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無職でもお金を借りることは可能なのか?審査を通るための方法を徹底解説

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今年は新型コロナウイルスの影響もあり失業率が上昇、再就職もままならないという状況が続いています。

そのため生活資金に困窮してしまう方も多く「一時をしのぐためにお金を借りたい」という方が増えています。

しかし、「そもそも無職でもお金を借りることはできるのか?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、無職でもお金を借りることは可能なのか、また無職の方がお金を借りるために取るべき行動や手段などを徹底解説していきます。現在無職で借入を検討している方は是非とも参考にしてみてください。

無職でもお金を借りることは可能なのか?

結論から述べると、無職でお金を借りることは非常に難しいです。

これには、以下のような理由が挙げられます。

安定した収入があることが借入の絶対条件

まず、消費者金融等が設定する借入の絶対条件として「安定した収入のある方」というものがあります。

貸金業者側も営利が第一目的であり、しっかりと返済してくれる見込みのある方にしか貸し付けを行いません。

よって「現在働いていない=返済能力がない」と判断される方は、基本的にお金を借入れることは難しくなっています。

総量規制という縛りがあるため

貸金業を営む場合、貸金業法によって「総量規制」という法律が適用されます。

総量規制とは「個人の借入総額が、原則として年収などの3分の1までに制限される仕組み」です。

総量規制が平成20年に施行されて以降、お金を借りる人は年収の1/3を超える額は借りられなくなりました。

また、現在働いていない方の年収は当然ながら「0円」とみなされるため、このことからも消費者金融から借入を行うのは難しくなっています。

ただし、総量規制が適用されているのは消費者金融やクレジット会社など「貸金業社」のキャッシングのみとなっているため、銀行や信用金庫など銀行系のカードローンに関しては総量規制の対象外とです。

最短でキャッシングを行うためにまずやるべきこととは?

今日、明日の生活資金にも困窮してしまっている場合、一日でも早く現金を手にしたいところです。しかし前述の通り、無職ではキャッシングの審査に通過することはほぼ望めません。

そこで、まずはアルバイトや派遣登録など、すぐに始めることができる仕事を探すことを推奨します。

「安定した収入のある方」というのは、何も正社員として働いていることが絶対条件ではありません。

あくまで「働いていること」が最低条件となっているため、お金を借りる際に無職かそうでないかという違いは非常に大きな差となります。

最短でキャッシングを行うためには、とりあえずは少額でも収入が発生する環境を作る必要があります。

また、派遣登録中や就職活動中(在職中に転職活動している方は除く)というケースでは無収入と同様の扱いになる可能性が高いため、実際に働き給与が発生している状態になってから借入の申し込みを行うことが望ましいです。

無職でもキャッシングが可能となる例外もあり

通常、無職ではキャッシングの審査に通過することは難しくなっています。しかし、同じ無職の状態でも、なかには例外もあります。

1つ目の例外は、「専業主婦だが収入のある配偶者から借入の承諾を得られる」ケースです。

実は、過去に日本貸金業協会のホームページにて以下のようなQ&Aが紹介されており、そこには「配偶者との年収の合計の1/3までは総量規制の例外が適用される」というように示されています。

Q:収入がない専業主婦/主夫ですが、お金を借りることはできないのでしょうか。

A:専業主婦/主夫は、総量規制の例外として、配偶者と合算して(二人分の)借入れが(二人分の)年収の3分の1まで借入れを行うことができます。ただし、そのためには配偶者の「同意書」、配偶者との婚姻関係を示す書類(住民票又は戸籍抄本。事実上の婚姻関係の場合、住民票(続柄に「夫(未届)」、「妻(未届)」など未届の配偶者である旨の記載があるもの)、(一定金額以上の場合)配偶者の年収を証明する書類を提出する必要があります。」

このことから、仮に現状収入のない専業主婦であったとしても、収入のある配偶者が存在する場合は、配偶者と合算した年収の3分の1までキャッシングを行うことが可能でだとわかります。

