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審査不要のキャッシングはある?資金調達を即日する方法

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資金が必要なときに重宝するキャッシングには「審査」というネックがあります。

キャッシングさえ申し込めば即座に資金調達できるわけではなく、キャッシング申し込み先の審査にパスしなければお金を借りることはできません。

そのためキャッシングを利用したい人にとって審査は最大の不安です。「審査不要のキャッシングはあるのか」と思うことはないでしょうか。

実際、審査不要のキャッシングは存在するのでしょうか。

  • 審査不要のキャッシングはあるのか
  • 審査不要でキャッシングを利用する方法はあるか
  • キャッシングで審査落ちしないためのポイント
  • 審査不要で資金調達する方法はあるのか

資金調達したい人のために、キャッシング審査と資金調達の基礎知識を解説します。

審査不要のキャッシングはあるのか?

キャッシングは契約により金融機関などから枠を設定してもらい、その枠内で貸し借りをするサービスです。定額を一度借りて返済して終了ではなく、キャッシング枠を使って柔軟に貸し借りをするサービスです。

キャッシングを利用するためには、ビジネスローンなど他借り入れサービスと同様に審査パスが条件です。

キャッシングするためには審査が条件になるため、審査不要のキャッシングはありません

審査不要のキャッシングはなぜ存在しないのか

そもそも、なぜ審査不要のキャッシングは存在しないのでしょう。理由は簡単で、貸したお金が返ってこないと貸した側が困るからです。

キャッシングは消費者金融などが提供していますが、審査なしで誰にでも貸してしまうと、キャッシングで貸したお金が返済能力の低さなどにより返ってこない可能性があります。

そのため、年収や職業などの申し込み時の情報で審査をして「この人にお金を貸しても大丈夫か」判断します。

また、借り入れ状況をチェックすることで「多重債務者を生み出さない」という意味でも審査は必要です。

キャッシングには「総量規制」というルールが適用されます。総量規制とは、年収の3分の1までしかお金を借り入れできない(貸してはいけない)というルールです。

たとえば年収が300万円の人はその3分の1が借り入れ可能な額になるため、100万円までしかお金を借りることができません。

この総量規制の3分の1ルールは、1社から3分の1しか借りられないということではありません。住宅ローンなど、総量規制の対象外の借り入れも合計して3分の1です。

キャッシングを提供している会社が審査を行わずにお金を貸してしまうと、他社からすでに年収の3分の1の借り入れがあるのに、さらにキャッシングでお金を貸してしまうかもしれません。

法律で定められた貸し借りのルールを守るためにも、審査によって申し込みのチェックと融資の可否を判断することは必要です。よって、審査不要のキャッシングはあり得ないことになります。

「審査不要で好きなだけ貸します」というキャッシングは、基本的に闇金などのリスク・違法性が高いものです。

審査不要でキャッシングを利用する方法はあるか

キャッシング審査はキャッシングの契約をするとき1度のみです。よって、キャッシング契約を結んでしまえば、以降はキャッシング審査を受けずにお金を借りられます

キャッシングは枠内で貸し借りを繰り返す方法です。

たとえば契約を結んだ後に、10万円の枠内で2万円を借りたとします。すでにキャッシング契約を結んでいれば、再度2万円を借りるときは審査不要です。

キャッシングを申し込んだときに審査をパスしていれば、キャッシング契約を解約しない限り再審査不要でキャッシングを利用できます。

クレジットカードでもキャッシングはできますが、クレジットカードに付いているキャッシング機能の場合は、クレジットカード申し込み時に審査が行われています。

こちらも申し込み時の審査をパスしているため、キャッシング機能を使う際に審査されることはありません。

なお、キャッシングは申請によりキャッシング枠を広げることも可能です。

キャッシング枠を広げる(増枠する)際は、審査が必要になります。ただ、増枠の審査に落ちても、今までの枠内でならキャッシングを利用可能です。

キャッシングで審査落ちしないためのポイント

審査不要のキャッシングは存在しませんが、審査落ちしないように対策することは可能です

キャッシングで審査落ちしないためのポイントは4つあります。

キャッシング審査は必要以上に怖がる必要なし

キャッシングはお金を借り入れるサービスの中でも身近な存在です。

そのため、キャッシングの利用条件もさほど高いハードルが設定されているわけではありません。身近な金融サービスだからこそ、比較的誰でも借りやすい条件で受けつけています。

たとえば、「パートOK」や「安定収入があればOK」など。キャッシングの申し込み条件はあまり高いハードルを設定していません。

キャッシングは審査がありますが、審査必須だからといって必要以上に怖がる必要はありません

金融機関側もお金を借りてもらうことで金利などのメリットがあります。次から次へと審査落ちさせていたら商売になりません。

  • 信用情報がブラック状態ではない
  • 過去に金融機関と契約トラブルを起こしていない
  • 正社員や派遣社員、パートなどの安定収入がある

上記のようなケースでは、必要以上にキャッシング審査を通る可能性が高いでしょう。

審査を怖がるあまり「キャッシング審査不要」や「誰でも貸します」という闇金の甘い誘惑に乗らないように注意してください。

キャッシングの申し込み条件をしっかり確認して審査に臨む

キャッシングで審査落ちしないためのポイントは「条件をよく確認すること」です。

各社のキャッシングサービスにはそれぞれ申し込み条件が定められています。

たとえば、「無職NG」という条件が定められているキャッシングの場合、無職(収入なし)の人が申し込んでも、まず審査パスしません。

キャッシングを申し込むときは、最低限申し込み条件を確認し、自分が申し込み条件をクリアしているか確認してから申し込むことが重要です。

なお、キャッシングを提供している各社はホームページなどで申し込み条件などは公開していますが、審査条件は公開していません。キャッシング審査の際の基準は各社とも非公開です。

