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トゥルースリーパーは洗濯できない⁈正しい手入れ方法や汚れた時の対処法を解説!

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「トゥルースリーパーは洗濯できるの?」「お手入れはどうすればいいの?」と疑問に思っている方は多いことでしょう。 今回は、上記の疑問について詳しく解説していきます。トゥルースリーパーは特殊な低反発マットレスなので、普通の布団のように干したり洗ったりすることはできません。そのため、取り扱いには注意が必要です。トゥルースリーパーのお手入れ方法に悩んでいる方は、この記事を参考にしてみてください。

トゥルースリーパーとは

トゥルースリーパー・プレミアムは、累計出荷台数400万台を超える大人気の「低反発マットレス」で、CMやテレビショッピング、広告などでよく目にするため、多くの方に親しまれています。

このマットレスの最大の魅力は、最新技術である「超粘弾性(低反発素材)」を採用していることです。超粘弾性とは、優れた弾力性と復元性を持つ素材です。体温や体圧によって反発力が変化し、体にフィットするように変形します。

そのため、トゥルースリーパーは身体全体を優しく包み込み、一人ひとりに合わせた快適で自然な寝姿勢をサポートします。

一般的なトゥルースリーパーは、体全体をやさしく包み込む低反発マットレスです。適度な弾力性があるため、体が沈み込みすぎず、自然な姿勢で快適な睡眠を導くマットレスです。

また、体にかかる圧力を分散し、寝ている間の腰や肩への負担を軽減してくれるので、腰痛や肩こりに悩む方にもおすすめです。低反発が有名ですが、中反発や高反発もあります。

また、2層式や3層式のマットレスも種類が豊富です。一般的な低反発マットレスが苦手な方は、中反発や高反発のマットレスを試してみると、自分に合ったマットレスが見つかるかもしれません。また、マットレスの硬さだけでなく、通気性、吸放湿性、寝心地もマットレスによって異なります。

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トゥルースリーパーは洗濯できるのか?

結論から言うと、トゥルースリーパーは丸ごと洗濯機などで洗うことができません。その理由は、使われている素材である低反発ウレタンが、水に弱いからです。詳しく見てみましょう。

トゥルースリーパーの洗濯はクリーニングできない

トゥルースリーパーは、ほとんどの場合水での丸洗いができないので、クリーニング業者でも取り扱うことができません。これは、トゥルースリーパーに使われているウレタン素材が水に非常に弱いためで、水による高圧洗浄を得意とするクリーニング会社では扱えないことが多いのです。一部のクリーニング店では洗えますが、1万円程度かかりますので、あまりおすすめできません。

トゥルースリーパーの洗濯はコインランドリーを使えない

また、コインランドリーでも洗わないようにしましょう。最近では、布団を丸洗いできるコインランドリーもあるようです。しかし、基本的に水洗いはできないので、適当に考えてコインランドリーで他の製品のように雑に洗うと、使い物にならなくなる可能性があります。

さらに、乾燥の問題もあります。脱水することである程度の水分は取れますが、水で洗って全体が湿っているのですから、しっかりと乾かさないといけなくなります。

ウレタン素材の特徴として高温にさらされてはいけないのですが、コインランドリーでの乾燥方法は温風で、乾燥機の温度は80℃以上にも達します。その点、ウレタン素材の融点は90~130℃となっていて、ギリギリだということが分かります。

そのため、間違って乾燥機に入れてしまうと、溶けてしまう恐れがありますし、溶けなくても劣化が激しく、寿命が極端に短くなります。これらの理由から、コインランドリーで洗うこともおすすめできません。

トゥルースリーパーが汚れた時の対処法

以上のように丸洗いができない素材のため、汚れた場合は違う方法で対処する必要があります。以下の3ステップの洗濯方法をご利用ください。

洗い方手順①水で濡らした布をかたく絞る

トゥルースリーパーの汚れを落とすには、まず雑巾や布巾を水で濡らします。そして、濡らしたものを強く絞ります。トゥルースリーパーの素材は水に弱いので、濡らし過ぎないように注意してください。

洗い方手順②汚れをたたき落とす

汚れた部分のお手入れは、先ほど説明した濡らした布で叩いて汚れを落とした後、陰干ししてください。つまり、洋服の汚れを落とすのと同じ要領で、表面の汚れを落とすのです。

水につけてしまうと、とんでもなく重くなり、破れやすくなってしまいます。表面の汚れが落ちたら、タオルの水分がマットレスに少し移るので、しばらく放置して乾燥させて蒸発させます。