ただし、この場合は配偶者の同意書や配偶者との婚姻関係を示す書類、配偶者の年収を証明する書類などの提出を求められる可能性があるため、「配偶者に内密に借入を行いたい」という方には不向きです。

2つ目の例外は、「現状無職であってもネットオークションやアフィリエイトなどで収入を得ている」ケースです。

この場合、自営業者として申し込みを行い、審査に通過することができれば借入を行える可能性があります。

ですが、このようなケースではしっかりとした収入証明を求められる可能性が高く、そもそも自営業という形態自体が正社員などと比較すると審査が厳しめという傾向にあるため、その点は留意が必要です。

派遣やアルバイトの方におすすめの消費者金融会社

派遣やアルバイトを始めたばかりという状態では信用が薄く、審査に通過するのも苦労します。

よって、どの金融機関に申し込み込みを行うかにも工夫が必要です。

派遣やアルバイトを始めたばかりという環境を鑑みると、基本的に審査が厳しい銀行系のキャッシングよりも、比較的審査が緩い「消費者金融系キャッシング」の方が向いているでしょう。

また、そんな消費者金融の中でも大手で信用があり、審査も甘い傾向にある以下のような会社がおすすめとなります。

アコム

『アコム』はTVCMでお馴染みの人気の大手消費者金融です。

融資残高や顧客数が業界で最も多いことから、沢山の方が安心して利用していることが伺えます。

また、そんなアコムには以下のようなメリットがあります。

  • 女性専用ダイヤルが設置されているため、女性の方でも安心して申し込みができる
  • 借入が周囲にバレにくい対策を行っている
  • 24時間、最短1分で自身の口座への振込が可能
  • 毎月指定の返済日を自分で決めることができる
  • スタッフが常駐している窓口も存在するため、対面での申し込みを希望する方にも対応できる
  • 初めての利用場合30日間金利0円サービスあり
  • 収入証明書は50万円まで不要

アコムは、銀行系カードローンと比較して審査が緩めであり、尚且つ50万円以下の借入(他の貸金業者からの借入総額が100万円を超える場合は除く)ならば収入証明書不要となっているため、派遣やアルバイトを始めたばかりの方でもかなり借入を行いやすくなっています。

実質年率 3%~18%
利用可能額 1万円~800万円
融資時間 最短1時間

プロミス

『プロミス』は、三井住友銀行グループのSMBCコンシューマーファイナンス株式会社が提供している消費者金融です。

銀行系のカードローンであるため、一見すると審査が厳しめというイメージがあるかもしれませんが、プロミスも消費者金融系のカードローンであるため、基本的に審査は甘めの傾向にあります。

また、申し込み資格は「年齢20歳以上69歳以下であり、ご本人に安定した収入のある方、主婦、学生の方でも、パート、アルバイトによる安定した収入がある方」とあるため、アルバイトや派遣登録の方でも借入を受けられます。

そんなプロミスには、以下のようなメリットがあります。

  • パソコンやスマートフォンで24時間申込が可能
  • 最短で申し込んだその日のうちに借入が可能
  • Webから来店不要で追加借入を受けることができる
  • 女性専用ダイヤルが設置されているため、女性の方でも安心して申し込みができる
  • 初めての場合30日間金利0円サービスあり
  • 収入証明書は50万円まで不要

プロミスも、アコムと同様50万円以下の借入(他の貸金業者からの借入総額が100万円を超える場合は除く)ならば収入証明書は不要です。

また、最短ならば申し込んだその日のうちに借入を行えるため、すぐに現金を必要としている方にも向いているでしょう。

そして、サービスの提供元がメガバンクのグループ会社ということで、信頼性の高さという点では、ほかの消費者金融と比較して一線を画しています。

ただし、メガバンクのグループ会社といってもプロミスはあくまで消費者金融であるため、総量規制の対象となります。

よって、年収の1/3までしか借入を行うことはできなくなっているため、その点は注意が必要です。

実質年率 4.50%〜17.80%
利用可能額 1万円〜500万円
融資時間 最短1時間

SMBCモビット

『SMBCモビット』は、2000年に消費者金融会社として誕生したモビットが社名変更した、SMBCグループの消費者金融です。

メガバンクのグループ会社ということで信頼性は非常に高く、何よりSMBCモビットは契約書類や利用明細書が電子化されているため、自宅や職場に郵送物が届く心配がなく、安心して気軽に利用できます。

