し信用に傷がついていたり、総量規制の範囲を超えていたりすると、対処ができないので注意が必要です。

 

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。