お金を低金利で借りるには?金利を抑えられる様々な方法を徹底解説

お金を低金利で借りるには?金利を抑えられる様々な方法を徹底解説

引用:Photo-AC

「お金を低金利で借りる方法はないだろうか?」お金を借りる際に、誰でも思う疑問ではないでしょうか。

金利は低ければ低いほど借金返済が楽になります。1%でも低い金利で借りたいというのが本音ですよね。

とはいえ、お金を貸す側からすれば、できるだけ高い金利で貸した方が、より多くの儲けが出るため金利はなるべく下げたくないものです。

しかし、実は低金利でお金を借りる方法は色々あります。

この記事では、お金を低金利で借りる各種方法を紹介します。気を付けたい注意点もあわせて解説するので、少しでも低い金利でお金を借りたい方はぜひ参考にしてみてください。

低金利であればあるほど支払う利息を少なくできる

低金利の方がお得とぼんやり知っていても、「金利とはなんなのか」「なぜ低金利の方がお得なのか」しっかりと理解されていいない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そもそも金利とはお金を貸し借りする際に、貸した側が受け取る手数料(=利息)がどのくらいかを表す数値です。

【借入金額(円)×金利(%)÷365日×(1ヶ月)=1ヶ月分の金利(円)】

例えば100万円を借りた際に金利が10%だとすると、1ヶ月あたり約8300円ほど利息を支払わなくてはなりません。

つまり低金利でお金を借りられれば、利息を安く抑えられるため借金の返済が楽になるというわけです。

この金利には利息制限法(2010年6月改正)によって、以下のように上限が定められています。

  • 元本金額が10万円未満のとき→上限金利年20.0%
  • 元本金額が10万円以上100万円未満のとき→上限金利年18.0%
  • 元本金額が100万円以上のとき→上限金利年15.0%

このように元本金額(手数料or利息を含まない返済額)よって、金利の上限は異なります。反対に下限は定めがなく、業者の判断で独自に決めて良いとなっています。

適用金利は業者ごとに異なり審査を受けないと結果は分からない

お金を借りようと検索していると「金利3.0%~4.7%」のように幅のある表記をよく目にするのではないでしょうか。

こんな表記では、どのくらいの金利なのかわかりません。このように金利というのは「審査を受けないと結果は分からない」ものなのです。

では金利はどのように決定されるのでしょうか。

お金を借りる利用者は法人、個人事業主、個人と様々です。そのためどんな人が借りるかによって金利は変動します。

他にも金融業者やローン種類、融資元金、貸出期間などの条件によっても金利は変動します。

例えば消費者金融のアコムカードローンは適用金利が年3.0%~18.0%となっています。実際に適用される金利は以下の表のようになっており、最終的な金利は個々の審査によって決定されます。

契約極度額 適用金利
501万円~800万円 3.0%~4.7%
301万円~500万円 4.7%~7.7%
100万円~300万円 7.7%~15.0%
1万円~99万円 7.7%~18.0%

また三菱UFJ銀行カードローンの金利は以下の通りです。

契約極度額 適用金利
500万円以下~400万円超 1.8%~6.1%
400万円以下~300万円超 6.1%~7.6%
300万円以下~200万円超 7.6%~10.6%
200万円以下~100万円超 10.6%~13.6%
100万円以下~10万円以上 13.6%~14.6%

実際には契約極度額(契約上の利用上限)と適用金利だけではなく、業者の審査が加わってくるため審査が終わってみなければ具体的な金利は分かりません。

低金利に重きをおくなら銀行カードローンがおすすめ

低金利であることを最も優先するのであれば、消費者金融ではなく銀行カードローンの利用がおすすめです。

消費者金融と銀行カードローンの借入金利を大まかに比べると以下のようになります。

  • 消費者金融カードローン(信販会社含む):年3.0%~18.0%
  • 銀行カードローン:年1.5%~14.5%

両カードローンの金利差は上限金利でおよそ3%~4%ほど開きがあります。

また新規申込みの場合、利用者の多くが極度額50万円~100万円で契約するため、新規申込みの適用金利は消費者金融では年18.0%ですが、銀行カードローンでは14.0%~14.5%が適用されます。

そのため低金利であることが最優先なら、銀行カードローンに申込むのがおすすめです。

ただし銀行カードローンは審査が厳しくなっています。

消費者金融を低金利で利用する方法

審査の厳しい銀行のカードローン。その審査に落ちてしまった場合、高い金利でしか借入できないのかと言うと、決してそうではありません。

消費者金融を利用する場合でも、工夫次第で低金利にできます。以下で具体的な方法を詳しく紹介します。

短期の利用なら支払金利は少なくて済む

消費者金融でも、短期の利用であれば支払利息は少なく済ませられます。

例えば消費者金融でお金を10万円借りて1ヶ月後に返済したとします。実際の支払金利はいくらでしょうか?