そんなSMBCモビットには、以下のようなメリットがあります。

  • 本人確認や在籍確認の電話が行われない
  • ローンカードの発行がない
  • 契約書類や利用明細書が自宅や職場に送られることがない
  • 最短で申し込みを行ったその日に借入が可能

SMBCモビットの最大のメリットは、web上だけで契約が完結し、さらには本人確認や在籍確認の電話が行われない点にあるでしょう。

やはり、消費者金融を利用している事実が家族や職場にバレたくないという方は多いため、本人確認や在籍確認が行われたり、契約書類や利用明細書が自宅や職場に送付されたりされる点は、消費者金融へ申し込みを行う上での懸念材料となるはずです。

そのような方には、SMBCモビットは特におすすめとなります。

しかしその反面、SMBCモビットにてweb上で全ての契約を済ますためには、以下のような条件をクリアする必要があるため、申し込みをする前に念のため事前に確認を行っておきましょう。

  • 「三井住友銀行」「三菱UFJ銀行」「ゆうちょ銀行」のいずれかの普通預金口座を持っている方
  • 「社会保険証」「組合保険証」「船員保険証」「国民健康保険証」のいずれかを持っている方
  • 収入証明書類を提出できる方
  • 勤務先を確認できる書類(健康保険証、給与明細書(直近1ヶ月分))を提出できる方

無職の方がカードローン以外でお金を借りる方法

仮に無職でも、以下の手段を用いることでお金を借りることができる可能性があるためご紹介していきます。

クレジットカードのキャッシング枠を使う

クレジットカードには「ショッピング枠」と「キャッシング枠」があります。

ショッピング枠を目的としてクレジットカードを発行している場合、このキャッシング枠に気づかず、枠がそのまま余っているケースも考えられます。

よって、クレジットカードを保有している方は、キャッシング枠が余っていないか確認してみましょう。

ただし、これから新規でクレジットカードの発行を希望する場合、カードローンと同様審査に通過する必要があります。

基本的に、クレジットカードの審査も無職では審査に通過することは厳しいため、その点は留意しましょう。

有担保でお金を借りる

消費者金融や銀行系カードローンなどは、無担保・無保証人でお金を借りるサービスです。

銀行融資などと比較すると借入を行いやすくなっていますが、その分貸し付ける側もリスクが高くなるため、基本的に無職では申し込み条件や審査をクリアできません。

しかし、いずれかの担保を保有しておけば話は別です。

例えば、定期預金や不動産などを保有しているならば、無職でも銀行からお金を借りられる可能性があります。

また、どうしてもお金が必要である場合は、保証人を準備しお金を借りるのも一つの手段です。

まとめ:無職で借りるのは難しい、まずは収入をつくることが先決

例え現在無職でも、「絶対に借入ができない」というわけではありません。

しかし、仮に審査の甘い消費者金融から借入を行うとしても、無職ではほぼ厳しいというのが現状です。

よって借入を行うならばまずは仕事を開始し(アルバイトや派遣でも可能)、収入が発生する環境を整えてからキャッシングなどの申し込みを行うという手順が望ましいでしょう。

また、万が一仕事を辞めてしまう、または失ってしまうといった不測の事態に備えておきたい場合は、仕事に就いているうちに消費者金融等の申し込みを行っておくことを推奨します。

一度消費者金融の審査に通過しておけば、その後無職となったとしても借入を行えるためです。

キャッシングは無担保・無保証人でお金を借りることが可能なため、使い方さえ間違えなければ頼りになるお金の調達手段です。ピンチの際には積極的に有効活用していきましょう。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。