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GMOのファクタリングサービスの種類は?GMOペイメントゲートウェイとGMOイプシロン特徴

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売掛債権の早期資金化に役立つファクタリング。中でもGMOのファクタリングは、一部上場企業という安心感から実績を増やしている、ファクタリングサービスのひとつです。今回は、GMOインターネットグループで行われているファクタリングサービスの種類や特徴についてご紹介します。

 

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GMOインターネットグループが展開するファクタリングサービス

IT大手企業として知られるGMOインターネットグループは、幅広い事業展開を行う中で、ファクタリングサービスにも参入しています。GMOインターネットグループでファクタリングサービスを行っているのは、GMOペイメントゲートウェイ株式会社と、GMOイプシロン株式会社です。

GMOペイメントゲートウェイ株式会社のファクタリングサービス

GMOペイメントゲートウェイ株式会社の主力事業は決済代行サービスですが、「GMO BtoB早払い」というファクタリングサービスを提供しています。「GMO BtoB早払い」は、通常のファクタリングと同様に自社が保有する売掛債権を、GMOペイメントゲートウェイに譲渡することで、早期資金化が可能となるサービスです。

前述したとおり、GMOペイメントゲートウェイは決済代行サービスを主軸とした事業を行っています。したがって、ファクタリング事業を単体で展開しているわけでなく、国内EC決済や海外取引などのサービスに加え、プラスアルファで資金面をサポートするためのファクタリングサービス提供という位置づけになります。

とはいえ、GMOペイメントゲートウェイは決済サービス事業を行う企業の中では大手であり、東証一部上場企業でもあります。一部上場企業が行うサービスという点において、利用する際には安心感にもつながるでしょう。

実際、GMOペイメントゲートウェイは、決済代行サービスを利用する既存顧客を中心に、大企業からのファクタリング需要が高い状況です。利用者の例としては、ネットショップを運営するオンライン事業者や官公庁、定期購入など月額料金の課金を行うストックビジネスなどがあります。

また、信頼度の高さには、GMOペイメントゲートウェイが情報漏洩や不正利用対策などセキュリティ対策にも力を入れていることが影響していると考えられます。

会社名 GMOペイメントゲートウェイ株式会社
代表者 代表取締役社長 相浦 一成
所在地 東京都渋谷区道玄坂1-14-6 ヒューマックス渋谷ビル(受付7階)
拠点 東京、大阪、九州
資本金 連結資本金47億12百万円
電話番号(代表) 03-3464-2740
ホームページ https://corp.gmo-pg.com/
設立年月日 平成7年3月
取扱サービス 総合的な決済関連サービス及び、GMO BtoB早払いを含む金融関連サービス
対応スピード 3~5営業日
営業時間 WEBからの問い合わせは24時間対応
手数料 スポットプラン3%~、継続プラン2%~
個人に対応しているか 不可

GMOペイメントゲートウェイのファクタリングの特徴

GMOペイメントゲートウェイのファクタリングは、3社間の取引となります。ファクタリングのプランは、スポットプランと2回以上の利用を対象とした継続プランとの2種類があります。それぞれのプランの特徴は下記の表の通りです。

<GMOペイメントゲートウェイのファクタリングプラン>

スポットプラン 手数料 3%〜
債権買取可能額 300万円から1億円
(支払期日が180日以内の債権が対象)
 買取社数 3社〜
審査から入金までの期間 最短3〜5営業日
継続プラン
(2回以上)
 手数料 2%〜
債権買取可能額  100万円から1億円
(支払期日が180日以内の債権が対象)
 買取社数  5社〜
 審査から入金までの期間  最短3〜5営業日

GMO BtoB早払いサービスは、ホームページの問い合わせページから、入力フォームに売掛金の詳細を入力し、審査を依頼することができます。

審査結果では、買取可能額や手数料などの条件が提示されます。提示された内容に同意する場合は申込書を提出し、保有債券をGMOペイメントゲートウェイ側に譲渡します。債権を譲渡すると、GMOペイメントゲートウェイから入金される仕組みになっています。

GMOペイメントゲートウェイのファクタリングを利用するメリット

GMOペイメントケートウェイのファクタリングサービスの魅力は、東証一部上場のIT大手企業という安心感です。GMOインターネットグループ自体が証券会社や動画配信、仮想通貨など、さまざまな分野で実績があることも信頼度の高さにつながっているでしょう。

また、万が一譲渡した売掛債権が取引先の都合で未払いになっても、GMOペイメントゲートウェイが代金の回収を行ってくれるので、未回収のリスクを減らせます。

サービス自体も、大手ファクタリング業者の中では比較的手続き方法がシンプルで分かりやすいです。銀行融資ではないので、資金繰り表や事業計画書の提出は不要ですし、保証人や担保もいりません。

3社間ファクタリングは入金までに時間がかかることもありますが、GMOペイメントゲートウェイの場合、審査から入金までの期間も3~5営業日とスピーディです。

手数料もスポットプランで3%、継続プランなら2%と、金融機関や大手企業系のファクタリングの中では最安水準となっています。質の高いサービスが提供されているからこそ、顧客満足度も高いと考えられます。

GMOペイメントゲートウェイのファクタリングを利用する際の注意点

GMOペイメントゲートウェイのファクタリングサービスは、大企業系ファクタリングの中では柔軟な対応が魅力です。しかし、ファクタリング専門業者に比べると、柔軟性と利便性は劣る面があります。