【10万円×18.0%×30日÷365日=1,479円(小数点以下切り下げ)】

1ヶ月後に支払う返済利息はおよそ1,500円ほどです。

このように一見高金利であっても、実際の支払額に換算してみればそれほど大きな負担額ではありません。

短期間で少額の借金であれば、それほど金利を気にする必要はないでしょう。

無利息期間をフル活用すれば金利を抑えられる

アコム、プロミス、アイフル、レイクアルサなど、大手消費者金融のキャッシングには、一定期間無利息という特典があります。

多くが初回の借入限定ですが、借入日(または契約日)から30日間~60日間の支払金利が0円になります。この無利息サービスをフル活用すれば支払利息をかなり減らせます。

例えば無利息期間内に給料日が来るタイミングで借りれば、利息をゼロに抑えながら借金可能です。

こうした無利息サービスは消費者金融だけではなく、銀行カードローン(ジャパンネット銀行30日、楽天銀行60日、静岡銀行45日など)にも存在します。

消費者金融で借りて銀行カードローンで返済する

消費者金融で借りて資金調達し、銀行カードローンで返済するという方法もあります。

銀行カードローンは審査に時間がかかるため、緊急時には不向きです。

急ぎ資金が必要な場合は消費者金融の審査や融資の早さを利用してスピーディに借入し、その後に低金利の銀行カードローンから同額借入して消費者金融に返済しましょう。

そうすれば迅速に資金調達でき、低金利で返済できます。

もちろん銀行カードローンに申込んで必ず審査に通るという保証はありません。

しかしネット銀行をはじめカードローンを申込める銀行の数は確実に増えているので、信用度に自信がある場合は有用なテクニックと言えます。

契約限度額が大きくなると適用金利は低くなる

カードローンには「契約限度額が大きくなると適用金利は低くなる」という特長があります。

そのため必要額よりも大きめの契約希望額で申込んでおくと、より低金利でカードローンを利用できます。

もちろん希望通り契約できるかは審査次第ですが、審査に通れば低金利で借りられるのでチャレンジしてみる価値はあります。

目的が明確なら低金利の目的別ローンがおすすめ

借入れの目的が明確に決まっているなら「資金使途自由」のカードローンでなく「目的別ローン」が低金利でおすすめです。

目的別ローンには、資金の利用目的に応じて以下のような種類があります。

  • 教育ローン
  • マイカーローン
  • ブライダルローン
  • 住宅ローン
  • リフォームローン など

例えば静岡銀行のカードローンと目的別ローンの金利を比較してみました。

カードローン極度額100万円~200万円 年12.0%~14.5%
教育ローン 年3.7%~5.7%
マイカーローン 年3.3%~5.3%
リフォームローン 年3.2%~5.2%
住宅ローン 年0.625%(変動金利)、年1.30%(固定金利)

このように、どの目的別ローンもカードローンより金利が低くなっています。

借入の利用目的が決まっているのであれば、カードローンではなく目的別ローンに申込みすると低金利で借りられおすすめです。

カードローン以外の低金利でお金を借りる方法

これまでは主に消費者金融、信販会社、銀行などのカードローンで、どのようにすれば低金利でお金を借りられるか解説してきましたが、カードローン以外にも低金利でお金を借りる方法があります。

ここからはそれらの方法について解説します。

生命保険を活用して低金利で借りる

生命保険の「契約者貸付制度」を使えば低金利でお金が借りられます。

契約者貸付制度とは、現在加入中の生命保険を利用して、生命保険の解約返戻金の7割~9割の範囲内で保険会社からお金を借りる方法です。

この契約者貸付制度を使った資金調達のメリットは借入金利が低いこと。例えば大手生命保険会社の借入金利は以下のようになっています。

日本生命 年3.0%~3.75%(加入時期で異なる)
第一生命 年3.0%~5.75%(同上)
明治安田生命 年2.15%~5.75%(同上)
かんぽ生命 年2.50%~6.36%(同上)