ただし、赤ちゃんのおしっこやコーヒーなど、大量の液体をこぼしてしまった場合は、マットレスの奥まで水分がしみ込んでしまっているので、上記のような方法では落とすことができません。

洗い方手順③風通しの良いところで陰干しする

トゥルースリーパーのマットレスの汚れが取れたら、風通しの良い場所で陰干ししてください。注意したいのは、絶対に天日干しをしてはいけないということです。直射日光に当てると変色したり、ヘタリが早くなったりすることがありますので、ご注意ください。

トゥルースリーパーに使用しているウレタン素材は、熱に弱い性質があり、劣化や変形を早める場合があります。晴れた日に布団のように天日干しをしたくなるかもしれませんが、必ず風通しの良い場所で陰干ししてください。

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トゥルースリーパーは汚さない工夫が大事

トゥルースリーパーをそのまま使用すると、汚れや日焼けが気になります。その点、カバーを使えば、より清潔に保つことができます。トゥルースリーパーには専用のカバーが販売されています。

ちょっとお値段は張りますが、口コミでは「買ってよかった」と評判です。オリジナルのカバーはシンプルなデザインですが、手触りは滑らかです。

トゥルースリーパーは、市販のマットレスカバーでも代用可能です。ただし、トゥルースリーパーは少し大きめに作られているのか、同じシングルサイズでもカバーが小さく感じられることがあります。

カバーが大きすぎたり、小さすぎたりすると、肌に違和感がありますし、せっかくトゥルースリーパーで睡眠の質を上げても、カバーのサイズが合っていないと快適に眠ることができません。そのため、専用カバーのご使用をおすすめします。

また、子どものおねしょや汗をかきやすい方は、防水シーツを使用することをお勧めします。防水シーツは表面が液体で濡れても中のトゥルースリーパーを汚さないし、汚れてもすぐに洗えるので便利です。

また、トゥルースリーパーのマットレスにプロテクターを使用すれば、カビやダニを防ぐことができます。マットレスパッドも汚れ防止に効果的です。こうした寝具を組み合わせてできるだけ本体を汚さないように工夫してみましょう。

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トゥルースリーパーを長持ちさせる手入れ方法

トゥルースリーパーのマットレスを長持ちさせるために、日頃のお手入れ方法についてご説明します。必ず行っていただきたいお手入れ方法は2つあります。

長持ちのコツ①干し方は陰干し

トゥルースリーパーはウレタンでできているため、通気性が悪く、湿気を取り除かないとカビやヘタリが発生しやすくなります。そのため、日頃から陰干しをして、湿気を取り除くように心がけましょう。

陰干しといっても湿気が取れれば問題ないので、扇風機を使う、ソファに掛ける、窓を2つ開けて空気を循環させるなど、別の方法でもOKです。夏場は2日に1回、冬場は3~4日に1回程度干すことで、より長持ちします。

長持ちのコツ②ローテーションする

トゥルースリーパーを回転させれば、同じ場所がへこみにくくなり、長持ちします。トゥルースリーパーは体にフィットするように設計されているため、反発力が弱くなっています。同じ面だけで使用すると、同じ場所がへこんでしまい、長持ちしません。そのため、裏表や頭と足の位置を時々入れ替えるようにおすすめします。

長持ちのコツ③布団乾燥機は使用不可

丸洗いや天日干しができない場合、布団乾燥機を使いたくなるかもしれませんが、基本的には布団乾燥機もNGです。これは、クリーニング店やコインランドリーの乾燥機が使用できないのと同じ理由です。

無理に布団乾燥機を使うと、布団の寿命が短くなり、最悪の場合、使えなくなってしまいます。そのため、安易にふとん乾燥機を使用しないでください。

トゥルースリーパーを水洗いしてしまった時の対処法

トゥルースリーパーを洗ってしまった場合は、とにかくしっかりと乾燥させて水分を取り除くようにしましょう。内部の水分をすべて取り除くには、丸2日以上陰干しすることが必要です。

ただし、なかなか水分が抜けず、臭いが出てしまうこともあります。一方、天日干しをすると、ウレタンが劣化する可能性が高くなります。うまく乾かせない場合は、諦めて新しいマットレスを購入することをおすすめします。

トゥルースリーパーは日々の手入れで長持ちする

いかがでしたでしょうか?トゥルースリーパーのお手入れ方法、ご理解いただけたでしょうか?マットレスを購入する際は、商品の性能や価格に目が行きがちですが、毎日使う寝具だからこそ、お手入れ方法を確認しておくことが大切です。この記事を読んで、寝具のお手入れが面倒だと感じた方は、自宅やコインランドリーで洗えるものなど、他の商品も検討してみてはいかがでしょうか。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。