モビットのメリットとデメリットは?カードローンだがカードなしで借りられる!
モビットはカードを利用して融資を実施する従来の方法に加え、アプリを利用して借りられる方法も採用しています。
このアプリを使う方法であれば、カードを発行しなくても融資を受けられます。すぐに借りたいと考えている人には非常に助かる方法と言えるでしょう。
この記事では、モビットがどのような方法で融資をしているか説明します。また、モビットを利用するメリットとデメリットについて紹介します。
モビットの基本情報
融資限度額 | 1万円~800万円 |
---|---|
金利 | 3.0%~18.0% |
担保・保証人 | 不要 |
返済方法・返済期間 | 元利定額返済:60回(5年まで) モビットが許可した場合のみ106回まで可能 |
遅延損害金 | 20.0% |
融資対象者 | 個人事業主 年齢が20歳以上69歳以下 |
その他 | 用途は生計費か個人事業主の事業費 |
以上がモビットの基本情報です。
モビットはビジネスローンでサービスを提供しているのではなく、一般的なキャッシングを個人事業主の借入としても使えるようにしています。
その一方で、法人での借入はできないため、法人で借りたいと考えている人はモビット以外の会社を検討してください。
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借入限度額は最大800万円、金利は最低値で3.0%と比較的借り入れしやすい会社となっています。
また、年齢制限についても比較的猶予があるため、割と高齢になった個人事業主でも借りやすいでしょう。
さらに返済回数について、モビットが認めた場合に限り106回まで返済できる仕組みが用意されています。
どうしても5年間で返済できない場合は、モビット側に連絡を入れて、少しでも返済の猶予を得られるようにしましょう。
モビットを利用するまでの手順
モビットを利用する場合は、以下の手順を踏んで融資を受けます。
モビットへ申し込む
まずはモビットへ申し込みます。モビットへの申込方法は一般的なキャッシングと同じように、以下5つの方法が利用できます。
- パソコン
- スマホ
- 郵送
- 電話
- 自動契約機
パソコン・スマホの場合
この中で一番使いやすいのはパソコンとスマホです。この2つは端末こそ異なりますが、基本的に同じ方法で申込みが可能です。
また、パソコンとスマホであれば、申込時に時間がかからないことに加え、審査結果以外は担当者との連絡も取らなくていいメリットがあります。
加えて、パソコンとスマホの場合は、WEB完結と呼ばれる方法が使えます。WEB完結では、電話連絡を受ける必要がないメリットにより、電話連絡の手間が省かれます。
ただし対象となるのは、三井住友銀行か三菱UFJ銀行の口座を保有しており、引き落とし口座に指定できる人のみです。
郵送の場合
郵送の場合は、モビットの申込書類を扱っている三井住友銀行へ行かなければなりません。
ここで手に入る郵送用の書類へ記載して申し込みます。近くに三井住友銀行が存在しない場合は利用できません。
また、郵送の場合は時間がかかり、書類が到着するまで審査が行われません。
電話の場合
電話の場合は、申し込み専用のコールセンターへ連絡します。
コールセンターは9時半から21時までサービスを提供していますので、この時間内に連絡を入れれば申込の対応を行ってくれます。コールセンターの担当者に、1つ1つの情報を伝えて申込みをすべて完了させます。
自動契約機の場合
自動契約機は、モビットが用意した自動契約機、または三井住友銀行に置かれているローン契約機から申込みが可能です。
ローン契約機の場合は、SMBCモビットの申し込みをタッチして、必ずモビットへ申し込むようにしましょう。後は必要情報を入力すると申込みが完了します。
必要書類の送付
次に必要書類の送付を行います。
自動契約機と店頭窓口の場合はその場で、郵送の場合は書類と一緒に提出しなければなりません。
パソコンとスマホの場合は申し込み完了後に送付する画面が表示されますので、その指示に従って書類を送付してください。
ここで提出するのは以下の書類です。
- 本人確認書類
- 収入証明書
50万円以下の借入の場合、本人確認書類だけで申込みが完了しますが、50万円を超える借入を希望する場合は収入証明書が必要です。
個人事業主が融資を受ける場合、必要な金額が多くなる傾向にあるため、基本的には収入証明書を準備して対応したほうがいいでしょう。
審査を受ける
申込書と書類が提出された段階で審査が開始されます。審査では以下の項目を確認し、融資ができるか判断されます。
- 返済能力
- 過去の借入問題
- 多重債務状態
このような内容を確認し、問題がなければ審査を通過できます。上記の項目で求められる内容について、ここから詳しく解説します。
返済能力
返済能力は、現在の収入が借入をしたときに返済できるものか審査されます。借入金額に対して、返済できるほどの収入がないと判断された場合、審査に落とされてしまいます。
基本的にモビットのように消費者金融が提供するサービスは、年収の3分の1以下の借入額であれば審査を通過できます。
これは年収が借入額の3倍以上あれば、安定して返済できると判断されているためです。
また、総量規制の影響により、モビット側が貸せる金額が年収の3分の1以下に制限されている事情もあります。
過去の借入問題
過去の借入問題が確認できる場合は、審査に落とされてしまいます。
過去に消費者金融や銀行の融資などを利用している場合、返済遅延を1度でも起こしていると信用情報に記載されてしまいます。
信用情報に返済遅延の情報が残されている間は、どのような場合でも審査を通過できなくなります。
また、借金を整理して返済する手法、いわゆる債務整理についても審査落ちの対象となります。
債務整理を実施した場合も信用情報に記載され、確認できた場合は返済に問題があると判断されます。