消費者金融カードローンでは年3%~18.0%ほど、銀行カードローンでは年1.5%~14.5%ほどの金利のため、上限金利を比べれば契約者貸付制度でお金を借りた方がはるかに低金利だと分かります。

さらにこの制度を使うと以下のようなメリットがあります。

  • 保険金額で借りられる上限額が決まっており借りすぎない
  • 契約保険金額内の借入れなので審査がない
  • 生命保険の有効期間内は返済の必要がなく、自分の都合で返せる
  • 生命保険を解約しなくてもお金を借りられる

一方デメリットとしては、「解約返戻金のあるタイプ」の生命保険でないと利用できない点、申込みから融資まで1週間程度かかる点などがあります。

公的機関の貸付制度を利用する

公的機関の貸付制度を利用することでも、低金利でお金を借りられます。以下、各制度の概要について簡単に紹介します。

生活福祉資金貸付制度

休業・失業などが原因で生活に困っている世帯を対象に、一定期間生活資金を貸付けて財政面から支援しつつ、最終的に経済面で自立させることを目的とした制度です。

制度の運営主体は各市区町村の社会福祉協議会が行っており、貸付金利は借主の条件に関わらず「無利息」となっています。

緊急小口資金

主に新型コロナウィルスによる影響を受けて、休業や失業状態になり緊急・一時的に生活費が必要な方へ向けた制度です。

  • 貸付上限額:月20万円以内
  • 償還期限:2年以内
  • 金利:無利息
総合支援資金

こちらも新型コロナウィルスによる影響を受けて、休業や失業状態になった方が対象です。一時的ではなく、生活再建までの一定期間の生活費が必要な方へ向けた制度です。

  • 貸付上限額:月20万円以内(二人以上世帯)、月15万円以内(単身世帯)
  • 償還期限:10年以内
  • 金利:無利息

参照:厚生労働省 生活福祉資金の特別貸付

教育一般貸付 (国の教育ローン)

子供の教員資金を低金利で借りたい方は、国の教育ローンを利用できます。取扱い先は政府系金融機関である日本政策金融公庫です。

なお、このローンは日本学生支援機構の奨学金と併用できます。

  • 貸付上限額:350万円(子供1人当たり)さらに一定の要件に該当すれば450万円(子供1人当たり)まで融資可能
  • 金利:年1.7%(固定金利)

参照:日本政策金融公庫 教育一般貸付

勤労者融資制度

勤労者の福利厚生諸制度のひとつとして、中小企業で働く従業員に各地方自治体が低金利で融資を行い、個人の生活、子育て、介護などを支援するものです。

各地方自治体で勤労者融資制度がありますが、今回は東京都の勤労者融資制度を例に紹介します。融資の取扱い窓口は中央労働金庫及び都内信用金庫になっています。

  • 貸付額:70万円~130万円(融資目的で異なる)
  • 金利:年1.5%~1.8%(同上)

参照:東京都 中小企業従業員生活資金融資制度

年金担保融資制度

年金担保融資制度とは、国民年金や厚生年金または労働者災害補償保険の年金を担保として融資を受けられる制度です。

保健、医療、介護福祉、住宅改修などこの制度を通じて借りたお金は、個人生活の各種目的に利用できます。ただし、この制度は令和4年3月末で申込受付終了予定となっています。

  • 貸付額:10万円~200万円の範囲内
  • 金利:年金担保貸付・年2.8%、労災年金担保貸付・年2.1%

参照:独立行政法人 福祉医療機構

まとめ|低金利でお金を借りる方法は豊富にある

お金を低金利で借りる方法について、カードローンを中心に、多方面から解説してきました。

低金利でお金を借りる方法は意外と豊富にあるとご理解いただけたかと思います。「低金利でお金を借りるなんてどうせ無理」と諦めていた方も、自分にあった方法にチャレンジしてみてください。

金利は1%違うだけでも、最終的に返さなければならない金額に大きな差異が生まれます。できるだけ低金利で資金調達できる方法を見つけて、積極的に活用しましょう。

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。