例えば、買取対象となる債権は、支払い期日が180日以内と決められているため、一部の建設業債権は利用できない可能性があります。

また、GMOペイメントゲートウェイ自体が、規模の大きな法人向けのサービスを提供しているので、個人事業主や小規模業者で利用できないことも多いです。さらに、条件を満たす場合でも、赤字決算など与信に問題がある場合は、売掛債権の額面や買取債権の数が多くても利用できない可能性があります。

その他、GMOペイメントゲートウェイのファクタリングは3社間取引なので、ファクタリングをするには取引先の了承が必要です。売掛債権の買い取り後、ファクタリング会社側は取引先から売掛債権の回収を行うためです。

GMOイプシロン株式会社のファクタリングサービス

GMOイプシロン株式会社はEC事業者向けの決済代行サービスや配送サービスを提供する企業であり、「売掛金早払いサービス」というファクタリングサービスを行っています。また、GMOイプシロンもGMOインターネットグループであり、さらにGMOペイメントゲートウェイ株式会社の連結子会社でもあります。

会社名 GMOイプシロン株式会社
代表者 代表取締役社長 新井 悠介
所在地 東京都渋谷区渋谷2丁目12番19号 東建インターナショナルビル本館 7階
拠点 東京
資本金 1億3百万円
電話番号(代表) 03-6415-6755
ホームページ https://www.epsilon.jp/
設立年月日 2002年9月26日
取扱サービス オンライン販売の決済代行、代金回収代行及び、売掛金早払いサービス含むなどそれらに付帯する業務
対応スピード 最短2営業日
営業時間 WEBから24時間時間対応、
03-3464-6211(受付時間:9:30~18:00)
手数料 1.9~6.9%
個人に対応しているか 不可

GMOイプシロンが行うファクタリングサービスの特徴

GMOイプシロンの「売掛金早払いサービス」は、スピーディで正確な審査が特徴です。取引可能額は15~1,000万円で、全国対応となっています。

<GMOイプシロンのファクタリングサービスのポイント>

  • 手数料:1.9~6.9%
  • 債権買取可能額:15~1,000万円
  • 審査から入金までの期間:最短2営業日

ファクタリングの申し込みはWEBから可能で、必要な情報を入力し、書類を提出するだけでOKです。その後、買取可能額や手数料などの審査結果が知らされます。希望に見合わなければこの時点でキャンセルすることもできます。

問題がなければ、売掛先との取引後、確定した請求書をGMOイプシロンへ提出します。請求書の内容が申し込み内容と同じであれば、GMOイプシロンから買い取り代金が振り込まれます。

GMOイプシロンのファクタリングを利用するメリット

GMOイプシロンのファクタリングは面談不要で、申し込みから資金化までWEB上で完了できるのが魅力です。さらに、最短24時間以内の審査完了、申し込みから入金までの期間も最短2営業日とスピーディです。手数料も1.9~6.9%とリーズナブルですし、急な資金需要にも、素早い対応で早期資金化が期待できるでしょう。

GMOイプシロンのファクタリングでは、業種指定もありません。審査基準も業界の特性に合わせて行われるため、審査も柔軟性があると考えられます。審査の結果、もし条件が希望に合わない場合は、キャンセルもできるので安心です。

また、GMOイプシロンの場合、2社間取引なので、取引先にファクタリングのことを知られず行えるのもメリットです。東証一部上場企業であるGMOインターネットグループの一員でもあるので、個人情報保護やセキュリティ対策の面でも安心して取引が行えるでしょう。

GMOイプシロンのファクタリングを利用するときの注意点

GMOイプシロンのファクタリングサービスは全国対応ですが、個人事業主は利用できないので注意が必要です。ただ、GMOイプシロンは、GMOグループが提供する決済サービスの中でも、中小企業向けのサービスに力を入れています。法人であれば、会社の規模を問わずファクタリングが利用できるでしょう。

また、2社間取引の場合、取引先にファクタリングを依頼したことを知られずに済みますが、3社間取引に比べ手数料は高くなる可能性があります。

まとめ

大手IT企業であるGMOインターネットグループのファクタリングサービスは、GMOペイメントゲートウェイ株式会社やGMOイプシロン株式会社で利用できます。それぞれに共通する強みは、東証一部上場企業のグループ企業ということで、信頼度が高く安心して利用できるところです。

また、どちらのファクタリングサービスも、申し込みがWEB上から簡単にできるのもメリットといえるでしょう。さらにGMOイプシロンのファクタリングサービスは、2社間取引なので申し込みから審査、入金までWEB上で完了できます。条件が希望に合わなければキャンセルできるという点も安心です。

一方、GMOペイメントゲートウェイのファクタリングサービスは3社間なので、取引先に了承を得る必要はあります。ですが手数料が低いのは魅力的です。官公庁をはじめ大手企業が利用することが多いという面も、大手IT企業グループならではの強みといえるでしょう。

GMOペイメントゲートウェイ、GMOイプシロンはそれぞれ、決済代行サービスを主軸とした事業を行っており、ファクタリングは提供するサービスのひとつです。決済サービス事業の大手だからこそ、プライバシーやセキュリティ面の信頼性も高いと考えられます。資金繰りに悩み、急ぎで資金が必要な際は、一度GMOペイメントゲートウェイやGMOイプシロンのファクタリングサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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※記事の掲載内容は執筆当時のものです。