そのため最低でも申し込み条件は満たしているか確認しましょう。

審査が心配な人は借り入れの状況や信用情報を確認してみる

キャッシング審査が心配な人は、自分の借り入れの状況や信用情報を確認してから申し込むことをおすすめします。

たとえば、すでに他社から借り入れがあったとします。年収に対してどのくらい借りているか確認すれば、総量規制の関係での審査落ちが防止できるはずです。

なお、総量規制の対象外になる借り入れがあるので、以下の総量規制対象外の融資やローンは省いて計算してください。

  • 住宅ローン
  • ビジネスローン
  • 自動車ローン
  • 有価証券や不動産などを担保にする貸し付け  など

この他にも総量規制の対象外になる貸付がありますので、注意してください。

総量規制の対象外になるローンや融資かどうかわからない場合は、借りた金融機関に問い合わせて確認することをおすすめします。

また、キャッシングの審査で避けて通れないのが信用情報です。

信用情報とは信用情報機関が管理する個人の金融契約の記録。滞納などの金融事故があれば、基本的に信用情報へ記録されます。

キャッシングなどの借り入れサービスの審査をする際は信用情報を確認されるため、事故歴があると審査に通りにくくなります。

自分の信用情報は信用情報機関から取得可能です。キャッシング審査が不安な人は、信用情報を取得して確認してみましょう。

キャッシング会社からの連絡にはしっかりと応答する

キャッシングの申し込みをすると、キャッシング会社から連絡を受けることがあります。

たとえば、「キャッシングの申し込みの際に記載が必要な欄への記入がなかった」「住所や連絡先、名前などに誤字があった」このようなシンプルなミスから在籍確認など、キャッシング会社から連絡が来るケースは少なくありません。

特に在籍確認は「記載の職場に本当に在籍しているか」を確認するための重要なプロセスです。審査の一環といってもいいでしょう。

在籍確認で職場に連絡があった場合は、必ず本人が応答しなければならないわけではありません。職場の上司や同僚が「本人は席を外しております」と答えるだけで確認は取れるわけですから、本人の応答は不要です。

ただ、ミスなどの場合はそうもいきません。本人と連絡が取れないと、ミスかどうかの判別がつきません。

連絡が取れず、最終的に「信用できない」「申し込みの段階で応答がないなら、お金を貸してからも重要な連絡の確認漏れや応答なしが続く可能性がある」と、契約を見送られる可能性があります。

キャッシングの審査を不要に心配する前に、記載ミスを失くしたり、キャッシング会社の連絡には迅速に応じたりするよう、基本的なポイントに気をつけてください。

審査不要で資金調達する方法はあるのか

キャッシングの審査が心配な場合は、ポイントをおさえて審査落ちの可能性を減らす他に、キャッシング以外の審査不要な資金調達を使う方法もあります。

審査不要で資金調達できるキャッシング以外の方法として「ファクタリング」があります。

ファクタリングとは、所有している債権をファクタリング会社に売却・譲渡などのかたちで譲り渡し、現金化する方法です。

債権自体を譲り渡して現金を入手する方法のため、キャッシングのような審査は不要です。

ファクタリングでも債権そのものや申し込み内容のチェックはありますが、キャッシングのような個人の信用情報や返済能力の確認はほぼ関係ありません。

なぜなら、ローンや融資のように返済する必要がないからです。返済能力や今までの返済態度を見る必要がありません。

ファクタリングについては、別記事でわかりやすく解説しています。

▼ファクタリングの”全て”が分かる|利用前に読んでほしい徹底解説ガイド

▼ファクタリングの種類を完全網羅!

▼ファクタリング即日OK!個人事業主にもおすすめ18業者比較

審査不要のキャッシングには要注意

キャッシングに審査が必要なのは、「お金を貸しても返済できるか見る」「総量規制のルールを守って貸せるか」この2つをキャッシング会社側が判断するためです。

よってキャッシングで審査不要は原則的にありません。あるとすれば、それは闇金などが提供しているキャッシングの可能性が高いでしょう。

キャッシングに審査はつきものなので、借り入れの際は審査落ちの可能性を少しでも減らすことがポイントです。

加えて、キャッシング以外の資金調達サービスを検討することも重要になります。

たとえばファクタリングは債権を譲り渡して現金を手にするという性質上、キャッシングのような返済能力や信用情報を見るような審査は不要です。

キャッシング審査が不安な場合はファクタリングの利用を検討してはいかがでしょう。

※記事の掲載内容は執筆当時のものです。