多重債務状態
多重債務状態の場合、借りている会社によっては審査に落とされてしまいます。
1社程度であれば審査に影響はあまりないものの、3社以上から借りている場合、審査に落とされてしまいます。
年収の3分の1以下に借入が制限されていない可能性もあるため、返済の安定性などを考慮して審査に落とされやすくなるのです。
複数の会社から借りている人は、申し込んでも審査に落とされる可能性が高いため気を付けておきましょう。
契約・融資
審査を通過した場合、最後の契約と融資を行います。
モビットではWEB完結による契約を選んだ場合、カードの送付はありません。
スマホを利用して契約を完了するだけで、すぐに融資が受けられ便利です。この場合は振込による融資が行われ、2回目以降の融資を希望する場合はスマホアプリから手続きすることとなります。
一方で、カードを利用して借りることとなる場合、以下の方法で契約します。
- 自動契約機でカードを発行する
- 郵送でカードを送付する
自動契約機の場合は、その場で契約書を返送すればカードを発行して受けとれます。一方で、自動契約機やローン契約機が近くにない人は、郵送でカードを受け取る方法しか利用できません。
カードが郵送されたとき、同時にモビットの契約書が送付されています。この契約書を返送し、モビット側が確認すれば契約は完了です。
契約が確認できた時点でカードが利用可能となり、コンビニや銀行ATMで融資を受けられるようになります。
WEB完結を使う場合は、30分程度もあれば融資を受けられます。
ローン契約機などを利用できる場合は1時間程度でカードを発行できますが、カードを郵送する方法だと数日ほど借りるまでに時間がかかるため注意が必要です。
モビットのメリット
モビットを利用するメリットは以下の通りです。
- 即日融資が期待できる
- WEB完結でカードを受け取らなくていい
- スマホアプリで融資ができる
特にスマホアプリで借りられるという部分は、他社ではなかなか実現していないメリットです。
ここからは、モビットのメリットについて詳しく説明します。
即日融資が期待できる
モビットは即日融資が受けやすくなっています。
WEB完結を利用する場合はほぼ即日での融資が受けられ、カードを発行する方法でも自動契約機やローン契約機が近くにあれば、その場でカードを発行して融資を受けることが可能です。
また、審査完了後に振込みを希望して融資を受ける方法もあります。
どうしてもすぐにお金を借りなければならない場合は、即日融資を受けやすいモビットを使うといいでしょう。
WEB完結でカードを受け取らなくていい
WEB完結を利用するとカードを受け取らなくても借入できるのが、モビットが持つ最大のメリットです。
WEB完結ではカードを発行するのではなく、ネット上で契約して融資を受ける方法となります。
この手法では、カードを送付される必要もなく、電話連絡も一切ありません。モビットから何も送られてこないのは安心できる要素となります。
スマホアプリで融資ができる
モビットはスマホアプリでも融資ができる会社です。
専用のアプリを利用するだけで、振込による融資が簡単に受けられます。
また、セブン銀行のATMを利用すると、アプリで借入額を決め、ATMで必要な手続きを行うと借りられます。カードを持たなくても融資が簡単にできる機能は大きなメリットです。
加えて、振込による融資になるため、自由に引き出しが可能となります。利便性の高さは大きなメリットです。
モビットのデメリット
モビットにはメリットもありますが、デメリットもあります。
- 法人は利用できない
- 自動契約機が少ない
法人が使えない点はデメリットと言えるでしょう。
ここからは、プロミスのデメリットについて詳しく説明します。
法人は利用できない
モビットは法人の利用を禁じており、個人事業主に限定しています。
他社では法人でも利用できる判断をしていますが、モビットは認めていないので注意してください。他社の判断との比較は以下の通りとなります。
モビット | 個人事業主のみ |
---|---|
アイフルビジネスファイナンス(旧ビジネクスト) | 個人と法人の両方を認めている |
プロミス | 個人であれば法人化しても可能 |
アイフル | 個人と法人の両方を認めている |
キャレント | 法人のみ認めている |
このように、モビット以外の会社は法人でも借りられる可能性があります。
プロミスは例外的な措置として、法人の中でも個人的に借りられる状況を作れば融資を受けられる程度ですが、それ以外の会社は法人でも融資ができる環境を整えています。
モビットは法人では利用できないため、企業として借りたいと考えている人には向いていません。この場合は他社で借りることを想定したほうがいいでしょう。
自動契約機が少ない
モビットは自動契約機があまり置かれていないため、外出先で申込みから契約を実施するのが難しくなっています。
自動契約機の少ない状態は、三井住友銀行のローン契約機で申し込めるようになって解消されつつあります。しかし、三井住友銀行が近くになければ自動契約機が近くにない状態と同じのため、パソコンやスマホを利用して契約することとなるでしょう。
まとめ
モビットはWEB完結という、短時間かつ手間のかからない方法で契約できる点が魅力的です。
また、カードを発行しなくても融資を受けられる方法もあり、アプリを使えばすぐに借りられます。短時間で融資を受けたい個人事業主は、モビットを検討してみてください。
モビットは審査時間も早く、審査基準も決して厳しい会社ではありません。返済能力がしっかり備わっていれば、審査を通過して事業に使える融資を受けられるでしょう。
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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。